土曜日に開催される上海でのフレンドリーマッチ、そして来月にはコミュニティ・シールド(EPLの優勝クラブとFAカップの優勝クラブが天下一を決める大会)とアーセナルとの連戦が待つチェルシー。FAカップ決勝の相手もチェルシーだっただけに、若干食傷気味というファンも多いかもしれない。食中毒だけに。
さてそんな青油の優勝の立役者こと、ワールドベストDMのエンゴロ・カンテのインタビュー。今後対戦を控えるアーセナルについても語っている。
Chelsea want to go one better than Man United next season
カンテ:フットボールってこんなものだよね。どんな試合のあとも次はもっとうまく、次はもっとうまくって思う。シーズンも同じだね。昨シーズンのあともこんなふうに始める必要があった。もっとよくなろうとね。
ぼくらは一丸となっていいシーズンにしようと思っていたよ。チェルシーのようなクラブでいいシーズンというのはタイトルを獲るということになるけど。だからがんばったよ。勝って勝って勝って。ぼくらはすべてに貪欲なんだ。
いいチームに対しても戦いを挑むよ。だから大変なときもある。でも戦うからには勝つつもりでがんばるんだ。
カンテ:(移籍マーケットについて)ほかのクラブがどんなふうに動いているか見てるよ。昨シーズンからだいぶ事情が変わってきたね。
どのクラブがトップ6に入るかと言うことは容易い。プレミアリーグでは何でも起こりうる。タイトルに向けてトップ6のいい戦いになるだろう。
昨シーズンが悪いシーズンだったとはいえないね。(EPLとFAカップの)ダブルを獲れていたらもっとよかったとも思っているけど。いずれにせよぼくらにとってはいいシーズンだったよ。最高ではないにせよね。もっとよくできたはずだから。でもまあ、概ねいいシーズンだった。
アーセナルはよくやったよ。ぼくらよりよかったし勝利に値した。勝つにふさわしいチームだったよ。
FAカップ決勝については終わったことさ。土曜日(上海でのプレシーズンマッチ)はただのフレンドリーマッチだし、自分たちの調整が重要だ。
シーズンの本当の始まりはコミュニティ・シールド(8/6)からかな。
でも土曜の試合はフレンドリーマッチとはいえ真剣に臨む必要があるよ。シーズン最初の試合であるコミュニティ・シールドへの準備になるしね。
カンテ:(ラカゼットに関して)ナショナルチームの仲間だし、フランスリーグでやってきたことなんかも含めて、彼のことは知っているよ。彼はとてもいい選手だよ。
リーグアンで数シーズンにわたり20ゴール以上得点している。彼はいい選手だし、アーセナルにとってはいい補強になったね。
彼は天性のストライカーだね。ボールを持てばクレバーだし、フィニッシュの才能がある。アーセナルはいい選手を獲ったよ。
カンテ:ぼくはつねに成長できる。チームを助けるためにもっと得点とアシストができればいいかな。
ときどき得点してチームに貢献する、ラストパスを出したり、チャンスメイクしたり。ぼくにはそういうプレイがもっとできるように思うんだ。
カンテってさあ……
いいやつだよね。絶対。謙虚だし、真面目だし。夜更かしとかしなさそうだし。成功してもしょぼい車に乗り続けているなんていうゴシップもあったな。それが美談なのか微妙だが。
まさにプロサッカー選手の鑑。高校サッカー部の監督がカンテについて子どもたちに力説していそうである。顔もかわいいし小林幸子小柳ルミ子に愛されるのも納得。
さて来季カンテはアシストやゴールなどでチームに貢献するつもりであるとのこと。これ以上スーパーになってどうするんだカンテよ。
By @cfcunofficial (Chelsea Debs) London – Chelsea 3 Arsenal 1, CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=55923519