試合の論点
アーセナル v ヴィトーリアSCのトーキングポインツ。なんか毎回同じことばかり書いてる気がして飽きてきたずら。。
ひきつづき同じ問題を解決できないッ
ついにBチームにまで汚染された波が押し寄せてきた。
いまのアーセナルの大きな問題のひとつは明らかにビルドアップ(ボールを保持しつつ前に運ぶ)で、それが上手にできないから途中でボールを奪われて逆襲され、いつも苦しい感じがする。いくらボールを長い時間持ってもなかなか前に運べないので、自分たちが試合をコントロールしているという感じが全然しない。
なぜにわれらはホームでボールがつなげず、確度の低いロングボールに頼らねばならんのですかね? あんなにタレント揃いのスクワッドで。
それでいざ逆襲されるときは、今度は相手におもしろいように簡単にビルドアップされるのだ。
自分たちはビルドアップできないし、相手のビルドアップは止めることができない。なにこれ?
でも最近はもう毎試合で同じ光景を見ているのだよなあ。ホームとかアウェイとか関係なくなってきた。
前半はずっとそんな調子で誰が見てもMFを改善しなきゃならなかったから、後半からセバーヨスとゲンドゥージをふたり入れてそこを修正しようとしてきたのは理解できた。
この日のウィロックのCMロールは期待はずれだったけど、まあそんな日もあるだろう。
トレイラは前半アンカーでうまくやっていたし、ぼくはウィロックだって(本来はもうちょい攻撃的な役割のほうが合っているとしても)CMでもっとうまくやれる選手だと思っている。
エメリはそもそも彼らにどんな指示を出してピッチに送り出しているのだろうか? そこが問題だ。
たとえばCMがボールを持ってからの展開。そのつぎにパスは誰がどういうかたちで受けるのか。どういう決まりごとのオプションがあるのか見ていてもよくわからない。
たとえばESRやラカゼットがパスを受けに落ちてきてもだいたいマークが付いてくるということは、そのかたちは相手に予想されているということだ(当たり前だ)。だからボールを渡してもすぐまたボールをそのまま戻さざるを得なくなる。ウイングもそう。毎回だいたいそのあたりで選択肢がなくなってリスクをかけたパスを出してボールを奪われる。
相手はボールの動きを予想して防いでくるのだから、裏をかかなきゃならない。あるいは裏の裏をかかなきゃならない。エメリは動きの指示をめちゃくちゃ細かく出すというのだから、当然予想される相手のリアクションに対していくつものオプションがあるはずだ。それが選手たちの動きから全然見えないのはなぜなんだろう。ぼくが素人だからわからないだけなのかな。
それと今回試合前に、ビルドアップのときにぼくがチェックしたいと思っていたのは選手がボールを追い越す動きで、やっぱりどうもそれが足りないように見えた。パスを出した選手が後ろに残る(戻る)ので、前でパスを受ける選手がいつも不足していて、いつも横か後ろにしかパスを出せないから全然前に進まない。相手の予想範囲内でしか動けない。ラグビー? いい意味での流動性みたいなものがない。
また、「コンパクトにする」とは今回もエメリが試合前に語っていたことばだが、ボールを持っているときにとてもバックラインを積極的に押し上げているようにも見えず(ボールを失ってカウンターを受けたときカメラが振られるがCBがだいぶ後ろにいる)。圧縮されていないからスペイスがあって毎度そこを悪用される。彼はほんとにコンパクトにするつもりはあるんだろうか。
つい何年か前のアーセナルでも、ボールを失ったときCB(たとえばコシエルニやムスタフィ)が、かなり高い位置で相手のMFにボールが入る瞬間を狙ってプレッシャーをかけてボールを奪おうとするシーンがたびたび見られたが、最近はそういう動きもまったく見られなくなった。あれは全体を上げてコンパクトにしていたから可能になっていて、おそらくそういうアクションひとつが相手にビルドアップを簡単にやらせない防御にもなっていたのだろうと思う。あれはいまのエメリ基準で考えればだいぶ無謀なリスクをかけてインターセプションしようとしていたことになるんだろうか。
チームがビルドアップで苦しむという、毎試合のように同じような展開になっているのを誰よりも近くで見ているのはエメリなのだ。以前よりももっともっと悪くなっているのに気づかないはずがない。彼は毎試合、ピッチサイドからどんな気持ちでこの状況を見つめているのだろう。もうひとつひとつのプレイに喜怒哀楽を激しく示すようなこころの余裕もなくなっているのだけはよくわかるけども。
エメリは、よくない試合のときでもそれで分析と改善のための材料が得られたからポジティヴだという。
彼はほんとに問題を分析してつぎに改善しようとしているのか。あるいはそれに本気で取り組む気はあるのか。毎回同じことを書いているが、それがほんとにほんとに疑問。ビルドアップに関しては、今回もぼくにはチームとしてなんの工夫も改善も見えなかった。
エメリにさらなる大きなプレッシャー
ここしばらくは、メディアやファンブログなどでも、エメリについて「時間の問題」だとか「秒読み」のようなワードがタイトルに含まれた記事をよく見かけるようになった。
まあ当然のことだろう。本人がハードワークしているかどうかなんてことはもはやどうでもよく、ここまでチームを悪くしてしまって、さらに改善の兆しどころかさらに悪化させているように見えるのだから致命的だ。
この試合だってぺぺの2発がなければ敗けていた。
この勝利でエメリへのプレッシャーが一時的に和らいだと見る向きもあるが、ぼくはそうは思わない。逆にプレッシャーが高まったように感じる。だってこんな素晴らしい選手を抱えているということが、またあらためて知られてしまったのだから。選手クオリティとチームクオリティが見合わないのは、誰のせいかということだ。
現在ウナイ・エメリには多大なプレッシャーがかかっているというのは、ファン界隈だけでなく、もはや一般の認識でもある。
今回の試合は現地ではBT SportsがTV中継したが、番組のゲストにはおなじみのAFCご意見番マーティン・キーオンと、最近ちょくちょくパンディットで見かけるRVP(※スネイク)が招かれていて彼らの発言も話題になっていた。
RVPの発言をフォロウしておこう(via Metro)。このツイートのリプ欄を見るとわかるが、最悪の人物に的を射た発言をされたと傷つくひとが多数(笑い)。
“I don’t think Emery really connects with his players.”
Are Arsenal improving under Unai Emery? 🤔
Robin van @Persie_Official doesn’t think so and tells us exactly why… pic.twitter.com/GmbLwNimr4
— Football on BT Sport (@btsportfootball) October 24, 2019
RVP:(マネージャーがヴェンゲルからエメリに変わってアーセナルは進歩したか?)そうは思わない。エメリと選手たちがちゃんとつながってるように見えないんだ。彼らはいまだにセットピース(の守備)で弱いし。それは正直を云えばわたしのときもそうだったけどね。
しかし全員が責任を感じるべきだと思う。アーセナルは毎シーズン、セットピースから12-15ポインツ失っている。それは止めないと。解決しなきゃならない問題がいくつかあるなら、解決策を見つけなければならない。
選手としてはそういう感覚(十分に努力する)をもっていたい。スプリントで戻らなければならないときがある。いま何人かの選手はジョギングで戻っている。そこに危険があるのにだ。そういうチームではダメなんだ。
もしストロングなコーチがいたら、そしてMFでどこかに危険を見つけたら、命がけでスプリントするよ。なぜならそれを怠れば罰せられるとわかっているから。
わたしはヴェンゲル、ファン・ハール、ファーガソン、たくさんのコーチと仕事をしてきた。彼らのメインのクオリティは明快さなんだ。
じつを云うと、先週誰かがわたしにエメリが(トレイニンググラウンドで選手に)なにかを説明しようとしているヴィデオを送ってきたんだ。わたしは彼が何を云おうとしているのかよく理解できなかった。「calm, calm」なのか「come, come」なのか。これはとても重要なんだよ。コーチはクリアでなければならない。コーチはリーダーにならなきゃならないし、リーダーは選手たちに明快に伝えなければならない。
RVPは、エメリは選手を指示に従わせる「ストロングコーチ」でもなく、トレイニングでの選手への指示の明快さ(clarity)も欠いているという。
ダメじゃんね。
こういったことがTVのようなところでも明らかにされてしまって、ますますエメリはやりにくくなるはずだ。
いま悪い立場にいる彼をサポートできるのはクラブだろうが、エドゥやサンレヒはいつまで彼のサイドにいつづけるだろうか。このような試合がつづけば、やがてはそれも難しくなっていってしまう。
ぺぺの2ゴール
さてこんな試合でも、相変わらず選手たちの未来は明るい。とぼくは思う。
2アテンプト&2ゴール。
🎯 Pepe 80′
🎯 Pepe 90+2′Matchwinner.
🏆 #UEL pic.twitter.com/0iLn9LbFiV
— Arsenal (@Arsenal) October 24, 2019
€80Mの価値を証明してしまった。彼がいなければこの試合は敗けていた。もちろんMOTM。紛うことなき主役。20分で。
これをきっかけにぜひブレイクしてもらいたい。
Players to score 2 direct free-kicks in a Champions League / Europa League game since 2006/07;
Cristiano Ronaldo (Sep 2009)
Gareth Bale (Feb 2013)
Luis Suárez (Feb 2013)
Neymar (October 2018)
Nicolas Pépé (October 2019) pic.twitter.com/dxwDoffxfm— Harvey Downes (@HarveyDownes92) October 24, 2019
クリスチャーノ、ベイル、スアレスにネイマー。このリストのなかに平然と名を連ねる漢。それがおれたちのニコラ・ぺぺ。
FK以外はあまり見せ場はなかったが、得点以上の貢献はない。チームを救った。もしかしたらエメリも。
ではここでぺぺの逆転ゴール直後、ヘッドコーチのなんとも云えない微妙な表情をご覧いただこう。
気持ちはわかる。バツが悪いとはこのことだね。これは自分がチームに90分どんなクソフットボールをやらせたかわかってるひとのかおだよ。なんか知らんけど勝っちゃったひとのかおである。
ぺぺの2点目といえば、ゲンドゥージのことも忘れずに言及しておかねば。
ふたりのヤング・ファイターズ
マテオ・ゲンドゥージが強引なドリブルで奪ったファウルからのぺぺFKで逆転ゴール。いわば勝利の立役者である。
しょぼい試合のなかで、ゲンドゥージがひとり奮闘するシーンを見るのはこれが初めてじゃない。彼は劣勢のときはとくに毎度のようにチームの誰よりもファイティングスピリットを見せている。
今回のフリーキックのきっかけになったドリブルも「絶対に絶対に敗けたくない」という気持ちが入ったプレイで、アストン・ヴィラでペナルティを取ったときの気迫のドリブルを思い出させるではないか。どちらも隠れアシストである。
20才にしてこの闘士。負けん気。
インヴィンシブルズ以降、アーセナルではとかくそういう「戦える選手」がいないと外野から云われ続けてきたわけだけれど(最近エヴラの野郎がまた蒸し返しやがって)、ゲンドゥージはどう見てもリーダーの血筋を持ったひとりだ。空気に流されない強い自分をもっている。
そしてもうひとりのファイターはもちろんガビ・マルティネーリ。左ウイングで、ときにCFに入り90分。とにかく走りまくり。彼のアグレッシヴな姿勢には感動すら覚える。
ボールを持ったらまずパス先を探すなんてことはしない。まずは自分で行ける道を探してから。失敗したっていいじゃないか。ホールディングもティアニーも揃って口にしているが、そういうアタッカーこそディフェンダーはイヤなんだから。いつだって相手のイヤがることをやらなきゃ。
ボールを奪われても決して諦めない。どこまでも追いかけて自分で奪い返す。そういうプレイが見たかったんだ。
この試合でもヘッドで1得点。ご褒美。
彼がバラバラの連携のなかで一所懸命にハイプレッシングをトライしようとしているのを見るのは忍びない。彼の超積極的なプレイが報われるようなチームに早くなってほしい。
マルティネリはオフィシャルサイトの自分語りシリーズ”In my own words”の最新版にもフィーチャーされている。チェックしよう。
Gabriel Martinelli | In my own words
こんなふたりがこれからアーセナルの未来を担っていく。ポジティヴでしかいられない。
その他試合について
気づいたことなど。
- ESRはやはりサイドよりも中央のほうが活きる。ゴールできなかったのが残念。彼のNo.10はまた見たい
- AMNはちょっとリラックスしすぎに思えるときが多い
- トレイラ・グッド。後半4-3-3にシステムを変えてまた前に上げていたようだが、彼はアンカーのほうがいいと思う
- ティアニーはNEWベッカム
- ベレリンは前回よりはよかった。つぎはもっとよくなるはず
そんなところ。
試合内容については以上。
UELグループFの結果
試合中は敗けを覚悟していた。けど結果はこう。ぺぺさまさま。FCPP。
ヴィトーリアのサポーターは怒っているだろうなあ。もはやオイリーとか金満とか云われちゃってもいいかえせない。
しかしもしここで敗けていたら、ELのグループ敗退だって想像できたかもしれない。実際はヴィトーリアは強かったが、少なくともグループで最強のチームではないのだから、ホームで敗けたらそのあとは何でも起きうる。
ただしつぎの試合はアウェイのヴィトーリアで(11/6)、この調子だとそこでもまた大いに苦戦しても驚かない。
今年はほんとにPLのトップ4が難しいので、ELで転んだら今シーズンの目標達成ももうそこで終わりだ。エメリには胃の痛くなるようなプレッシャーがつづくだろう。早く解放してあげ
以上
つぎの試合は日曜のPLクリスタル・パレス(H)。
COYG
更新お疲れ様です。
楽しいフットボールが観れるとワクワクしながら見始めたらPLと同じサッカーになっていて愕然としました。
エメリの指示なのかはわかりませんが実況の方がやたら選手間の距離が遠いと言っていましたし、何か動きに縛られたところがある印象でした。こちらの試合もPLと同じくスペシャルな選手の活躍で勝利を得たようになってしまったのは、やはり監督の采配に原因があるのだと痛感しました。
どうか次のPLでは違ったものがみたいですね。
ベレリンが良くなっててとってもうれしい!
MFは結局どの組み合わせが1番いいのか、その中にエジルはもう入れないのか。
数少ないELの楽しみも取り上げられてしまいましたね…。
あまりにもテンプレな試合展開、コメントでこれが普通だと洗脳されそうで怖い(苦笑)
冬までは待つのかもしれませんが、正直この試合見続けるのはキツイですね…
飛ばし記事でしょうがバスケス獲得の噂が出てる中ぺぺが結果を出してくれて嬉しい
ティアニー、ベジェリンも素晴らしい
EL組も混乱に陥る中数少ないポジティブな要素
RVPの暴露はアーセナルに対しての贖罪なんでしょうかw
エジルに対しての説明責任は取ってほしい
他の選手ともコミニュケーション不足なんじゃないかと思われますよ
本当、選手には良く頑張った!と伝えたいですよね!
ESRは去年の良かったフォームが戻ってきている気がします。後半サイドでもスピードが落ちていなかったし、マルティネッリ同様ディフェンスにも貢献した。ペペもディフェンスの意識が前よりもあがってますよね!個人的にはティアニーが監督の指示を受けて良さが相殺された(その中でもあの美しいクロス!)というか、SBへの決め事やCBのラインの深さを見るともう、例のUの字を極めることで連勝街道を突っ走りたいのだと思います。すっかすかのミドルをうめるMFがもう本当に運動量を強いられて、それがエジルを遠ざけるという。エメリコメントの、”攻撃ではコントロールするよりもエモーションとハートでプレイし、オーガナイズできていなかった。”には衝撃です。オーバFCとペペFCつくるのが彼のオーガナイズ?ペジェリンのDNA発言も、ゲンドゥージのハートもそれと相反しているのですが・・・。確かに3点目のエメリの顔は全く喜んでいない(俺はこんな勝ち方したくないんだよ)的な感じにみえますよね。浮きはじめちゃっていますよね。
個人的にはトレイラGOODは大ウソだと思います。守備は言うまでもなく素晴らしいのですが、やはり攻撃については残念な出来だったでしょう。
前半サイドチェンジが短くなったのを皮切りにその後何度もプレッシャーを受けて後ろ向きでボールを持ち結局下げるというこれでは攻撃的なチームのボランチは務まらんでしょう
ファビーニョが良かったと公言する監督も監督ですが
コンスタントに試合に出ていない分フォームが整いきってないのかもしれませんが、僕もトレイラはアンカー向きではないと思います。セバージョスやゲンドゥージはCBとSBのあいだに落ちるので何とも言えませんが、2CMの片割れで使うのがいいかと
ホールディングとムスタフィじゃラインを上げたら裏を取られまくる気が
ルイスソクラテスも同様
元よりサイドバックが攻撃の特徴の監督なので中央が弱いのは分かるけど、オバメもぺぺもサカもボールをつなぐタイプではないし
WGにアタッカー一人、プレーメーカー一人というバランスはやっぱり重要なんだなあ、と
ラカゼットが降りてこないと中盤の人数が負けてる
ホールディングのボールタッチの柔らかさ、正確なショートパス、逆足のフィードに惚れ惚れした。
KTもフィジカル面ではまだ100%じゃなさそうだが、足元は抜群に上手い。
しかしあれだけ足元の上手いDF陣を揃えてるのに、DFラインは絶望的に低い。
どこでどれだけのリスクを冒すか、チームの共通認識がまったくない感じだ。(注;以下、例によって妄想です)
たとえばリバプールならフィルミーノにボールが入る瞬間だけは最大限のリスクを冒す。
ビルドアップはそこ目がけて組み立てればよく、そこに至るまでに失うのはある意味「ミス」だと全員が認識できる。
だから当然フィルミーノが奪われる事は想定済みで、中盤はプレスかける準備があるしDFラインは猛然とラインを上げてくる。
あの迫力はすごい。
しかし、それ以外の状況では彼らはけっこう安全に回してる。
今のアーセナルにはそういうメリハリがない。
誰がリスクを冒すのか極めて曖昧だから、誰もリスクを冒せないしカバーもできない。
あれでラインだけ上げろと言われたらDFが可哀想だ。
それがポジティブに見えると言うエメリには、ファンに対して何も言う気がないのだろう。
別にそれはいい。ファンには見えないこともあるから。
しかし、ここは「完成しそうにもないプランをぶち上げて、あとは若手の成長待ちと言っとけばいつまでも監督でいられるクラブ」ではない。
偉大なるベンゲルでさえ例外ではなかった。
エメリが何故今の位置に居座れると思うのか、それが逆に不思議でならない。
エメリのキャラクターは好きだけど、
アーセナルでの期間はもう終わりでいいよね、最近は特に同じ意見を聞くようになったし。
ファンが待っている(恐らく選手も)のは、ボールを保持して後ろから繋いでゴールまで目指すサッカーだと思う。
監督と目指すサッカーが違うのに、続けるのはお互いに良くないよ。
アーセナル的なポゼッションするには中盤の質(というかそれに適した特徴をもつ人材)が足りてないように思います。
プレミアリーグにはポゼッションを第一の戦術としているチームは少ないですが、シティや昨年のチェルシーと比較してプレス耐性であったり細かいパス回しの展開という観点ではどこも劣っているように見えます。
オーバメヤンがいるならむしろ縦に早い攻撃の方が向いてるように思うのですがどうでしょう。
またポゼッションを志向するなら今シーズンはムリでしょうがオーバメヤンの売却とドリブルの得意な左のウイングとアンカーのできる選手の獲得が必須だと思います。
アーセナルにくる前のエメリについてはよく知らないのでずっとやってた得意なフォーメーションとかがあるのかは知らないですが、去年そこそこ採用してた3バック今季全然やらない理由はなんなんでしょうね。
コンパクトさを意識するならサイドバックが上がった場合の2人(しかも相方が頼りにならない 笑)より3人の方がライン上げやすくなるんじゃとは素人ながらに思います。
あとダビドルイスはどちらかと言えば3CB向きの選手とも思うし、コラシナツもWB寄りですよね。
どうしてもワイドな攻撃に拘りたいんでしょうか。