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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs サウサンプトン(23/Nov/2019)ウナイ・エメリの“プロジェクト4×3”【試合展望】

セインツ戦のプレヴューは、コメント集に続き、試合の展望を。

※コメント集にはベレリンのコメントを追加したので、よろしければどうぞ。



チームニュース

セバーヨスとコラシナツが左ハムストリング。コラシナツはダウトでこの試合前にチェックをするようだが、セバーヨスのほうは12月中旬復帰見込みということでアウト。

ぺぺやホールディング、サカについてはエメリの会見どおり。

まだまだ危機的な状況ではないが、ジャカとセバーヨスというMFの重要な選手を失っているのは痛い。

予想ファースト11

当ブログの予想スターティン。

4-3-3

オバメヤン、ラカゼット、エジル

ゲンドゥージ、トレイラ、ウィロック

ティアニー、ルイス、ソクラティス、ベレリン

レノ

ぺぺについては合流が遅れていて、この試合でスタートしないことも示唆されているので、エジルを右ワイドに置いて3MFで来ると予想。この人選のままオバメヤンとラカの2ストライカーで4-3-1-2ダイヤモンドもありえそうだ。

仮にぺぺを入れたフロント3の後ろにエジルを置くような積極的な11人でくるなら大歓迎だが、それができるウーナイならそもそもこんなことになっていない。

この試合もっとも注目したいのはトレイラのポジション。

のちほどエメリのトレイラについてのコメントでひとつエントリをアップするつもりだが、トレイラのこと(起用法や去就)は現在話題の中心になっている。→アップした

調子の上がらないニコラ・ぺぺをELスクワッドに落としたり、DFじゃない発言をしたAMNのディフェンダー起用をやめたりと、起用法については、エメリが周囲のプレッシャーに折れる傾向がある。

もろもろ状況的にエメリがトレイラを本来のNo.6に戻す材料は揃っており、彼がこれまでの自分のやり方についてどういい訳をしようとも、ぼくはNo.8/10ではなく、今回はDM(気味)でプレイさせると予想した。トレイラのアンカーというよりは、ゲンドゥージと2DMというイメージか。

サウサンプトンについて

今シーズンはここまでPLの12試合でW2 D2 L8。テーブルでは19位と悲惨なポジションにいるセインツ。

序盤こそリーグカップ含めて3試合敗けなしのようなフォームもありながら、9月なかば以降はがっくり調子を落としており、直近7試合ではW0 D1 L6と3連敗、ドロウ、そしていまも3連敗中だ。

ただし、エメリも会見で指摘していたとおり、今シーズンはホームよりアウェイで結果を出していて、現在までの総ポインツ8のうち7がアウェイで稼いだものとなっている。

アウェイでToT、シティとトップチームに敗けているがどちらもスコアは2-1。ホームでレスターに9失点したほどには悪い結果ではない。その点はアーセナルは警戒する必要がある。

Understatの現在のxPTSランクでも15位と、19位という実際の順位よりだいぶ上にいる。ちなみにアーセナルは12位で、xPTSでは2ポインツと離れていない。

ボスのコメント「ボールを失ったときがトリガー」

Ralph Hasenhuttl:われわれに勝てるチャンスがあるとすれば、自分たちがとてもよくバランスが取れていて、自分たちの試合原理に立ち戻ったときだけだ。それがシーズン序盤のアウェイ勝利したときに違いになった。

ボールを失ったときがトリガーになると見るべきだ。それをただちに奪い返せばそれがいい勢いになる。これがわれわれがこの2週間取り組んできたことだ。

マイコー・コックスによる分析

おなじみの戦術エキスパートによる。

コックス:Ralph Hasenhuttlは今シーズン、チームのベストシステムを見つけるのに苦労している。多くの試合で3CBを好んでおり、守備の局面ではバック5のようになる。しかしそのときでもアップフロントには豊富なヴァリエイションがある。ときにひとりのストライカーをふたりのフローティングアタッカーがサポートしたり、あるいはワイドなフロント3、またあるいは2ストライカーだけで後ろにNo.10がいないときもある。

<デインジャーマン>

コックス:中央ではタフタックルをやるオリオル・ロメウが基本になり、彼はP.E. Hojbjergのとなりでのベストなプレイをする。3人めのCMがいれば、ジェイムズ・ウォード・プロウズがどこかに入る。彼のセットピースはただ事じゃない。ペップ・グアルディオラによれば「PLでベストのデッドボール・スペシャリスト」だ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

3 Comments on “【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs サウサンプトン(23/Nov/2019)ウナイ・エメリの“プロジェクト4×3”【試合展望】

  1. 4-3-3ならエメリはトレイラのIH起用に固執すると思う。
    それならいっそ前節の3-5-2を継続したほうがマシかも。
    しかしどちらにしても、格下だけに逃げ切れる状況だったら迷わず引いてくると思う。
    そうなるとエメリにはこじ開ける手段がない。

    僕は12ポイントどころか、今の内容で6ポイントも取れれば上出来だと思ってる。
    しかしそれでもエメリの首が飛ぶかどうか。。。まあ見てみよう。

  2. ティアニーとベジェリンが戻り、エジルが右WGならベジェリンによるサイドをえぐる攻撃が復活する可能性はあるだろう(ぺぺで無理)
    オーバが中に絞ればスペースのできる左もティアニーがオーバーラップできるかもしれない
    なんにせよ攻撃戦術はSBからのクロス中心なのでなんとかしたい
    相手の5バックがサイドのエリアを消した時にエジルとラカゼットで中央を攻略できればいい
    今回の予想メンツは現状のアーセナルではバランスの良い方なので、採用されれば期待したい

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