アーセナルが大好きなFAカップが今年も始まる。
アーセナルはこの5年で3回、通算では13回優勝しているというFAカップマスター。
コンペティションとしては今回がサードラウンドということで、今回PLクラブが参加する以前にすでに予選は進んでいる状態だ。
アーセナルの今回の相手はブラックプール。今季はカラバオカップですでに対戦しているチームである。
リーグ1(イングランド3部)チームに負けるわけにはいかない。
予想ファースト11
当ブログの予想スターティング。
4-2-3-1
ラカゼット
オバメヤン、ラムジー、イウォビ
ゲンドゥージ、ジャカ
コラシナツ、コシエルニ、ソクラティス、AMN
チェフ
つぎの試合まで約1週間あると考えると、選手の温存はないでしょうな。
変えるとすれば、トレイラとレノをそれぞれゲンドゥージとチェフに。RBのリヒトシュタイナーはあまりいいところがないのでAMNで。
それと、ラカゼットかオバメヤンのどちらかは使わないのかもしれない。オバメヤンかな。ここで絶好調のストライカーにけがをされてもつまらない。
けが人情報
公式Team Newsより。
ダウトがエジル、ムスタフィ、モンレアル、ベレリン。一応試合前にチェック。
マヴロパノスは復帰、ESRは2週間以内に復帰。
ミキタリアン、ホールディング、ウェルベックはアウト。
ボスのみことば
試合前のプレスカンファレンスより。
(ブラックプール戦で期待すること……)
エメリ:グッドアフタヌーン。FAカップはわたしたちが取り組む新しいコンペティションだ。歴史的にわたしたちにとってはとても重要だった。アーセナルはこのコンペティションを13回勝っているチームで、ほかのどのクラブより多い。これはタイトルで、なにか重要なことをやる可能性がある。
初戦はブラックプールだ。彼らのことはすでに戦っているので知っているし、リスペクトしている。全員がこの試合をリスペクトして準備している。コンペティションにもだ。タイトルへのひとつの道だ。このやり方でサポーターたちとともにポジティヴな結果を得たい。
(ブラックプールではどんなチームで……)
今朝トレイニングして明日は試合前の最後のトレイニングだ。明日誰を使うかわかるだろう。しかしこのコンペティションをリスペクトした選手たちになる。競争力のある選手たちを連れていきたい。試合出場機会の少ない選手をプレイさせるかもしれないし、あるいは若い選手も、しかしビッグパフォーマンスを出すことをまず考えている。それが出発点だ。
(FAカップを知ったのはいつごろでしょう……)
どのイングリッシュチームにとってもとても重要だということは知っているよ。多くのチームにとってチャンスがある違うコンペティションだし。
わたしがここに来て最初に考えたのはすべてのタイトルについてだ。アーセナルは歴史的にこのコンペティションでベストチームだ。20回ファイナルまで行っていて13回勝っている。このコンペティションとサポーターへのリスペクトはわたしがすぐに気づいたものだよ。
なにか重要なことを成し遂げたいし、いい機会でもある。とても難しいだろうが、このコンペティションが土曜から始まることにワクワクしている。
(子どもの頃ファイナルをTVで観たりは……)
たいていはどのコンペティションも観ているよ。どの試合だったかは正確には思い出せないが、このコンペティションがアーセナルにとってかなり重要だということはわかっている。
(これまでブラックプールを訪ねたことは……)
ない。リヴァプールから90km離れていて、PLでプレイしていたこともあるのは知っている。
(ブラックプールのファンがオーナーとモメていて、普通じゃない空気になるかもです……)
カラバオカップでここで彼らと戦ったとき、このクラブの歴史を知った。彼らはいま最高のときを過ごしているわけではないね。しかしここでプレイした彼らはとても競争力があり、たくさん難しい場面をつくられた。わたしはどのチームもリスペクトするし、彼らはいいときではないことも知っている。しかし彼らにとってはサポーターにアーセナル相手にいいプレイを見せる機会であり、重要なときだ。リスペクトするよ。
(リヴァプールとマンシティについてどうなると思うか、どちらに勝ってほしいか……)
現時点では彼らがPLのふたつのベストチームだ。あとトテナムもいるね。すべてのフットボールファンにとってのビッグマッチだ。わたしもフットボールファンみたいに観るつもりだよ。学びもあるし、ふたつのチームについての情報も得られる。戦術でも個人でも。グレイトなフットボールマッチになるだろうね。
(シティが今晩勝つとアーセナルの助けになるか……)
わたしたちができるのは自分たちのやり方で反応することだけだ。われわれはいまトップ4にはいないし、チェルシーには3ポインツ差がある。リヴァプールやマンシティは遠くにいる。トテナムもそうかな。しかしわれわれには彼らに近づいていこうというモチヴェイションが必要だ。リヴァプールとわれわれのポインツ差は大きいけどね。
(ブラックプールには全力のチームで行くか……)
競争力のあるチームで行くつもりだ。プライオリティはいつも次の試合。そしてブラックプールだ。競争力のある選手たちをプレイさせる。何人かの若い選手をミックスさせる必要があったとしても、それはチームとして強力になるからだ。
(ケイラー・ナヴァスとリンクされた報道があります……)
真実ではないね。
(興味はある……)
わからない。わたしたちはひとりのGKについて話すことはないよ。なぜなら実際のところわれわれはいまいる3人のGKにとても満足しているからだよ。ケイラー・ナヴァスについて話すことは何もない。
(ラムジーとユヴェントスの件……)
さあね。彼には毎日トレイニングに集中してほしいし、つぎの試合のことを考えてほしい。わたしは彼を見ているがいまとても集中しているよ。火曜には15分プレイして得点した。いいパフォーマンスもあった。それが彼にしてほしいことだし、彼は彼で自分の未来を見る必要があるだろう。シーズン終了後に彼は別のチームに行くことができる。
(エジルのクラブでの将来……)
わたしは彼がプレイできるようになるのを待っているだけだ。
(チームニュース……)
今朝ディノス・マヴロパノスがこの5ヶ月で初めてトレイニングを始めた。いいニュースだ。エミル・スミス・ロウも今朝トレイニングしている。まだ準備ができていないのはムスタフィで、いま小さなけがの回復のためひとりで取り組みを続けている。ベレリンとナチョ・モンレアル、ミキタリアンとメストは今朝トレイニングしていない。明日は(試合前の)最終日だが土曜に誰を使うかは明日まで待つことになるだろう。
(エジルが入る可能性……)
今朝の時点でまだ彼はトレイニングできていない。
(ホールディングとウェルベック……)
彼らの経過はいい。しかし長いけがだ。ドクターと取り組んでいるよ。
この会見でわかったことは、ケイラー・ナヴァスの件はガセ、ラムジーはシーズン終了までアーセナルにいる(冬の移籍はない)、そしてエジルはこの試合に出ない。
ちなみにナヴァスがRMのファンに向けてさよならを告げたのはほんとうなので(インスタ)、この冬にアーセナルではない別のチームに行くのだろう。
エメリ「チェフの素晴らしい姿勢」
選手たちについても質問が飛んだ。
(ラカゼットと会話……)
エメリ:彼とはこの2週間で2度個人的に話しているよ。試合で彼にどう動いてもらいたいかみたいなことだけど。わたしは彼にはとても満足しているんだ。得点でチームを助けてくれるからね。
それはチームが戦術的なバランスをどう取るか、選手同士のコンビネイションをどうできるかということだ。オーバとラカはともにプレイできるし、ときにはバランスが必要で、ときにはストライカーでもありまた別のときはオーバは右か左になる。
しかしわたしにとって一番重要なことは、彼らのチーム戦術へのコミットメントだ。わたしにとって一番重要なのはラカゼットの取り組みであり、彼のゴールであり、ときにプレイする時間は多かったり少なかったりする。
(チェフはブラックプールでプレイする……)
まだ今日は決めていない。明日決めることになるが、違うGKにチャンスを与えたいしかれはファーストオプションだ。
(アーセナルでのチェフの将来は……)
いまはわからない。それはクラブと選手に対する質問で必要に応じた対処されるだろう。しかし彼がシーズン最初にプレイしていたとき彼はとてもよくやっていた。とてもいい振る舞い、コミットメントとパフォーマンスがあった。
彼がけがをしてしまいレノがプレイし始めた。ビッグパフォーマンスでベンチからポジションを奪ったんだ。
いずれにせよ彼には満足しているよ。どんな状況でも選手とは話す。彼にはトレイニングでも試合でも同じ集中をしてほしい。彼は土曜にプレイするとなれば、パフォーマンスを出してほしい、そして彼とクラブにとって何が一番よいのか決めることになるだろう。
(サブを受け入れるのは辛い……)
彼のわれわれの決断に対してのリスペクトはとても大きい。ほかのGKに対してもだ。新しい状況になっても彼のコミットメントは変わらなかったよ。そういうリスペクトがお互いにあることにわたしはハッピーだ。
ペトル・チェフはとても大きな経験がありとてもいいパフォーマンスを続けている。重要なことはどんな状況でも選手たちがその取り組みを続けていけることだ。
(スミス・ロウがローンに出る……)
夏には引き合いがあったが、いまはもうわれわれのほうがそれに興味がない。
(アーセナルにたくさんのタレントがいることに驚かされたか……)
わたしはいつも若い選手たちと取り組むし、チャンスも与える。彼らにチャンスを与えるが、それは勝利のためだけではない。若い選手との取り組みはわたしの責任でもあり、やりたいことでもある。しかしどの選手も自分のやり方で遅かれ早かれチャンスがある。
彼らがU-23でフレディとプレイしているとき、わたしたちは彼らのプレイとその姿勢を見ている。よくも悪くも。
いまわたしたちはこのやり方を続けていく。彼らがわれわれとともにトレイニングしたり、試合に出たりすることはとてもむずかしい。彼らを助けてチャンスを与えていく必要がある。
チェフはまだプレイしたいと思っているだろうね。夏には出場機会を求めて別のチームに行くのではないだろうか。PLだってトップサイドでなければまだまだ通用するだろう。
エメリ「サカは成長している」
ボスはバカヨ・サカについても話していた。
エメリ:けがが何人か出ているためいつもと違う選手たちを使っている。若い選手たちにチャンスを与えるのは重要なことだ。
若い選手たち、たとえばサカ、彼はこの前の試合でデビューした。いま左右のワイドの選手が不足しているという理由だったけどね。
サカはアカデミーでいいパフォーマンスを見せて成長している。これは始まりだと願いたいね。アーセナルでの長いキャリアの。
彼はとても若いが、よく進歩しているし、われわれのトレイニングに参加しているから戦術やほかの選手のことも理解している。彼はこれからたくさんの試合に帯同するだろうし、チームとともに過ごす時間もできる。
いま彼は試合に出るようになり、またPLにもだ。彼はキャリアを積んでいくことになる。われわれは彼を戦略的にサポートしていく必要がある。
ほかの選手たちだって同じだ。エミル、ウィロック、エンケティア。彼らにはチャンスを与えていきたいしチームといいパフォーマンスを出すことを考えてもらいたい。土曜にも彼らを使うことを考えているよ。
サカはいままさにチャンスを得ているな。彼はこのけが人続出という好機を掴まなければならない。
ブラックプールについて
テリー・マクフィリス(マネージャー):アーセナルがどんなチームで来ようとも、われわれにとっては本当にタフな日になるだろう。
しかしFAカップはいつも予想どおりになるとは限らない。ときにはアンダードッグが勝ち抜ける。全力を尽くすよ。
前回の対戦はどうだったか
【マッチレビュー】18/19EFLカップ(カラバオカップ)アーセナル vs ブラックプール(31/Oct/18)ゲンドゥージをどう評価するか?
ホームで一応勝ってはいるがしょぼい試合をしたらしい。
試合結果予想
BBC Sports (Lawro’s prediction) 0-2
SKY Sports (Paul Merson) N/A
WhoScored.com 1-3
試合のみどころ
エメリの会見でバカヨ・サカが個人的に言及されていたということで、この試合に出るかが注目されている。
さすがにスタートから使うとは思えないけど、サブで出るにせよプレイ観たいね。
以上
キックオフは日本時間今晩1/6(日)2:30。またこの時間帯かあ。日本人的には一番中途半端でキツいのでは。