若い選手たちについて

（エディ・エンケティアについて……）

わたしは彼にいまやっていることを継続してもらいたい。ゆうべの相手に対する彼のプレイは、あんな難しい状況にも関わらず、わたしにはただ事じゃないと思えたよ。あの年齢で。そして彼はとても大きなパーソナリティがあり、自信がある。パワフルで、どのエリアも成長している。わたしは彼を大いに信頼している。

（この状況が若い選手たちに恩恵がある……）

イエス。彼らを正しい環境に置いてやることがコツ（trick）だ。プレッシャーを与えすぎてはいけない。われわれにはとても若いスクワッドがある。とても経験不足だから、ピッチのある部分に彼らを近づけておくと、いくつかの間違いがあったり、意思決定をいつも正しくやれなかったりする。

われわれはいま、そういったことも受け入れていかねばならないポジションにいる。おそらくわれわれが望む以上にそうなっていくだろう。

それがわれわれの置かれている状況だが、一方でまたこれはグレイトなことでもある。なぜなら彼らがそういった経験を積めることには素晴らしく貴重だし、強敵相手のプレイを彼ら自身が観ていくことになるのだから。

移籍について

（財政の状況が移籍や大きな契約に影響を及ぼす……）

移籍市場がどうなるかは、たくさんの不確定要素があると思う。ほかのクラブがどうするとか、いろいろなことを聞いているだろう。もう散財したクラブもあれば、保守的になるクラブもあったり、ほかのクラブがどう動くか出方を観ているクラブもある。

われわれの現在のポジションは、これから見て、注意深くしなければならない。

われわれの野心は変わっておらず、オーナーも同様だということはわかっている。スクワッドの強化にトライするし、残したい選手は残し前進していく。

（われわれはまだタレントを補強できそうなので？……）

わからない。残念だけど今日はそういった質問には答えられない。あまりにも不確定なことが多いから。

その他

（あなたの仕事は当初思っていたよりだいぶ大変……）

それは否定できないね。いくつかのビッグチャレンジがあることはわかっていたが、特権も感じている。いまわたしがここにいることは名誉だ。わたしがするすべての決断は、このクラブを可能なかぎりいいやり方で守ること。そして、選手たちをみんないっしょにさせて、信頼を得て、わたしがやろうとしていることを信じてもらう。彼らはとても納得しているように見えるよ。

われわれの道にはたくさんの岩が転がっている。ゆうべわれわれの前にはさらに多くそれがあった。しかし、わたしはこれまで以上に自信を持っている。困難が待ち構えているし、時間のこともある。フットボールでは、時間を買うことは難しいし、忍耐もまた少しばかり難しい。しかし、わたしが自信を持っているのは、つまりそれを毎日自分の眼で見ているからなんだ。プロセスには時間もかなりかかる。

現時点で、彼らは飛び立とうとしているように見えるが、少し時間も必要だ。なぜならこのプロセスにはたくさんの予想外のことが起きるから。わたしはここへ来て5ヶ月。フットボールでは時間を買うのは難しい。

（トップ4フィニッシュへの戦い……）

以前も云ったように、ヴァイラスのあと、われわれの前にたくさんチームがいるポジションからのスタートになる。一試合づつやっていくしかない。ゆうべはもう終わったことだし、そこで起きたことから学ばなければならない。起きたことを分析もしないといけないし、フェアにやらないといけない。

いまもプロセス、スクワッドに違いが見えるだろう。そこにたどり着くにはまだ少し時間がかかる。最初の30-35分くらいはとてもよく競っていけていたと思うんだ。脅威になれていたし、彼らに困難ももたらしていた。しかしあのレヴェルでは、こちらが相手に与えてしまっても、相手はミステイクをやらない。昨日それが起きたことは明らかだ。

これから一試合づつだ。いまもまだ同じ野心を持っているし、つぎの試合には勝つ。

以上。

今回の会見内容にさすがに界隈はざわついていた。読んでみて、そりゃ当然だろうと思った。

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