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19-20UELヴィトーリア戦前のエメリのコメント追記「競争力とクリエイティヴィティについて」

毎度オフィシャルサイトに掲載されない(省かれる)ボスの会見コメントがある。今回もそれがあることにあとで気づいた。これはプレヴューエントリの追記です。

ベンジ(football.london)やワッツ(GOAL)のようなジャーナリストがそれを報じてくれるおかげでわかる。

そういった部分を読んで、どのような理由でオフィシャリーに掲載されないのか考えるのもまたオツなものである。各所で引用されていたこちらのコメントをフォロウしておこう。

Emery explains what he improved after Wenger left Arsenal

「エメリがヴェンゲルが去ったあとのアーセナルの進歩について説明する」



チームの競争力とクリエイティヴィティについて語るエメリ

プレヴューエントリから漏れたコメント。※小見出しは訳者による

競争力を求めて

エメリ:ときどき忘れがちなことだが、思い出さなければならないことがある。わたしがここへ来たとき、このチームはより競争力の面で進歩しなければならなかった。

このチームは歴史的に1-0で勝っていてもとても競争力があった(※訳注:1-0 to the Arsenalの時代のことを云っているようだ)。しかしそれでは十分ではなかった。そうして競争力が課題になり、クリエイティヴィティを獲得していった。

わたしが来たときは、クリエイティヴィティについてはまあ悪くはなかった。しかし競争力については悪くなっていた。それは十分ではなかった。

わたしは去年競争力を改善するために始めた。クリエイティヴィティに関してはいくつかのとてもいい試合もあった。今年はもう一歩先へ進むために変わっていこうというプロセスにあるし、それには我慢も必要だ。なぜならばわれわれの戦略として新しい選手や若い選手たちを使うことにあり、競争力を得るために10人の選手を変えた。

われわれには競争力がある。クリエイティヴィティについてはたしかに少しだけ失ったかもしれない。しかし、わたしはそれを取り戻せると思っている。わたしの観点では、チャンピオンシップのノッティンガムはOK、ベルジャンリーグのスタンダール・リエージュもOK、フランクファートもそういった試合だ。

PLではわれわれはホームで勝っている。とてもいいクリエイティヴィティとスピリットがある。たとえばトッナムのセカンドハーフ。それはわたしがチームに与えたいネクストステップで、サポーターにエナジーやインテンシティも見せた。それは去年と今年進歩させているものだと思う。ホームではたくさんの試合でサポーターとの大きなつながりを持って勝てたと思う。

サポーターに関しては、いろんなサポーターがいていろいろな意見もある。もっとクリエイティヴィティがほしいというひともいれば、インテンシティやエナジーがほしいというひともいる。わたしは両方ほしいし、両方得るのがわたしのやり方だ。ときどき選手によってはどちらかが少ない場合もある。

わたしのアイディアは競争力を持っていること。クリエイティヴィティを持っていること。われわれは若い選手たちとのプロセスのなかにいる。我慢しよう!

若い選手たちに我慢を

われわれはプロセスのなかにいる。なぜそうなのかといえば、選手が変わったし、若い選手たちにチャンスを与えているからだ。

わたしたちは彼らに「一緒にトレインするのはいいが日曜にはベンチだよ」なんてことは決して云わない。彼らはプレイしているんだ。それがときに我慢を要するものだったとしても。しかしたとえばブカヨは少しづつよくなっている。素晴らしいことだ。

ウィロックやネルソン、マテオにも同じことが云える。去年マテオはフランスのセカンドディヴィジョンからここへ来たが、われわれは彼をシーズンを通して使った。ベンチでもU-23でもなく。彼は戦術的な問題、とくに守備でときどき苦しんだが、しかし今年は守備で改善している。

今年サポーターも彼には満足している。それは彼が去年ピッチでプレイしたからだ。ほかの選手も同じだ。われわれは目標を得る必要がある。それはプライオリティだ。しかしわれわれはそんなふうにしてもそれを成し遂げることができる。

若い選手たちのインパクトにはみんなワクワクしていると思う。それをつづけなければならないが、ウィロックはとてもいいプレイをするときもあるし、ときにもっと必要になるときもある。我慢だ。リース・ネルソンも同じ。マテオは成長している。ブカヨはいま大きなインパクトを見せているが、彼ならもっとできるとわかっている。

いつの日にか、彼がいたからこそ勝つことができたという試合があるだろう。それこそがそのときだ。彼はいまとてもよくプレイしている。しかし18才なのだからもうワンステップ必要だ。

チームのクリエイティヴィティについて

われわれはクリエイティヴィティについて話している。チームのクリエイティヴィティを進歩できる選手もいる。

しかしわれわれは今シーズンの試合は違ったふうに分析と説明ができる。クリエイティヴィティで期待通りにはならなかった試合はあった。月曜のシェフィールドではクリエイティヴィティの面ではファーストハーフはほかの多くの試合よりもうまくできた。アタッキングサードで難しかったのは、彼らは人数をかけて守ったからだ。

ひとりやふたりの選手が問題なのではなく、全員の問題だ。インサイドにいったり、1-2パスをやったり、ときには右へ左へといく。パスで裏を狙ったりする。そういったことをチームとしてやる。

ファンからの批判について

われわれは自分たちのやり方を続けていく。同じ戦略でもクラブとしてチームとして強くなるために。

OK、(月曜は)敗けたし悪いときだったよ。わたしはそんな感情で24時間苦しんだが、それはふつうのことだ。それがわたしの人生だ。うれしくはない。わたしの友人がこんなふうに云うんだ「Hondarribiaの町のチームでやっていれば、そんなの問題にならないぞ」ってね。

わたしはこれが自分の仕事だとわかっている。わたしの仕事は分析して対応すること。サポーターに対してもだ。彼らもまたチームがどのように進歩できるかわれわれの戦略を見ている。

われわれはサポーターのためにプレイしている。わたしのメッセージは忍耐強く進めていくということだ。明日には彼らもこのチームがやりたいようにプレイしていると感じられるだろうし、エナジーとよいプレイを伝達できるはずだ。

全体的に現在の自身に向けられた批判に対するエクスキューズに聞こえるが、わりと重要なことを話していると思う。なぜこれがオフィシャルサイトの文字起こしで省略されたのかはわからない(どこかに載ってる?)。

19 Comments on “19-20UELヴィトーリア戦前のエメリのコメント追記「競争力とクリエイティヴィティについて」

  1. エメリさん。何がダメで、何が良かったのかをもっと的確に教えてくれ・・・。
    アーセナルのようなチームには相手がバスを止めて守るようなことは珍しくないはず。バスを止めたから難しかった。だから得点できなかったことやさらにいうとチャンス自体が少なかったことを我慢しろとファンに言っているのか?

    我慢するには進歩、もしくは後退するとしても変化を見せてもらわないと難しい。変化の結果、後退したなら、原因を分析してトライ&エラーを繰り返す。そういうことを会見で言っているような気がするが、とてもそういったことをしているような気がしないのだが。。

    まあバスを止められたらシティやリバポですら時には難しい試合もあるので、しょうがない時はあるが、それならせめてイーブンの状態を改善してくれ・・・

  2. ごく普通に考えると、サッカーの素人クラスですら今のアーセナルのスタメン構成とパフォーマンスは微妙どころかおかしいと思っているのに、ヨーロッパタイトルを取るほどプロフェッショナルなエメリが分かってないとは考えにくいのですが…
    自分の信念(そもそもそんなものあるのか疑問ですが)を貫きたいのか、
    このまま続けてれば良くなると思ってるのか、
    間違ってると気づいていても頑なに認めたくないのか、
    失敗したと思われると次の仕事に影響するから頑固なんですかね。
    分かってないのならそれはそれで今季終了。

  3. アーセナルのどこに惚れたかっていうとエメリさんが不要?としているそこにあるので、なくなってしまうのは非常に悲しいです。でもそれを捨てて得たフットボールがつまんなくて結果がとも合わないものだと...
    ファンが必要としているのは目に見える成果ですよね。

  4. このままだと、トレイラは来期は居ないですよね、、、
    トレイラ放出は、クラブ(というか、オレ)にとっても大きな損失な気がします。

  5. 「我慢してるのは若手に対してじゃなくてお前に対してだ。」
    論点をずらしちゃいかんよ、エメリ君。

    ただまあ、エメリの何がどう具体的に悪いのか、ファンも冷静に考えたほうが良いとは思う。
    僕はジャカの起用法だと思う。
    ジャカがもしアンカーで機能するなら、たしかに強力なチームができると思う。
    しかしそれはベンゲルがすでに試して失敗したプランだ。

    それでもベンゲルには、ジャカがどれだけ失敗しても「それでも恐れずにリスクを冒せ」と命令するガッツがあった。
    それがベンゲルであり、アーセナルだったと思う。
    だから失敗ではあったけれども、僕はベンゲルの失敗をある程度は評価してる。

    一方のエメリはジャカをアンカーに起用した上で、この期に及んで10番を下がらせリスクを回避しようとする。
    DFラインのメンバーを試行錯誤してジャカが前を向ける状況を作ろうとしてるならまだ分かるが、それすらない。
    ただ若手が育つのを待ってるだけだ。
    エメリはそれを「進化」と呼ぶようだが、僕はそうは思わない。

    アーセナルは前進しなければならず、僕個人はそのためなら守備的なサッカーでもいいと思ってる。
    しかしだからこそ、「ベンゲルから勇気を取り除いた何か」だけはお断りだ。
    そんなものはいらない。

    1. ホント、サカやウィロックら若手には何も不満ないし、我慢してもいない。我慢ならんのは、何がしたいのかサッパリ分からん采配なんじゃい!!と、声を大にしていいたい。

  6. カメレオンのようなチームなら、守備的でカウンターで点をとり1-0で勝つようなチームもありだとは思いますけど、クリエイティブで流動的で見ていて楽しくなるようなサッカーをできるようなチームにもなるべきだと思います。

    今季のゲームでは守備的(?)なアーセナルしか見ていない気がするんですけどね。しかも攻撃的サッカーを志向してるってエメリが言っててこのパフォーマンスってのもすごい引っかかります。

  7. あぁエメリがジャカ使い続けた(トレイラ使わなかった)理由はこれだったのか、今まで信じなくてごめんなさい、なんてことになる未来が全く想像つかないから困ってるんですよね。
    前の試合、ジャカさんまた『ビビっちゃってました』なんて言うんじゃないかと思いましたよ。
    補強もほぼなく、主力は若手のみで今のELチームでやらざるをえない状況で結果が出ないのなら、きっとみんな長い目で見ると思うんですがね。
    生え抜きの監督、ユースの代抜擢、アウェイでアヤックス撃破、大嫌いですが、今のチェルシーの状況ってちょっとうらやましく思ってしまいます。

  8. スピード重視のサッカーのメリットって、相手の守備が揃いきる前にフィニッシュに持ち込める所だと思ってるんですが、そういうスピードで崩したって展開ほとんど見た記憶ないんですよね…。
    パスの出しどころ探してもたついてる間に結局ゴール前を人で固められちゃうっていう…。
    頭の悪い発想かもしれませんが、とにかくボールを持ったら何秒以内に前にパスを出せ、みたいな決まり事をやった方がまだいいんじゃない?とか思っちゃいます笑
    それはさておき、ELでは最近他の若手の活躍で目立っていない(?)ESRを見たいですね〜。
    去年のプレシーズンの活躍が未だに忘れられんのです笑

  9. 記事の最後の●の9個が、まるで九頭龍閃(ごめん)のように突き刺さる。

    ずどーん。だずーん。まじか。

    これが真実か。。

  10. 明日のELは何の心配もせず楽しめそうなので困らないんですが、田中みな実の写真集が欲しくなって困る。
    COYG

    1. 更新お疲れ様です!特に今季に入ってから、ハイプレスなんてろくにしてないと思いますよー!DFラインははなからプレスなんて眼中にないかのようにズルズル下がりますし。プレスをしたかったらトレイラがファーストチョイスになるはずですし。

      エメリはチームにプレスを仕込めないし、逆にプレスを突破できないんだと思います(GKからの組立ての工夫のなさに如実に…)。高い位置で奪おうではなく、リヴァプールやワトフォードで4-4-2ダイヤの4-3ブロックでシットディープしたように、サイドから好き勝手クロス入れられようが跳ね返せばいいとでもいうような…

      だから中盤にエンゾンジがほしいしジャカの身長とロングボールがほしいんでしょうね。

  11. もはや戦術を代えるつもりはなくて選手が成長するのを待つのみだということか
    この投稿のおかげでスタメンの固定やらエジル外しの意味がわかってすっきりしました
    でも今シーズンはがむしゃらに3位を目指してるのだとばかり思っていたので非常にがっかりですし、今後アーセナルではパスサッカーが観れないのだと思うと今のサッカーのトレンドとはいえ残念です。

  12. Aチームの練度があがってPLでのパフォーマンスが上がっていくには、今のオーバ決定力に加えてペペかサカが覚醒し、オーバの負荷が分散し、スピードと個人技で2点ぐらいカウンターで安定して点がとれる、あとはひたすらリスク回避(相手にボールもたせて引いて、遠目からぼんぼん、シュート打たせて、あとは両サイドのスピード、スタミナがティアニーとベジェリンで改善する)、ということですかね。それが4位以内フィニッシュに必要な競争力だと。
    わたしはもっと自由を与えてあげたいですね。Aチームは決まり事に縛られすぎで、Bチームはスペースをみつけて移動しながらワンタッチでリズムを作ったり、縦に駆け込むスペースを与えたり、出し手が望む動きをたくさんしている気がします。それが見ていて楽しいシャンパンサッカーで、Aチームでも必要な自由度な気がします。我スカです。COYG

  13. エメリのコメントをみて既視感を覚えたんですが、これって、甲子園にむけてチームを完成させる高校野球の監督の発想ですよね。エメリがELに強いのも納得です。シーズン終盤にチームの完成期をもってこようとしているみたいですから。

    昨シーズン後半にエジルを使い出したのも、もしかしたらチーム作りの仕上げとしてクリエイティビティを足すという考えだったのかもしれません。

    というか、PL4位よりEL優勝のほうが簡単だと本気で思ってそう。

  14. 我慢ならないのがビルドアップ。CB→SB→WGやSHへの何の工夫も無い最低なサイドからサイドへのパス。そもそも低い位置でサイドからサイドへのパスは絶対にやるべきでは無い。SBやSHは1番相手に狙われるとこなんで。相手の狩り場。そんでコレ、数時間の練習で修正可能なんですよ。図を使わないと上手く説明出来ないですけど相手のフォメによって451というか4141にするとアンカーが浮く、2431みたいにすれば相手は前線が2対3になってる上にめちゃくちゃスペースあるんでロングボール1本で大ピンチという状況でゴリゴリ前に来れないという風にナンボでも策はある。何故しないエメリ。ボール持ってる側が先手で守備は予測しないといけないからいつだって後手。ある程度相手を誘導出来る。
    ペップの偽SBがありますけどアレの意図はSBが内に絞る事によってCBからWGへ直接パスが出せるとこにあるんですよね。SBのマーカーも内に絞るんでパスコース空くんですよ。ファーストプレス、セカンドプレスを1本のパスで無効化する。超1流のWGにボールが入っていきなりピンチ。かと言ってそのコース消すとボランチに入ったSBが浮いてそこからネチネチやられる。両方防ごうとするとバイタルが緩くなって楔の縦パスを入れられる。危険な位置でダビドシルバが前を向いて数秒後には失点ですね。
    本来、研究熱心なエメリが得意そうな分野。構造や人の配置や動きで先手を取る。なのに時間がたっぷりあったシェフィールドとの試合の惨状。多分、わかりきったビルドアップして相手を前に出してSBが横にはたいてボランチが拾い、後ろのスペースが空いたとこに誰か走らせてワンタッチでロングボールというセリエAでよく見る攻撃を今シーズンメインでやりたいんでしょうが1回も上手くいってないしアーセナルには致命的合わない。ロングボールが得意なジャカ重宝もこれでしょう。右のダビドルイス、左のジャカみたいな。進むべき方向を間違えてる。

  15. トレイラやエジルがパフォーマンスの関係なく干されてると言うのはまぁ薄々グナの皆さん気づいてたと思いますけど、それでboring且つしょうもないサッカーして負けて、上から言われた若手起用に我慢しろとか言われても意味不明です
    このままでは有力選手が移籍する未来が最悪と思われます
    選手複数人とダメな監督1人。どちらを切ればすぐ答えは出る筈です

  16. クリエイティブだが勝負弱いチームからウノゼロでも勝てるチームにしてるから、今はクリエイティブでも無いし勝てなくても許せってことですか。

  17. トレイラもウィロックもナイルズも酷いパフォーマンスでしたね。
    ナイルズはアーセナルのレベルに無いので年明けからローンに出して様子見た方がいいですね。
    エジルはまぁ、ピッチ外での素行にはやはり問題ありで、チームの足を引っ張りかねませんね。

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