ワールドカップの3位決定戦とまったく同じ日時(日本時間7/14土曜23:00)で、アーセナル・プリシーズン最初の試合が行われる。
相手のボーレムウッドFCはナショナル・リーグに所属しているチームで、ウキペによるとナショナル・リーグというのは英国トップ4ディヴィジョンのさらに下ということで、プロとセミプロの選手が混在しているリーグだそうな。
試合が行われるミードゥパークはロンドンコルニーから車で20分というご近所。
テストマッチというよりは、調整を兼ねて近所の大学生に相手してもらうみたいなそんなノリと思われる。
だからって楽しみじゃないなんてことは全然ないのは、この試合がエメリのアーセナルでの初試合だからである。
見せてもらおうじゃないかタクティシャンのモダン・フットボールというやつを。
レギュラー+若手か。スクオッドについて
この試合、練習試合みたいなものながら、ソクラティスやレノ、ゲンドゥージといった新メンバーに、オバメヤン、ミキタリアン、ラカゼットにラムジーと、すでにトレーニングを開始しているレギュラー格が揃って出てくることが期待されており、それも当然楽しみだが、もっと楽しみなのは若手だろう。
プレシーズンマッチでは、われわれが普段なかなか見ることができない若手選手をたくさん見ることができるのが恒例で、昨年はリース・ネルソンがプリシーズンの活躍で一躍名を挙げたことは記憶に新しい。
ネルソンは今季ステップアップしてもらいたいのだけれど、その前に早く契約更新しないとなあ。
トレーニングに帯同している若手と呼ばれなかった若手
今年のプリシーズンでシニアプレイヤーとともにトレイニングするためコルニーに呼ばれているユースプレイヤーは、
- エミル・スミス・ロウ
- ジョルディ・オセイ・トゥトゥ
- リース・ネルソン
- ジョー・ウィロック
- エディ・エンケティア
- マット・メイシー
の6人。彼らにはこの試合でも出場のチャンスがある。
ぼくは個人的にスミス・ロウがプレイするところを見てみたい。以前にこのブログでも取り上げたことがあるので、未読のかたはお目通しあれ。
そして、今回コルニーに呼ばれなかったユースたちも気になるところだ。
- クリスチャン・ビエリク
- コーエン・ブラモール
- ベン・シーフ
- ステフィ・マヴィディディ
- ジュリオ・プレゲゼーロ
彼らは、U23レベルでトレイニングに励んでいるということ。あれだな。フレディ組だ。
なかでもビエリクやマヴィディディは今夏かぎりで放出の噂もあり、われわれが慣れ親しんだ名前としては寂しさを感じずにはいられない。
あとブラモールどうすんだ。ついこの前までシンデレラボーイだったのに。
ローンバック組
また興味深いのは、ローンから戻っている選手たちだ。なかには放出対象といわれる選手もいるし、マネージャーが代わったことでアーセナルでキャリアを続けようという選手もいる。
- ルーカス・ペレス
- ジェフ・レイヌ・アデレイド
- チュバ・アクポン
- カール・ジェンキンソン
- エミ・マルティネス
一番の注目はもちろんルーカス・ペレスで彼はエメリのプランに入っているとも、入っていないともいわれていて今のところよくわからない。が、本人はアーセナルでやる気マンマンであると報じられている。17/18シーズンはメッシの次にチャンスクリエイトしたとのことで、スペインで結果を残したといえるペレス。プリシーズンでどのような動きを見せるか楽しみ。
アクポン、ジェンコ、エミマルは残念ながら3人とも放出の可能性がある。
アーセナルは今夏、複数の補強ですでにいまのスコッドが過剰になっており、何人か放出されるのは間違いなく、彼らがまっさきにその対象になるかもしれない。
ジェフ・レイヌ・アデレイドについては、このブログでは何度か言及しているように個人的に注目しているひとり。ネクスト・ディアビ、ネクスト・ジャックの系譜を継ぐのは彼しかいない(継いでほしくない)。
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ウナイの初陣です。見逃せないゾ☆