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Arsenal, Arteta

ミケル・アルテタの淀みないメッセージ

再開されたトレイニング

ライト:わたしが云いたいことはわかるだろうけど、ミケル。いくつかのチームがトレイニンググラウンドを開けている。それがどういうことかみんなにわかりやすく説明してくれないか? 単純に「Oh、彼らは復帰して一緒にやっちゃってるよ」って考えるかもしれないじゃないか。みんなが分かれて活動していて非接触を強いられているときに。

アルテタ:選手は自分の車でセッションの5分前までに来なければならない。私服で、自分の水を持ち、自前のブーツで、自分のプロテインバーを持ってだ。

彼らはピッチごとにひとりしか入れない(※訳注:コルニーは11面のピッチがあるそうな)。ほかには誰もいない。お互いの接触もなく、見もしない。フィットネスコーチもいない。自分のプログラムに従い、グラウンドを走る。1時間でそれは終了し、自分の車で帰宅する。

だから公園に行くよりむしろ安全なんだ。なぜかって、彼らはより守られるから。足首をひねったり、筋肉に問題が起きるとか、もしそこで何か起きてもすぐに対処できる。良好な環境がある。選手たちを安全にしたいんだ。

公園ではときどき5人のキッズに追いかけられたりするが、それはいい環境じゃないでしょ、イアン。

ライト:そうだね。とてもよく整ったシステムみたいだ。

キーラン・ティアニーについて

ライト:ところで、わたしは選手たちみんなを愛しているけど、ひとりとてもわくわくしているのはキーラン・ティアニーなんだ。彼はどうしている? キミは彼のことはそこまでよく見ていないよね。でも、彼はわれわれにとって、とても大きな存在になると思うんだ。

アルテタ:完全に賛成するよ。彼とのワークを楽しみにしているし、試合でプレイするチャンスも与えたい。彼のアティチュード、コミットメント、やる気はすごいよ。わたしも彼がチームに特別なものをもたらすだろうと思っている。

(ケガは)残念だったけど、それも彼の成長の一部なんだ。キャリアのなかで、そういったときを乗り越えていく。わたしは彼に挑戦的にこう云うんだ「キーラン、キミはどうやってそれに対処する?」。自分で気の毒に感じることはできない。起きてしまったことなんだから。

Okay、ここからはプレッシャーのレベルがもう一段高まる、でもトップクラブでプレイするのだから、それに対処しなければならない。大きな期待にも対処せねばならない。ここには成功するためのあらゆるものがある。キミには選手が持つべき最高の姿勢がある。自分の仕事をやり、それを楽しめ。以上。

信念と信頼

ライト:多くのひとがわたしに訊いてくるから、これも云わねばならないがミケル。キミの話し方やカメラをまっすぐ見つめる眼差し、キミの云っていることはとても簡潔で、知的で、とてもやる気に満ちたものに思える。

われわれが向かっているところをファンがちゃんと理解しているか、確かめたいかい? われらはみんなキミについていくよ。

アルテタ:Well…

ライト:I love you Mikel.

アルテタ:(笑い)わたしには選手が必要だし、彼らが主役だ。わたしは彼らに自分について来るよう説得しなければならない。でもそれには理由や目的が必要だ。なぜそれをやるのか? 意図やそのやり方。

もし彼らがそれを理解し、わたしを信頼するなら。これがこの仕事を楽しむやり方なんだ、より成功をもたらすんだ、より競争力を持てるんだ。そうなれば、今度はわれわれはそれをファンに伝達できるし、世界に、雇い主に、世界に散っているスタッフにも伝達できると思う。

わたしには信念があり、願わくばそれを彼らがフォロウしてくれて、ファンやみんながそれを買ってくれて、そんな絆とつながりをつくりだせるといいし、それはほんとうに必要とされているものだ。

ライト:ナイス。ナイスだよ。。

あとこれは個人レベルの質問だけど、キミは全体的に整っているように見える。いまはもう完全によくなったのかい?

アルテタ:いや、ヴァイラス感染して、それを妻に伝染させてしまった。一緒に住んでいる乳母や子どもたちは大丈夫だったけど。(回復まで)一週間かそれくらいかかったよ。でもわたしがラッキーだったのはそこまでひどくならなかったし、選手やスタッフにも感染させなかった。

ライト:ミケル、ボス、キミと話せてとてもよかった。#hometeamに迎えられてよかった。全部終わったらまた会えることを楽しみにしてる。

アルテタ:Okayありがとう。楽しかったよイアン。気をつけて。

ライト:子どもたちと元気で。

以上。

Twitterで紹介されてたのが4分くらいだったから、大した尺じゃないだろうと思ったら9分ぐらいあった。。油断したぜ。

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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “ミケル・アルテタの淀みないメッセージ

  1. 一言。
    各国首脳、法王の公的な会見や演説にはプロンプターというカンペみたいなものが使用されますので、全く別物ですよ。公に決定された事を伝える場ですから私見や感情は基本必要とされません。もしご存知でしたらすみません。

  2. オススメ曲で締めるの良いですね。文章に加えて主さんの気分も伝わります。高まった時はまた是非!

  3. 正直言うとペップの英語の語学力がそこまでなので彼のインタビューや会見をそこまで追ってないけど、アルテタはもっとclearなコメントするし、よりtutorチックな感がある。
    (現役時代からだけど)そこまでジョーク好きでもないかな 笑

    今後財務状況がどうなるにしろ、若手をより一層起用していくのは間違いなさそうで、そこに関してサッカー選手として戦術的にも育成的にも、そして何よりアーセナルManとしても成熟させれそうなアルテタを監督にしたのは本当に大きいとしみじみ感じます。

    メルテザッカーも今後指導者として長くアーセナルに貢献してくれそうだし、
    パニックバイと呼ばれたあの補強でもアルテタ、メルテを迎えれた。。
    今夏移籍市場でどうなろうが、パニックとは騒ぎたくないですねえー

  4. サカの契約の件でアルテタが「それはクラブの仕事」って言ってたのが理解できたような気がする。スタートラインを下げたくないって話なのかな。
    政治的な存在であることの多い監督業に対して、アルテタはもっと純粋にサッカー本位なのかも。それがアルテタの魅力なのかなって思った。

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