ダンダークFCについて
Dundalk。アイリッシュリーグで現在3位。日本語カタカナだと「ダンドーク」みたいだ。
ぼかELで当たるまで名前もまったく知らなかった。
アイルランドのトップリーグだというLeague of Ireland Premier Divisionのテーブルを見てもほとんどのクラブを知らず。シャムロックとコークというのは聞いたことがあるような。イングランドとこんなに近いのになあ。
アーセナルがヨーロッパのコンペティションでアイリッシュクラブと当たるのは初めてだということ。
マネージャーの件
アルテタの会見で少し触れられている、ダンダークのマネージャー就任の経緯について。
Dundalk’s kamikaze journey goes from crisis point to Arsenal in two months
なんでも、2ヶ月前にCL予選敗退したことで前任のマネージャーが解任されて、オーナー主導で選ばれたイタリア人の後任マネージャー(Filippo Giovagnoli)が、シニアフットボールのマネージャー経験が皆無という人物だったと。その前はニューヨークで子どもたちに教えていたそうである。
そういう人物が率いるチームがアーセナルのようなビッグクラブと対戦する。
この記事によれば、昨シーズン彼らはリーグタイトルを取ったようだが、そのプライズマニーは「エジルの週給の半分」だということ。2500万円くらい? クラブ財政的にも雲泥の差がある。
Filippo Giovagnoliのコメント「わたしこそが何でも起きることの証明だ」
Dundalk boss Filippo Giovagnoli eager to pit wits against Arsenal in Europa League
ELドロウの日のコメント。
Filippo Giovagnoli:アルテタは信じられないコーチだ。彼のことは大好きだよ。彼は若く、自分のフットボール原則をチームに組み込もうとしている。リヴァプール相手にパニックせずボックスを守った彼の守備構築はどうだい? 彼らはけっしてボールを蹴り出そうなんてしなかった。
ファンタスティックなことさ。まったくインスパイヤされるね。わたしは何も恐れないああいうコーチが好きなんだ。彼らは結果を求めるが、それは自分たちのフットボール原則を通して行われる。アメイズィングだね。
彼らの選手はわれわれの選手よりいい、コーチもなにもかもがわれわれより上だ。もちろんさ。彼らのほうが優秀だろうが、でもこれはチャレンジなんだ。どうにかしてギャップを埋めたい。どうやってギャップを埋めるか? われわれがどうやるか見てほしい。
われわれには山盛りのハートとランが必要だろう。クレイジーなほどの勇気もね。でもやるんだ。なんでもできるんだ。わたしはここにいる。わたしこそが人生において何でも起きることの証明だ。それは大して重要ではないけれど。
もしエミレーツで何らかの結果を出そうものなら、とんでもないジャイアント・キリングに。ちょっと応援したくなってきた。
試合結果予想
BBC Sports (Lawro’s prediction) N/A
WhoScored.com 3-0
うむ。
試合のみどころ
この試合こそ、普段観られないヤングプレイヤーズたちを積極的に使ってほしい。AMN、ウィロック、ネルソン、ESR。
とくに最近のトピック的には、ESRだ。彼がクリエイション不足のアーセナルに何をもたらせるか。見せてほしい。もし起用されるならボスにアピールできる大きなチャンスになる。
キックオフは日本時間で明日10/30(金)早朝5:00。
先週のELの試合は、Arsenal Playerでの動画アップはめっさ遅かった。しかもフルマッチはアップされていない? どうにかして観ましょう。
COYG