世界中のフットボールファンがワールドカップの3位決定戦に見入っていたとき、おれたちアーセナルファンだけは半分素人相手の練習試合にかぶりついていたっていう。。
どうも、ストリーミングの障害があったみたいでうまく見れなかった人たちが怒り狂っていた。
うちはハーフタイムのコメンタリのところでエラーが出たけどリロードですぐに治った。みなさまはどうでしたかね。
さて。ボーレムウッドとの試合自体は8点取って大勝ということで、新しい選手やユースの選手たちが動くところも見られたし、練習試合とはいえぼくらにとってはなかなか楽しい試合だったんじゃないだろうか。
ちなみに選手たちは試合後、休みもそこそこにすぐコルニーに戻ってトレイニングを続けたらしい。。エメリ軍曹?
Arsenal won’t be spending much time resting after that game; they headed straight back to Colney for another training session.
— Mattias Karén (@MattiasKaren) 2018年7月14日
フォーメーションを確認してみよう
小さなスタジアムでカメラ位置も低かったから、ポジションはちょっとわかりにくかった。しかしまあだいたいこんな感じであろう。
1stハーフ
4-2-3-1
GK チェフ
DF オセイ・チュチュ、ソクラティス、マヴロパノス、ベレリン
CMF メイトランド・ナイルズ、ウィロック
AMF オバメヤン、スミス・ロウ、ネルソン
FW ラカゼット
前半の見どころはもちろんオバメヤンのハットトリック。たったの16分で。ファンが選ぶMOTMもダントツで彼であった。
ソクラティスもファンの前に初お目見えだったが、攻められるシーンもほとんどなく、残念ながらディフェンスでの見せ場はなかった。
もしマヴロパノスがエメリの信頼を勝ち取ったりすると、このふたりのギリシャ人がまるでアーセナル版のゴディンとヒメネスみたいになったりするのかも。ギリシャの壁。
さて、そして、多くのファンの目を惹いたのはCAMでいきなり登場したエミル・スミス・ロウだろう。17才。ブロンドの子どもみたいなやつである。
両足が使えてパスがうまく機動力もあるということで、某フォーラムではケヴィン・デ・ブライネを想起するファンが多数。本人がKDBに憧れてるとコメントしているくらいなので、彼も意識してプレイをしている可能性はある。
それと、LBでスタートから使われたジョルディ・オセイ・チュチュ。彼は昨シーズン何度かRBでプレイしていたので、トレイニングマッチでわざと左でプレイさせたのだろうか。
さっそくメトロが彼について「オセイ・チュチュって誰だよ」という記事をアップしていた。
Who is Arsenal youngster Jordi Osei-Tutu selected for Unai Emery’s first game against Boreham Wood
彼も未来のスター候補のひとり。今シーズンもELなんかのカップ戦でプレイするところはきっと見られるだろう。
前半は交代なし。
2ndハーフ
4-2-3-1
GK マルティネス
DF コラシナツ、ホールディング、ムスタフィ、ジェンキンソン
CMF ラムジー、チェインバース
AMF ミキタリアン、レイネ・アデレイド、ルーカス・ペレス
FW エンケティア
エメリは前半から11人全員を変えてきた。JRAとラムジーのポジションが逆だったかもしれない。
ラムジーがキャプテンマークをつけていた。
💪 @aaronramsey pic.twitter.com/Qh6nMnm576
— Arsenal FC (@Arsenal) 2018年7月14日
少し話題になっていたのが、チェンバースのMF起用。もしかしたら、エメリは彼をDMにコンバートする気があるのか?と思ったが、これってよく考えるとなるべく選手全員を使おうとした結果、CBが多すぎるためやむを得ず一個前のポジションで使っただけかもしれない。
しかし、エメリは当然CBにもボール扱いを求めるコーチだから、MF的ボールさばきを身につけさせるためにDFを一個前で使うというのはいいアイディアではある。
もっとも、そのポジションはトレイラもゲンドゥージも獲得して、いまでは決して層の薄いエリアではない。よほどのことがない限り本番でチェンバースをDMで使うようなことはないだろう。
本人自身はMF起用にご満悦の様子だった。ハーフタイムのインタビューで答えた。
チェンバース:監督に今日MFでプレイするっていわれてハイって答えたんだけど、まるで新しいポジションだからなあ。まあでもだんだん楽しくなってきちゃって。今日はよかった。どっちにしろ練習が必要だね。あのポジションで試合で快適にプレイするにはたくさん練習しないと。アッハッハ
ゲンドゥージ(コメンタリがグエンドゥージって発音してた……)は、ミドルシュートをぶち込んだJRAと交代で出場。まずまずの動きを見せていた。
アーセナルにはこれまでああいうケニーG的というかダヴィド・ルイス的な風貌の選手はいなかったから(いたっけ?)、ピッチ上にイヴァン・カンポがいるみたいでおもしろかった。
出場しなかった選手
ベルント・レノがベンチにも入っていなかった。理由は不明?
それと、ほぼ全員が出場するなかで、ベンチを温め続けてしまった漢が約2名。
チュバ・アクポンとマット・メイシー。
とあるファンが目撃したところによると、アクポンはほかの選手たちと離れ、ベンチでひとりぽつねんと佇んでいたという。かわいそうに。
エメリも人が悪い。この試合でいくらでも交代出場させるタイミングはあったし、呼んでおいて(フィールドプレイヤーでは)ひとりだけ使わないとか意地悪じゃないか。使う気がないなら最初から呼ばなければいいのだから。
放出するにせよ、こういう扱いはちょっとどうかと思う。
以上。
エメリに特徴的な戦術についてはぼくにはちょっとよくわからなかった。DMが落ちて3CBってやってたかな? ラムジーのポジションがわりと低い位置をキープしてたのは気がついたけど。
もしこの試合で、あれが気になったーなんてのがあったら、コメントください。
ざっくり見た感想ですけど、中盤は逆三角形チックな感じ?
前半はウィロック、後半はチャンバースがその役割になってて、ビルドアップでは3CBっていうよりも、インサイドハーフの人たちがかなり助けにくる感じを目指してるのかな?と
なんでエジルは確実にインサイドハーフがお似合いで、ラムジーと組む感じかなあ~と。
あとは昨季からフィーチャーされてた面子(ネルソン、エンケティア、ウィロック)より、スミス・ロウ、アデレードが目を惹きました~
守備陣はよくわかんなかった
こんばんはー。
> 中盤は逆三角形
なるほど。
4-3-2-1で真ん中の3が逆三角だと4-1-4-1に近づきますね。
エメリは本番で中盤ダイヤモンドの4-4-2とか、シティっぽい4-1-4-1をやる可能性があるってことなのかな。
強力なDMがひとりいるとやりたくなるフォーメーション。