「リヴァプールの倒し方」by マイケル・コックス
今月はじめにたのしげな記事を戦術エキスパートのマイケル・コックスが書いている。※要課金
Michael Cox: How to beat Liverpool
ほぼ鉄壁に見える彼らの守備をどうこじ開けるか。
それでも彼らがxGで劣勢だった直近2シーズンの8試合をもとに、攻略法をいくつか考察している。
ざっくりとこんな見出しである。
- 弱いほうのCB(VVDじゃないほう)を狙う
- アンディ・ロバートソン(LB)の裏を狙う
- アリソンにプレス
- ワイドFWsの後ろのスペイスを狙う
まあ基本的にはプッシュアップしてくるのだから、その裏を狙いたいのは当然の戦略だろう。彼らはFBが爆上がりするので、ボールを奪った瞬間にそこを狙えるようなぺぺのような選手を使いたいが、バック3で右のウイングで使えるコマがぺぺかウィリアンの二択になれば、総合力でウィリアンが選ばれてしまうか。
このなかで、われわれがすぐにピンとくるのは「アリソンにプレス」。エミレーツでの勝利では、ハイプレッシングで彼らのミスを誘ったことが直接の勝因になったことを思い出す。
プレス耐性に自信満々であることを逆手に取るのも、アリな戦略だろうと思う。
試合結果予想
BBC Sports (Lawro’s prediction) N/A
SKY Sports (Charlie Nicholas) N/A
WhoScored.com 2-1
はい敗け予想。でも大差はついていない。
試合のみどころ
前回PLでわれわれが勝った試合は、リヴァプールはタイトルを決めたあとだった。いくらかモチヴェイションは失っていただろう。
またコミュニティシールドについても、やや意地悪な見方をすれば、どうしてもほしいタイトルというものではない。
つまりわれらが最強チームに勝ったと喜んでいるどちらの試合も、彼らの本気度はマックスではなかったかもしれない。
だが、今回は本気も本気のPLである。彼らは当然今シーズンもタイトルを取るつもりでプレイするだろうし、これまで以上にインテンスな試合になると思ったほうがよさそうだ。
だからこそ、この試合でいい結果を得られればチームへのポジティヴなインパクトがある。勇気を持ってプレイしてほしい。
ピッチ上での選手のバトルも見ものだし、ピッチサイドではマネージャーの戦術バトルも見もの。とくにアルテタが最強チームをどう攻略するか、攻略しようとするか、チェックしたい。
チェックポインツは、相手がバックからプレイするときのハイプレッシング。それと、ゴール前にドン引き&ボールを奪ってからのカウンター。また、コミュニティシールドのリヴァプールとPLのフラムでつづけて見せたパターン化された攻撃。バックから辛抱強くつなぎプレッシングを突破し、大きくサイドを変えて、カットインサイドからのシュート。。
アーセナルのキープレイヤーをひとり選ぶなら、ぼくはグラニト・ジャカにしよう(※今日誕生日)。ボールを持たず守る時間が長いだろうが、そこから攻めへ転じるトランジションの瞬間、彼の正確なロングレンジのパスはきっと大きな武器になる。攻守でカギになるべきポジションだ。ここで輝かないでどうする。
とまあいろいろ書いたけど、この組み合わせはいつもたくさん得点が入るエンタテインメントな試合になりがち。今シーズンのトレンドもあるし、どうしたって退屈な試合にはなりそうもない。早朝に起きる価値はあるはず。
キックオフは日本時間で9/29(火)早朝4:00。期待している。
COYG
ペペは殴られてもプレイできる。ホントはしたくないだろうが、出たい一心でしてる。アルテタは要求はしない。しかしその姿勢を高く評価している。ンケティアの身長を考えると、将来ペペの居場所はある。
意外と左サイドはティアニーとAMNのような気もする。あくまでもサイドで数的有利を作ることにこだわるなら。
おそらくボールを持つ時間は少ないだろうし、この相手なら引いてスペースを消される心配はあまりない。
こういう試合ならアワーよりもAMNだ!とあえて言い切りたい。(いないしねw)
いずれにせよ死ぬほど走る必要があるだろうが、やるべき事ははっきりしてる。
チャンピオンを倒そう!