昨日正式に発表となったミケル・アルテタのヘッドコーチ就任。一部を除き界隈は祝福ムードに包まれているが、早くも今日最初の試合を迎える。
非常にあわただしいなかで、アルテタに関するいくつもの重要なコンテンツがドロップされており、このブログでもめぼしいところをざっくりフォロウしておこうと思う。
ひとつは、アルテタのオフィシャルインタヴュー。それに、エヴァートン戦のプリマッチカンファレンス。メディアや選手たちの反応に、デイヴィッド・オーンステインの舞台裏Q&Aみたいなものもある。エメリやモウリーニョのコメントとか。とても全部は無理だ。。
ではまずヘッドコーチとして初めてのインタヴューから。おそらくは、公式発表の直前に収録していたのだろうと思われる。背後から柔らかな自然光が、まるで五光が差しているように見える(笑い)と評判のインタヴューだ。
ファーストインタヴュー with ミケル・アルテタ
(おかえりミケル。ヘッドコーチとしての復帰。いまはどれほど特別な気分?)
アルテタ:めちゃくちゃにハッピーで興奮している。ホームに帰ってこれて誇らしい。機会をもらえたことがうれしい。スタートが待ちきれない。
(最後はピッチでの涙のお別れでした。たくさんの感情がありますね)
ここを去ることはタフだった。でもいまはここに戻れてエキサイトしている。たくさんの知り合いもいるし、タレントのある選手たちもいる。トレイニンググラウンドなどの施設はだいぶ新しくなっていてショックを受けた。
(いま戻ってきて、あらためてクラブについてどう感じますか?)
難しいときだと思う。結果やいま起きていることや環境。どうしてそうなっているのか探ることを始めるまで時間が必要だが、わたしにもアイディアがある。何が起きているのかについてクリアなアイディアだ。まずは彼らと目を合わせて始めたいし、この環境、カルチャーを感じることから始めたい。そこから素早く改善するために小さな調整だ。
(あなたはかつてのキャプテンでいまはファーストチームのコーチです。いまが最後のステップにふさわしいときだと感じた理由は?)
自分の現役キャリアの最後の年はとても注意深くしていたと思う。クラブでの最後の1年か2年になるとき、自分がどう感じるかを尊重した。そしてそろそろコーチを始める必要があると感じていた。ここのアカデミーで若い選手たちをコーチしたりもしていた(※U15とU16)。自分がどれだけ成長しているか見ていたんだ。
だからここで現役キャリアを終えて、別の場所に行くことにした。ペップとマンチェスター・シティで働くという最大のチャレンジを取ったんだ。彼らはすごいチャンスをくれたよ。3日ごとに結果を期待されるという考えられる限り最高にチャレンジングな環境だった。そこでたくさんのプロセスを学んだ。何がワークして、何がワークしないかとか。自分にとってウィニングカルチャーがどう見えるべきかということがもっとも重要だった。
(ミケルはヘッドコーチ未経験だという懐疑論者もいます。それについて)
(※笑顔で)自分に経験がなければ選手たちを納得させられない。わたしが彼らを納得させられるのは、わたしが彼らがやらねばならないことを知っているからだよ。それは議論の余地がないことで、ささいなことでも必ず起きることだ。それを確信している。
それと、残りは経験から来る。1日のトレイニング、2日のトレイニング、1試合、5日間、1年間。
でも現時点で唯一わたしが彼らを納得させられないのは、この仕事についての経験だね。
こんな状況で就任するぐらいですから、勝算はあるでしょうね。具現化できるかはさておき
期待と恐怖そして感謝の気持ちが入り乱れておりす
ギャンブルかもしれませんが、この自身満々のインタビューで少し安心しました
アタッキングサッカーを標榜しているの明確にコメントしてるので楽しみです
選手たちがやるべきことはわたしが知っている。それに議論の余地はない。わたしの要求に従ってもらう
くそかっけ
君を待っていた
うまくいかない事の方が多いでしょう。うまくいっているとしても、所謂解任ブーストのようなもので一時的なものに過ぎないかもしれません。そこで私たちは我慢できるのかどうかが大事になると思います。
しかしながらアルテタは何かやってくれそうな感じがすごいですね。頑張って欲しいです。COYG
厳しさ、強いチームにあってアーセナルに欠けているものをアルテタはもたらしてくれるのでしょう。
ペップは監督として凄いハードワークするから同じクラブて長期に渡り指揮出来ないとか言ってたような。
そんな厳しさを持ったところで一緒に仕事してたわけですから、今のアーセナルに何が足りないかよくわかるのでは。
チームがどう変わるか、良くなるのかならないのか、楽しみです。
個人的に聞けて嬉しかったのは、シンプルなところからディテールへとの部分。シンプルなところ=プレー原則と解釈すれば、それはベンゲル末期からアーセナルに欠けていたものではないだろうか?
エメリが上手くいかなかったのはプレー原則なきままに、ディテールを詰めようとしたからだと思っている。
ポジションはどこをとるべき、パスはどこに出すべき、ランはどこに向かうべき、プレスはどうかけるべきなどを決めるプレー原則がないから、バックラインからのプレーも、ファイナルサードの崩しも、相手からボールを取り上げることもできない。
プレー原則があれば未経験だろうが、経験豊富だろうが上手く行くし、なければ首を切られる。
アルテタがチームにプレー原則を植え付けることができたら今季は良しとすべきだと思う。
アルテタが帰ってきてくれて良かった。
最近つまらなかった試合も改善してくれそうな感じがする。
まだ監督としては未知数だけど可能性の方がはるかに大きい。
クラブ、選手、現地のサポーターは全力でアルテタをサポートしてあげてほしい。