エヴァートンについて

今シーズンPLでW5 D3 L9で16位。

アーセナルと同じくアウェイの成績がひどい（1勝）が、ホームではW4 D1 L3。ホームでToTとドロウをやり、チェルシーにはなんと3-1で勝っている。先週はアウェイのOTで引き分け。降格圏の近くにいながら復調のきざしがある。アーセナルにとっては悪いタイミングだ。

前述したように彼らもまた暫定マネージャー（ダンカン・ファーガソン）が率いており、今日アンチェロッティの就任が発表になるようだ。年俸£11Mという高額なサラリー（と5年だか4年半？という長期の契約年数）が話題になっていた。

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彼らもまたフィットネスの問題に苦しんでいるチーム。

アンドレ・ゴメス、グバミン、マルティナ、ウォルコット、シュナイデランがアウト。シジベ、シグルソン、デルフ、ディーネ、バニンギムがダウト。

イウォビやリチャーリソンといった攻撃のキーマンはフィットしているようだ。

ダンカン・ファーガソンのコメント

トフィーズ暫定ボスのコメント。

ファーガソン：（マネージャーについて）とても楽しんでるよ。アドレナリンがこうぱーっとね。もちろん選手たちも反応している。それが一番うれしいことだ。

この仕事には満足している。いまマネージャーになることについてはとくに熱望しているわけではないが、2、3年後には。これはいい学びの機会だ。

わたしはエヴァートンに成功してほしいだけなんだ。新しいマネージャーが来て、すばらしい仕事をする。そうすることはわかっているし、わたしがそこに関われればそれもすばらしいね。

デインジャーマン

コックス：アーセナルのサポーターには説明いらずのアレックス・イウォビ。まだ確定したポジションはないがトライしている。

しかし彼もインテリジェンス、ポゼッション時のアウェアネスやドリブリング・スキルといったものを見せてきた。

オーヴァーラッピングしてくるフルバックと彼ののコンバイニングはとくに危険だ。

元気そうでなにより。

マッチファクツ（Opta）

• エヴァートンは4月のこのフィクスチャで1-0で勝っている。しかしリーグ試合でアーセナルに連勝したのは1985-86
• アーセナルはPL試合での勝利（33）、ゴール（107）がエヴァートン戦がどちらも最大
• 両チームは今シーズンPLの最初の2試合でクリンシート。エヴァートンはそれ以来15試合のうち14試合で最低1失点
• 去年の12月にToTにまけて以来、エヴァートンはロンドンチームとの5試合のうち4試合で勝っている（W4 D1 L0）
• アーセナルはPLアウェイ連勝すれば2018年10月以来
• アーセナルはすべてのコンペティション直近14試合でクリンシートなし
• エヴァートンはPLでファーストハーフに65％得点しているチーム（PLでトップ）
• アーセナルはPLで先にもっとも失点しているチーム（11）

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)　1-1

SKY Sports (Charlie Nicholas)   2-1

WhoScored.com　2-2

現在のチーム状況で、アウェイでドロウならポジティヴな予想でしょうな。

マーク・ロウレンソン（BBC Sports）：アルテタの加入はアーセナルに多少のバウンスになる。グディソン・パークはダンカン・ファーガソンでまたロッキングしている。それも効果があるだろう。

チャーリー・ニコラス（Sky Sports）：カルロ・アンチェロッティがいたらと思う。ダグアウトには入らないだろうが。おもしろいことになると思う。彼はグレイトなCVがあるし、選手としては見るのが楽しい。彼はスタイリッシュでリスペクトされる紳士。クラウディオ・ラニエリにもっといいウィニングメンタリティがあるみたいな。彼は選手にリスペクトを与えるしそれを選手にかえしてもらうことを期待している。

ファーガソンはエッジを持ち込んだ。1980年代のグディソン・パークはもっともタフなグラウンドのひとつだった。相手にアグレッシヴに行くし、アーセナルにもそんなプレイができれば、喜びをもたらせるだろう。

エヴァートンを見ていると、アーセナルに勝てると思う。彼らはいまソフトだ。

試合のみどころ

チーム状態は最悪だけれど、やっぱり選手たちもアルテタのコメントなんかはチェックをしているはず。

そのなかで触れられているプレイイングメンタリティについての彼の厳しい姿勢を少しでも感じれば、いままでみたいじゃダメだと。思ってほしい。

エヴァートンがガツガツ来るとわかっているなかで、彼らもまたガツガツ行けるのか。そこがみどころになる。

ゆくゆくは彼がアーセナルらしさのようなものを取り戻してくれることを期待したいが、この試合に何かそういったものを期待することはできない。下手すればチームとは話しくらいはしたのだろうが、まったくトレイニングをやっていないのだから。

環境の変化に直面しているチームが、彼らのなかでどう変わろうとし、どういった反応を見せるか。

 

キックオフは日本時間12/21（土）21:30。現地ランチタイムという久しぶりの見やすい時間。

COYG

 

※追記

アルテタはこの試合でベンチに入らないとのこと（スタンドより観戦）。

選手について語っている（via twitter ソース不明）。

Arteta (to the players) “I will be in the stands tomorrow at Everton. I want you to know that I will be watching your attitude, your efforts, your body language. I will see what you do when we lose the ball, what your attitude is. Also, what you do when we have the ball”

アルテタ（選手へ）：わたしはエヴァートンではスタンドにいる。キミたちにはわたしがスタンドから見ているということを知っておいてもらいたい。姿勢、努力、ボディランゲージを見ている。

ボールを失ったときどうするかを見ている。どんな姿勢なのかを。それにボールを持ったときもそう。

なにこれこわい。

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