クラブレジェンドになりつつあるオバメヤン。
アーセナルに来て以来ずっと安定した得点力でチームに貢献しているオバメヤン。
ついに大きな記録をつくった。
No Arsenal player has reached 50 Premier League goals faster than @Aubameyang7.
And he finished the day with 51 😤 pic.twitter.com/QWHS7mmY7d
— B/R Football (@brfootball) July 1, 2020
クラブ史上最速PLの50ゴール。
Pierre-Emerick Aubameyang 1⃣9⃣
Jamie Vardy 1⃣9⃣
Danny Ings 1⃣8⃣🏃♂️ At the start of the year Vardy was four goals clear of Aubameyang in the race for the Golden Boot
Now seven players are separated by four goals at the top pic.twitter.com/DV0SBqRnZ0
— WhoScored.com (@WhoScored) July 1, 2020
今回の2ゴールでゴールデンブーツ争いもトップ(タイ)に。この試合もハットトリックのために最後までプレイしてほしかった。。
Pierre-Emerick Aubameyang has been directly involved in 62 goals in 79 PL appearances for Arsenal
🏟 79 Games
⚽️ 51 Goals
🅰️ 11 AssistsHe is now the joint top goalscorer this season with 19 #Arsenal pic.twitter.com/LjKLTX0w9Z
— Premier League Statman ⚽️ (@EPLStatman) July 1, 2020
アーセナルに来て以来、PLの79試合で直接の得点関与が62(G51 A11)。
このひとは試合に出れば、だいたいゴールかアシストをやってくれるということだ(78%の確率)。
もちろん結果も素晴らしいが、何よりもすばらしいのが彼の試合に対する、あるいはアルテタのインストラクションに対するアティチュードだろう。
今回の1点めは、すでに今シーズンに似たような得点があったが、相手のビルドアップの局面でFWがまずファーストDFとして積極的にプレッシングをやるという、献身的アティチュードのたまものである。
ついこないだエンケティアもまったく同じようなハイプレッシングからGKのボールを奪って得点しており、彼らはアルテタのアタッカーに対する要求にみごとに応えている。
昨シーズンもゴールデンブーツを取ったし、今シーズンもまたトップを争っている。こんなに競争力のあるFWがアーセナルにいる幸運よ。
もしオバメヤンがアーセナルと契約を延長するならば、30才の選手といえど3-4年の契約にはなるだろう。であれば、彼はキャリアをここで終わらせる覚悟ができたということになる。そうなれば、クラブレジェンド(候補)になるだろうし、アルテタ・アーセナルにとっても、CLで戦うという短期的/中期的な目標を達成するうえでの大きなブーストになる。
アーセナルはこれまでチームのそのときのトッププレイヤーをもっとも旬な時期に手放してきた。いざいい選手が出てきてもいなくなり、つぎの選手が出てきてもまたいなくなり。トップレヴェルでプレイしたい優秀な選手はみんなチームに落胆して移籍していく。だから、チームとしてクオリティを継続することができなかった。
同じ時期にできるだけ多くの選手がピークを迎えることが、大きな競争力になることは歴史が証明している。仮に予算のないクラブでも、そのタイミングが合えば驚くほどの競争力を発揮することがある。
いまのチームはようやくタレントが同じ世代に集中していると実感できる。サカの契約延長にこれだけのファンが熱狂しているのは、みんなこれから起きる未来を見ているからだろう。数シーズン後には彼らが揃って同じ時期にフットボーラーとしてピークを迎えたら、どうなるか。
そんなチームができるまで、キープレイヤーの誰一人欠けないよう、このチームは競争力を発展させ維持していかねばならない。
オバメヤンはこのチームにまだしばらくはいてもらわねばなりませんな。
その他試合について
気づいたことなど。
- ジャカのゴールシーン。オバメヤンのクロスに飛び込んだのはジャカで、そのあとにはネルソンがボックスへ。ゴールの瞬間、ラカゼットはボックスのもうちょい外にいて、クロスに合わせるようなタイミングではなかった。あれじゃあさすがにちとかわいそうだなと。上に貼ったチームのポジショニングマップでも、ラカはジャカやセバーヨスとあまり変わらない低さで、彼の得点について責めるのはやはり若干気の毒である。まあチャンスは何度かあったので決めてほしかったけれども。これから彼はどうなるんだろう
- KTはどれだけクロスを上げるんだと(記録では6つ)。しかもどれも危険なものばかり。復帰以来の彼はずっと目覚ましいパフォーマンスを見せている
- セドリックはサウサンプトンで120試合に1ゴールだったとか。今回は入って5分で1ゴール。Goal per 90で5.23ゴール。レジェンド
- セドリックはあんな小柄だと思わなかった
あ、それとアーセナルはこれで降格回避が決定したそうで(笑い)。
Arsenal are mathematically safe from relegation.
— Orbinho (@Orbinho) July 1, 2020
ウケるw
最後にこれだけは貼りたかった。
試合については以上。
CLは無理だしELもあやしくてオーバメヤンの契約はどうなるんですかね ワクチン開発されるまでコロナでスタジアムにお客さん入れても限定的になるだろうし今がピークでこれから衰えていく選手なので給料は少しアップで2年で延長オプションで1年とかで契約更新できたらなぁと思うけど、エジルの前例があるので無理かな 同ポジションにはサカやマルティネッリも居るので1、2年後には絶対的な選手ではないと思いますから無理して契約することは避けてもらいたいものです
オバメヤンの得点力はホントに凄いのひと言です。相手のちょっとしたミスにつけこんで点を獲ってしまう辺りが、見た目に似合わずクレバーというか、ゴールへの嗅覚が抜群ですね。
ラカゼットは役割が違うとはいえ比べられると酷だなと。
オバメヤンを残すなら彼が活きるシステムと周囲の選手を用意できるか、売るなら売るでその得点力をどう埋めるのか、難しい問題です。
天晴れでした!
特に前半はセバージョス!
FAカップのゴールで完全にノッてしまいましたね。
ゴールの魔力。
その意味でオーバは異次元ですね。
こんな選手、なう市場で取って来れないんだから絶対残す派です。
次節以降のジャカもノッちゃうとなると、中盤が急に輝き出してしまうのか。
ウルブズ戦のMOTMはジャカと予想しておきます。
セバージョス来季も居て欲しいなぁ。
後半はセドリック!
迷いなく逆足であのボールが蹴れるとは。
クロスも両足で上げてたし、攻撃面では期待して良さそう!
ベジェリンが復帰以降、らしく無いんで競い合って貰いたいですね。
2ゴールのオバメヤンも流石だけどMOTMはエミマルかな。
こんな良いGKだったのかと驚く。
レノは復帰しても、うかうかして居られないのでは。
あと関係無いんですけど、糞ださユニのチェルシー相手にジャックがプレイしてて、ほっこりしました。
なんとか残留して貰って来季もジャックとファビアンスキを観たいもんです。
マルティネスの顔つきがすごく変わったように見える。いい意味で。
精悍に逞しく鋭い目つきに。優しいイメージから堂々とした頼れるイメージに。
顔つきでいうとセドリックにも好感を持てた。
優しい感じのアーセナルのメンツの中では少し異質な戦えるメンタリティーを持った勝負師のそれに見える。
もちろんサッカーは顔つきでやるもんではないんだが(笑)
アーセナルに戦うメンタリティー、勝負強さを与えてくれるんではと期待する。
個人的には過去のハイライト見た印象では守備で裏を取られがちなところがあるように感じる。この試合でもあったかな。
フィジカル的にある程度カバーできるものを持ってそうだし致命的にはならないというか改善は出来ると思う。今後見るのが楽しみです。
フィジカルでいうと心配なのはセバージョス。PL再開直後に比べ動けるようになってきたとはいえ、元々スピードがない。ここは改善は難しいポイントなんじゃないかと。
この試合のようなシステムだとそのポイントが目立たないようにはなっているが。
攻撃におけるクオリティというかボールを扱う上手さなどは今のアーセナルのMFの中ではかなり高いと思うので、新しいNo.8の選手を取らないなら残ってという気持ちもあるかなぁ。
ともあれラカへの浮き球のパス、ドリブルで持ち上がること、ボックス内に入り込むこと、これらのプレイが出たのはポジティブだった。頻度増やして欲しいのと他の相手にもできるか今後注目したいですね。