19/20シーズン終了まで、残り11試合。
先日も検討してみたように、今シーズンのPLでトップ5フィニッシュできるポインツの最低ラインを「60ポインツ」と、例年よりもかなり低めに仮定しても、今後アーセナルに必要なポインツは23ポインツ。11試合のなかで最低でも6勝が必要というタフすぎる戦いに(しかも敗けなしという条件)。
相変わらずライヴァルチームも不安定なため、毎週順位が入れ替わるような目が離せない状況がしばらくつづくだろうが、いまはとにかく、われわれのこれまでのフォームを劇的に改善させることに集中しなければならない。
まずは勝ちが見込める試合では確実に3ポインツ取ること。ホームでのウェスト・ハムは、この11試合のなかでも明らかにそのような試合に分類される。マストウィンである。
アルテタの試合前コメンツ「モイーズのことはよく知っている」
昨日行われたプリマッチプレスカンファレンス。オフィシャルサイトより。
ウェスト・ハム戦について
(ウェスト・ハムはどれほどの脅威?……)
アルテタ:彼らは最近ビッグチームス相手にたくさんの問題を起こしている。わたしはデイヴィッド(モイーズ)を知っているんだ。彼とは7年一緒にやってきたから。彼のストラクチャを知っているし、彼がどれだけオーガナイズされているかも。彼のチームがわれわれにとても困難をもたらすことは確信している。彼らは競えるし、フィジカルでもある。
われわれは自分たちのリソースを使って、自分たちのプレイをすること。そこからパフォーマンスについて考える。ホームにポインツをもたらすパフォーマンスだ。
(デイヴィッド・モイーズについて……)
まず人として尊敬している。彼の人となり、価値、人々との接し方、扱い方、選手たちの扱い方も。クラブの周囲にカルチャーをつくることにどれだけうまくやったか。チームとしてできる、選手間のケミストリや信頼。そして彼はとてもハードに取り組む。
彼はとてつもなく高い要求をするし、キャラクターがあり、それはスコティッシュらしい衝動的なキャラクターで、わたしは彼の下でのプレイをほんとうに楽しんだものだ。
思うに、マンチェスターUでのことなど、彼に起きたことはとても厳しいものだった。わたしは彼がどんなマネージャーか知っているし、わたしの意見は以前とまったく変わっていない。
(モイーズとは話したので?……)
何度か話したよ。彼はいつもとても助けてくれるひとだ。わたしのことをとても信頼してくれていて、とてもいい関係を保っている。まったくもってイエスだ。
トップ5フィニッシュ
(トップ5に入るにはどれくらいのポインツが必要だと?……)
土曜のウェスト・ハムに勝って、より近づける。それがわたしが考えていることだ。なぜなら、ほんの数週間前までは不可能に見えたことで、いまはウェスト・ハムに勝てば、よりありえそうになっている。だからそれが唯一の目標だ。
もし試合ごとに、われわれが3ポインツを奪えるようになっていき、また3ポインツ、また3ポインツとなれば、シーズン最後の3-4試合の時点でチャンスがあるだろう。
(現状で、長期・短期で計画することの難しさ……)
とてもむずかしい。なぜなら、わたしはすべてがとても計画されていること、詳細まで詰められていることを好む。それはわたしの原則に反したりもすることもあるが、改めてそれに適応しなければならない。
スクワッドに関して、特定の個人に関して、チームをどうインプルーヴできるかに関しては、自分が何をやりたいか、わたしはとてもクリアなアイディアを持っている。しかし、われわれの関知しないケイスやシナリオだってもちろんある。
それは今シーズンわれわれが行うことや、直近数シーズンに起きたことにも依るだろう。そういったことが大きなインパクトにもなる。
(なぜ若い選手を使うので?……)
わたしはいま持っているリソースをやりくりせねばならない。大きなリソースだ。
それは彼らが若いからというわけではなく、彼らがよくなれるからだ。彼らはすでにとてもいいわけだし。彼らのうち何人かは驚異的(phenomenal)ですらある。
だが、彼らが驚異的だったりとてもよくいられるのは、彼らが一貫性あるやり方でプレイしているときだけだ。いいコーチングに囲まれて、いいクラブカルチャーがあり、いい選手たちもいる。われわれは彼らをサポートしなければならない。わたしにはその用意があるし、彼らはそれに反応している。
選手について
(ルーカス・トレイラについて……)
今朝はかなりよかった。彼と話して、痛がってはいた。ケガの程度はまだはっきりとはわからないんだ。明日ロンドンの専門家が診てから、詳しくわかるだろう。
(キーラン・ティアニーについて……)
いつプレイする準備ができるかはわからない。だがもう2、3回完全なセッションをやっている。いまは接触プレイにもより自信をつけつつあるし、すぐにでもスクワッドに入ってくれるとありがたい。
(シーズンにおけるケガの影響の大きさ……)
わからないね! はっきりとしたことは云えない。たしかなことは、わたしが来てからかなりたくさんのことが起きていて、でもそれに対処しようとしなければならない。それもフットボールの一部だ。われわれにだけ起きるわけではなく、どんなチームにも起きる。だからそれを嘆いてばかりはいられないんだ。そういうことさ。
ときには悪運だったり、ときには試合でのプレイだったり、避けられたこともあるだろうし、コーチやフィットネスコーチも、もっとうまくやれたこともあるかもしれない。でもそういうものなんだ。
(ダニ・セバーヨスとパーマネントでサインする可能性……)
それについては何も話していない。わたしはダニにはほんとうに満足しているし、彼がいまチームにもたらしているものについても。
ケガのあとこのレベルに戻るまでは時間がかかってしまい、それがわたしが過去に見てきたものだった。いまはもうとてもよくパフォームしており、それは彼がより多くの試合でプレイするようになったからだろう。
(パブロ・マリはウェスト・ハムでスタートできるほどフィットしている?……)
彼は試合のあととてもよくリカヴァーしている。彼はあの試合の前にU-23で45分プレイしている。そして彼は90分プレイし、本人もフィジカリーにはいいと云っていた。よくトレインしているし、土曜に必要ならプレイできる準備はできていると思う。
(オリンピアコスのミスのあとオーバはどうトレインしている?……)
彼は落ち込んでいた。彼はあそこで起きたことに責任を感じていた。われわれは、たとえそれが試合のベストチャンスだったとしても、みんなが彼を励まそうとしている。彼はそもそもその前にわれわれを勝ち抜ける状況にしてくれた選手なのだし。彼は今シーズンも昨シーズンも多くのチャンスを決めてきてくれている。われわれは彼にハッピーでいてもらうことが必要だ。笑って、エナジーに満たされていることが。それがここ数日の彼だね。
(オバメヤンの契約状況について……)
シーズン終了までに、いくつかのステイジで対処しなければならないのはたしかだ。これからわれわれの意向を見ていくことになるだろう。彼の意向も。そのときどきの状況もだ。
思うに、現状のコンテキストを予想することは難しい。わたしのはとても簡単だよ。わたしはどんな状況であっても彼をキープしたい。
とにかく残り試合を全部勝つことだと思う。リバプールやレスターとやる時はもう優勝と3位以内は決定してるだろうから、モチベーションの維持が難しいはず。トッテナムにしてもCLと並行して戦っていて、選手を休ませる余裕がない。どれもリーグ戦で勝てないと考える理由はないと思う。
ただ一方で、本当に残りを全勝したとしても、上が走ってしまえば何も得られない可能性は十分にある。勝負の世界は残酷で、ベストを尽くしても見返りがあるとは限らない。しかし何が得られるかよりも、選手が誇りに思えるようなチームであり続けてほしい。だからとにかくガムシャラに勝利を積み上げよう。COYG!
オーバドルからアーセナルに来た時もサボタージュなどの問題行動があったので、彼が熱望していたスペイン2強かアプローチがあれば来シーズンのチームへのモチベーションは無理でしょうかね
強豪チームのどこも興味がなければ来シーズン残してもいいかも
普通であれば強豪が手を引く年齢ですが、20ゴール以上するなら関係ないですもんねえ
ラカでなく今後PLはンケティアを1stチョイスで使うべきだと思います。(アルテタがどう選択するかは別として)選手選択の間違いがなければまだ上位で終われる見込みもあると期待してます。
相手モイーズウエストハムですか。マリで高さ対策しましょう(笑)まぁ絶対とは言わないですがマリをスタートからでもいい気がします。まだ未知数な部分はあるけど賭けてもいい賭けかなぁ。
確かにAMNはSHよりはCM(orDM)で使われて欲しいし、かなりやれるんじゃないかと思います。