※この試合は急遽延期が決定(オリンピアコスめ)。。このエントリは途中まで書いたのでせっかくだからアップするよ。
The Premier League have postponed our match with Manchester City on Wednesday night as a precautionary measure.https://t.co/qTX1QiXjZv
— Arsenal (@Arsenal) March 11, 2020
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シティとのアウェイマッチは、シーズン38試合のなかでももっともタフな試合のひとつだ。それゆえに、なんらかの結果を出せれば得るものは大きい。
来シーズンのCLをまだ完全にあきらめていないわれら。今後を占ううえでは、結果はもちろんながら、パフォーマンスと内容が問われる試合になるはず。極論すれば、ここでは「敗け方」も重要になりうる。必ずつぎにつながる試合にしなければならない。
自身のメンターが率いるビッグチーム相手に、彼らを知り尽くした元片腕、新米マネージャーのアルテタがどう挑むか。
チームのセットアップ、局面での読み合い、試合中の調整と、ヘッドコーチ同士の戦術でもみどころの多い、興味深い試合になりそうである。
Manchester City vs Arsenal preview
アルテタの試合前コメンツ
試合前記者会見の模様は、昨日このブログでお伝えしているとおり。
シティのやり方は熟知していると一定の自信を見せるも、最後はピッチ上の選手たちの戦いになると。
この会見のあと、いくつかのメディアがボスのコメンツを伝えていた。
グアルディオラについて語るアルテタ「ペップはお手本だった」
Sky Sports via Arseblogより。
アルテタ:ペップはシティに四六時中つきっきりだったと思う。いつもそんなふうに感じていて、アシスタントだったときわたしも同じように仕事をしていた。しかし、ほんとうにその役割を理解するためには、マネージャーとしてやっていく必要がある。
わたしたちはとてもよく連絡を取っている。すぐに忘れることができないこともあるから。彼はわたしをとても助けてくれるひとで、グレイトな関係だ。もちろん話はする。
わたしが15才のとき、彼はバルセロナのキャプテンだった。わたしにとってはお手本だったよ。そして、少しだけ一緒にプレイし、離れた。彼は自分の道に進んだんだ。あれから、また話をするようになり、イングランドで一緒に働く可能性についても話した。ファンタスティックな4年間をともに過ごした。
彼は選手としてのわたしに影響を与えたことはたしかだ。バルセロナのマネージャーとして、クラブを変身させたし、プレイの仕方も変えた。
もちろん、彼と毎日いれば、なぜマネージャーとしてあんなに成功を収めることができたのか、なぜすべてを勝ち取ったのか、なぜいつも彼のチームは彼のやり方でプレイさせられるのか、目の当たりにすることになる。
わたしがやりたいこととも多くの点で似ているが、もちろんみんな違う。
(シティのマネージャーになっていた可能性)
もし決断を下すなら、それを喜ばねばならない。
わたしはここにいることがとてもハッピーだし、アーセナルを率いる可能性があっただけでも大変に誇らしい。ここでのプロセスや、選手やスタッフ、クラブが見せてくれているわたしへの信頼もそう。わたしが受け取ったものはファビュラスだった。しかし、いまはもうここでのことに集中している。
アルテタ「コピペしたってうまくいくはずがない」
こちらはBBC Sportsより。
アルテタ:シティとアーセナルでは、状況におけるコンテキストがまったく違う。すべての人間のキャラクターと人格を見れば、誰もが違った感じ方をする。
コピー&ペイストしたところで、いつも間違うんだ。
彼はリスクを取りたがるし、何が何でも自分のやりたいやり方でプレイさせたがる。そこは譲らないだろう。
わたしは選手から「こんなプレイが可能?だとか、こんなふうにプレイすべき?」なんて疑いは聴いたことがない。
彼らはやるべきことについて一滴の疑念も挟めないよう、全員が納得する。
(シティがマンUに敗けた)
彼らは必ずそれに反応する。
彼らは勝つことにとても慣れているチームだし、敗けたあとは毎回すぐそれに反応する。だからわれわれはベストを出さねばならない。
妥協しない漢。ペップ・グアルディオラ。そういうマネージャーはいくらでもいると思うのだが、どこでも成功させているのがすごい。
ベレリン故障のニュースに反応するアルテタ「いまや問題を抱えていない選手などいない」
アルテタ:痛みから完全に逃れている選手というのは、いまはほとんどいないと思う。
いつでもちょっとした問題や痛みはあるものだ。足首とかそういう。
ヘクターは、この数ヶ月はずっと不快感があって、いつもそれに対処しようとしてきた。彼のトライしてプレイしようというアティチュードは、ずっとグレイトだった。べつに目新しい話ではないよ。
われわれはそのポジションが不足していて、だからチームにセドリックを連れてきた。彼はフィットしているので起用できる。彼はそのポジションに競争をもたらすだろう。
「べつに新しい話でもない(there is nothing new)」。ベレリンは股が裂けているというオーンステイン発のニュースで界隈はだいぶ賑わっていたのだが、それを一蹴したかたちである。
これredditのオーニーサブでまったく同じ主張をしていたひとがいて(アスリートならつねにどこかに問題を抱えている)、大したUpVoteもなかったが、このボスコメはちょっと誇らしかったもしれない。
いつものグーナードクターのメディカル解説動画。ベレリンのケガが心配なヘクターっ娘のみんなはチェックしよう。
ひとくちに鼠径部が裂けると云っても、ステイジでだいぶ塩梅は違うようである。
まあ、いまのところオフィシャルのTeamNewsにも載っておらず一応フィットしている扱いなので、そこまで心配しなくてもいいのかもしれない。
それにしても、アルテタはプレス会見のあとにメディア対応しすぎ問題。いろんなコメントが聞けるのはうれしいけど、ブログ書いてるおれはフォロウが大変である(笑い)。
パブロ・マリのコメント「アーセナルで何年もプレイしたい」
デビュー以来、安定したパフォーマンスを見せている元シティのマリー。football.londonより。
マリ:これまでずっと学んできた。まだ若かったし。いまは少しだけ年をとった。自分がプレイしてきたすべてのチームでたくさん学んできた。どこも違っていた。
振り返りたくはない。前を向きたい。いまぼくはとてもいいクラブにいて、これから何年もここで続けていきたい。
ここでとてもハッピーだ。シーズン最後までベストを尽くすようトライしていく。クラブもぼくがいてハッピーでいてほしいし、みんなにとっていいシーズンの最後を迎えられるようにする。
ぼくは世界でもベストのリーグのひとつでプレイしたかったし、いまここにいる。チーム、クラブがたくさんの試合に勝てるよう、ファンに楽しんでもらえるようベストを出す。
(シティ戦)いい試合になるだろう。ぼくはアーセナルにほんとうに集中している。
この試合には勝ちたい。また3ポインツ取りたい。
(シティにいた頃)そのときぼくの気持ちとしては、彼らのためにプレイしたかった。無理だったのだけど。いまはまた別の状況になっている。
ぼくはアーセナルで何年もプレイしたい。状況は変わったけど、ぼくはいまとてもハッピーだ。
そうかそうか。よかよか。
英語で応えているからか、語彙が少ないインタヴューのような気がするが、母国語だと違ったことが聞けそうではある。
こちらはESPNブラジルのインタヴュー。VVDは世界中のDFのお手本であると。
🗣️🇪🇸 “Referência para qualquer zagueiro no mundo. Podemos tê-lo como objetivo, chegar um dia a ser como ele”
Recém-chegado no Arsenal, Pablo Marí conversou com a @ngedra e falou da sua inspração em Van Dijk, um dos melhores na posição#PremierLeagueNaESPN #FutebolNaESPN pic.twitter.com/ncUbWsRqac
— ESPN Brasil (@ESPNBrasil) March 10, 2020
=====ここまで=====
うーん。世界はますますメッシーに。これからどうなるんです?
仕方ないとは思いますが、急な延期になったので、
お互いのチーム、サポーターにも影響が凄そうですね。
結局最終週に4試合やるんですかね
仕方がないですが大変ですね