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【マッチプレビュー】19/20EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(4/Jul/2020)PL地獄の4連戦スタート

夏のウィンドウについて

(トマス・パーテイに関心があるので?……)

ほかのチームでプレイしている選手については何も話せないよ。悪いね。

(このウィンドウでどんな補強が必要?……)

とても明快だ。わたしにはとても明快なプランがある。この国のトップチームと競争するスクワッドバランスを得るために、必要な選手、ポジションを特定している。

(夏にセンターバックに動くので?……)

見ていくことになるだろう。パブロは来シーズンのスタートに間に合わないかもしれないし、カラムもそう。今シーズンは残り9試合あり、まだ何でも起きうる。

ウィリアムは今シーズンは多くのケガもあったし、そういう意味では安定はしていなかった。だから、待って見ていくしかない。

現時点ではわれわれにはオプションがあるし、将来に向けて状況を検討していくことになる。ただ、いまはあまり安定はしていないね。

(補強のためには何人かの選手を売る必要がある?……)

また同じことを云うが、われわれにも今回のマーケットがどうなるかわからない。もちろん、いろいろなプランを合わせて何ができるか検討せねばならない。いまはまだ不確定なことが多い。シーズンをどうフィニッシュできるかで、財政面も変わってくる。だから少し我慢して何が起きるのか見ていかないと。

(夏は予算が少ない……)

いろいろなことを見てきたじゃないか。チェルシーのやり方はほかのクラブとも違っていたし。バイエルン・ミュニックはアグレッシヴにやるかもしれない。しらんけども。われわれは補強のためにベストプレイヤーを売るチームであってはならないですよねと訊かれれば、それは間違いない。

その他

(ここまでの時間でどれだけ学びましたか?……)

ずっとチャレンジだった。キミが云ったとおり、この半年でたくさんのいろいろなことが起きた。大きなロックダウンがあり、たくさんの試合があった。ロックダウン後にもたくさんの試合があった。トレインする時間がなく、チームにもクラブの内部にもたくさんある問題を解決する時間がなかった。

クラブの未来のために最高の決断を下せるよう、わたしにできるすべての情報を集め、チームを進歩させようとしている。チームの選手を知り、環境をつくり、カルチャーをつくる。一歩づつよくなっていけたらいいなと。

(理想のスターティング11にはどれほど近づいている?……)

それはつねに査定していくものだと思う。1週間かそこらでものごとは急速に変化していく。うまくいったときもそうじゃなかったときも、選手たちのリアクションを見ていかねばならない。それがプロセスの一部だが、みんながチャンスを得るし、若い選手たち、チャンスを得られていない選手も、彼らもワークして捧げるものがあり、それはチャンスに値する。スタッフもアカデミーのメンバーたちもこれまで、若い彼らがこのステイジで準備できるようやってきた。

われわれはいまたくさんのことを査定している。ベストパフォーマンスを引き出そうとしているし、勝利はテーブルを登っていくのに必要だ。

(いまリーグは2強で、それを6チームが追いかけている……)

いまはそんなふうに見える。しかしこの2-3年に起きたことを見れば、それもすぐに変りうるということさ。リヴァプールのこの4-5年の進化を見てごらんよ。ユナイテッドもいますごく強くなったように見えるし、たくさんの正しい決断があったんだろう。レスターも同じ。ウォルヴズと彼らの今シーズンを見れば、彼らはもっと良くなるんじゃないかと思う。だからこれからはチャレンジになるんだ。

(リヴァプールとの)ギャップは縮めなければならないし、マージンはまだまだ大きいね。

(ウィリアム・サリバについて……)

知ってのとおり、両クラブが話し合い、現時点では彼がカップファイナルでプレイするという合意には達しなかった。彼はわれわれの選手だし、ベストの彼がほしい。われわれは彼を守りたいし、合流するときにはできる限りいいコンディションでいてほしい。それはクラブレヴェルでのやりとりになっているよ。

(グラニト・ジャカがマテオ・ゲンドゥージの模範になりうる……)

われわれは個人のあらゆる状況に対応しようとしている。起きたことのすべてを評価し、選手を助ける。進歩することを助ける。正しい環境を与えられるよう努力するし、それはほかのどの選手とも変わりはない。

以上

うーん。プレスの皆さんもオーバがどれだけ重要かとか、毎度同じことを訊くのはやめてもらえないかなあと思う。

さて。質問のなかにトマス・パーテイの名前が出てきている。いくら名前が出てきても取らない選手は取らないわけだけど、さすがにいまの状況を見るに。どうだろう。踊らされている自覚はある。

それにしてもおれのアダマ(笑い)がこんなふうにキーマンとしてピックアップされる日が来るとは。感慨深い。

ヘクター・ベレリンのコメント「もっとアグレッシヴにならなければならない」

完全復帰に向けてハードワークするRB。ノリッチ後のコメント。『Evening Standard』より。

ベレリン:ぼくらにとって(CLスポットは)シーズン開始当初からの目標だった。ぼくらのPLリターンはベストなスタートではなかったけど、隔離中もみんなすごくハードワークしてきた。フィジカルだけでなく戦術的にも。

ぼくらは、ピッチ上でのそういったすべての新しいコンセプツを理解する必要があるのだと思う。ゆっくりと、慣れていっているし進歩している。

ブライトンの試合のあと、もっとアグレッシヴにならなくちゃダメだとわかったんだ。ジュエルでもっと良くなければならなかった。この数試合ではそれに取り組んでいるところを見せられたし、ファイトしたいんだ。

(オバメヤンについて)スタッツが物語っていると思う。いまはストライカーだってそんなにたくさん得点するのは難しい時代だ。チームに彼がいてとてもうれしい。

セドリックのコメント「ヘクターとは健全な競争がある」

いきなりのデビューゴールで度肝を抜いたRB。ノリッチ後のコメント。『Evening Standard』より。

セドリック:(ベレリンとのポジション争い)健全な競争だよ。ぼくは以前からヘクターを知っているし、お互いにサポートしてる。

いまはみんながプレイするチャンスを得ている。それこそチームが必要なことだ。一番重要なことは誰がプレイしても勝つことだよ。ぼくはアーセナルのためにベストを尽くすためにここにいる。

もちろんフラストレイテッドなときもあるし、(フィットできず)不満なこともある。でもぼくは自分の人生で自分のできることに対してはとてもとても情熱的なタイプの漢なんだ。100%を捧げる。そのためにここに来たのだから、もちろんトレイニングでケガをしてしまったことはうれしくなかった。でもそれは起きてしまった。100%でトレインしていたからね。そういうことも起きることはある。

どうカムバックするかが重要で、メディカルスタッフやテクニカルコーチのみんなからはとてもいいサポートがあったね。

告白すると、ぼくは彼にはあまり大きな期待はしていなかった。いてもどうせベレリンのバックアップだろうと。パーマネント契約する以前はこのまま半年で契約が終わるんじゃないかと思っていたくらい。

それが、ノリッチで見せたプレイはなんの違和感もないものだった。もちろんサブで入ってから20分に満たないくらいの短い時間だったので、これで何かを評価できるわけではないが、少なくともアーセナルのレヴェルに満たないのでは?という心配は晴れた。どえらいゴールまであったし。彼がフリーキッカーだという触れ込みはあったけれど、それがまたジャカが蹴っていたらXhaka boomと云われていたようなもので。

だってセインツで戦力外だったっていうんだからしょうがない。

今後、右サイドでベレリンの立場が脅かされるような未来は来るのか。またひとつ楽しみが増えた。

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3 Comments on “【マッチプレビュー】19/20EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(4/Jul/2020)PL地獄の4連戦スタート

  1. ジャカとルイスのコンディションが心配。
    ルイスは足首を痛がる素振りを見せてたし、ジャカは足首のケガからの復帰をかなり繰り上げて活躍したが、前節の後半はかなりパフォーマンスが落ちた。

    意外と守備の勝負になりそうな気もする。
    どっちも少ないチャンスをモノにする切り札は持ってるが、たぶんアーセナルは試合を支配する力(主力のコンディションも含め)がない。

    とはいえ33試合目に至ってまだこんなビッグゲームが残ってることを、サッカーの神様に感謝しないと。
    今季はまだ終わってない。ありがてぇぜ!COYG!

  2. 毎試合、対戦相手がラスボスじゃないかと思うくらい、強そうですね。
    ベギラマ覚えたてくらいのアーセナルじゃあ、ちょっとしんどそう。

    こういう試合で勝てるなら、それこそスーパーな個の力(オーバ、エジル、ぺぺ、ジャカ砲)じゃなかろうかと思うんですがが。

  3. ジューラブシアンのwikiを読んでたら、彼は子供の頃からグーナーで、デイン時代かたアーセナルとは深い関係にあるのだとか…。
    興味深いです。

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