こんばんは。
今日はいろいろトラブルでずっとブログが書けず。いまやっと手を付けられる。キックオフまでもうあと6時間を切ってしまった。急いで書こう。
アーセナルのMD13はセインツことサウサンプトンをホームに迎える。アーセナルが失意のズンドコにいるいま、セインツはなんと絶好調の4位。さながらこのクレイジーなシーズンを満喫しているといったところか。
アーセナルは行くところまで行くのか、あるいはここでなにか再生のきっかけを掴むのか。いまむしろプレッシャーが高まりそうなホームゲイム。ざっとプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメンツ「毎日自問している」
試合前のプレス会見でのコメント。オフィシャルサイトより。
(チームをモチヴィエイトするためにバーンリーの痛みを利用する……)
アルテタ:イエス。しかしモチヴェイションは…… ここ数週間での結果のあと、結果にも関わらずどの試合でも選手たちの渇望や姿勢は見てきた。だからわたしは水曜もまったく同じように期待するし、違う結果で試合に勝つこと。
(変化が必要な小さなディーテイルをどう修正していくので?……)
もっと練習し、より正確にして自信を築いていく。だがそのためには得点することが必要だ。試合ではトレイニングと同じようにはいかない。ブロックを排除する必要があり、そうすればよくなっていくはず。
(いまサウサンプトンはトリッキーな相手……)
PLではどの相手も難しい。彼らがいまかなりいいときにいることはわれわれも知っている。時間をかけて築いていて、結果も進歩もある。去年の彼らは難しいときを過ごしていたが、それを乗り越えてとても強くなったように見える。とても危険なチームだ。
(サウサンプトンはマネジャーがクラブに考えを組み込むためには時間がかかることを証明している……)
時間もかかるものだが、重要なのはクラブの歴史を見ることだ。彼らがこれまでどこにいて、彼らが乗り越えてきた問題を。わたしはほかのクラブとは比べるのは好まない。なぜならここで起きていること(すべてを)知らないから。
われわれ全員がわかっていたのは、わたしがここで仕事を得たとしても、それが即効薬にはまったくならないということだ。解決すべきことは山ほどあるし、山ほどの大きな決断もある。たくさんの変化が起きていて、時間はかかる。
われわれは結果に満足しているか? そんなわけない。わたしこそがまっさきに腹を立てフラストレイションを感じるものだ。なぜならわれわれにはいまももっといい結果がふさわしいから。
しかしそれはわれわれ自身のせいであり、未来を見なければならない。そして同時にいま直面していることがとてもとても重要であることもわかっている。(サウサンプトンの強み……)
彼らは非常にハイプレッシングをやるチームだ。とてもアグレッシヴで、とてもコミットしている。彼らはビルドアップに困難をもたらすだろう。カウンタープレスもとても上手だ。ボールを奪い返せばクイックで素早い選手たちがいて、ファイナルサードでのリンクアッププレイもとてもいい。
彼らはとても生き生きとしたチームであり、マネジャーがベンチから全員にアグレッシヴにプレイするよう伝達している。得点もするチームだということも想定しておく必要がある。(選手たちは団結し、マネジャーを支持している?……)
わたしの気持ち的にはイエス。だが、それは彼らへの質問だろう。わたしが彼らのリアクションやトライの仕方を見れば、ベストを尽くしておらずわたしを心配させるような選手はいない。それは間違いない。
エドゥやペップ(のコメント)に関して、彼らは賛辞を示してくれたが、それはいいときは簡単だし、難しいときに彼らのような人たちがサポートがあるということは、おそらくわたしがここにどうたどり着いたのかとてもよく知っているふたりだからであり、ほんとうにありがたかった。(いま降格バトルをしていると思う?……)
われわれはいまつまづいていると云おう。(最近の)試合の敗け方でなおそう思う。しかしわれわれは勝ち始めなければならない。なぜならそれができなければテーブルでもっと落ちていってしまうからだ。当然それはわれわれが望む状況ではない。
(チームのディシプリンを心配しているか? そしてそれについて何ができる……)
わたしがここへ来てから6つのレッドカードがあったが、ディシプリンで受けたのはふたつだけだ。ぺぺとグラニト。ほかは、ふたつがレイトタックルで、ひとつはエディのレスター戦でのものと、あとはパレス、あれはオーバ。あとほかのものは、ゴールを防ごうとして取られたもの。だから6つディシプリナリーのレッドカーズがあったわけではない。そのふたつについては、もう対処している。
(この状況がどれだけあなたと選手たちを傷つけているか……)
個人的には、(自分が)誰よりもそうだと思う。なぜならわたしがここでもっともそれに関与しているし、この状況についてはほかの誰よりも責任があると感じている。もちろん自分が望むものではないし。
われわれが云えることは、結局はピッチでそれを見せて結果を得るしかないということだ。わたしがファンに伝えたいのは、われわれがトライしていること、正そうとしてファイトしているということ。それが最低でもできることだ。十分じゃないことはわかっている。それを変えるためにできることのすべてをやっていく。(鏡に向かって自問したり……)
毎日している。
(自分自身にどう問いかける……)
なんでも問う。すべてを振り返る。わたしは自分たちがやるすべてを見て、どうやってそれをもっとうまくやれるか、どう変えられるか、どうやったら選手をもっと助けられるかを見る。毎日欠かさずだ。
これはものごとがうまくいかないときには、仕事の大きな一部になる。結果を得られていないのなら、うまくやれていないのなら。
しかし結果を得ているときも、逆の場合もそうする。(ここからひっくり返せると100%自信がある……)
イエス。(グラニト・ジャカはあなたやチームメイツには話したので?……)
悪いが、内部のことは何も話せない。それはもう内部で解決したし、云えるのはそれだけだ。
(さらなる「Rocky Moment」となるグラニトにアーセナルでの未来はある?……)
彼にはそれ(Rocky Moments)があったし、彼だけでもない。Rocky Momentsのある選手なんてたくさんいる。わたしがグラニトについて云えるのは、彼のプロフェッショナリズムとクラブとチームメイツに対するコミットメント。それが最高だということ。彼もわれわれも彼が見失った瞬間があったとわかっているし、わたしは理由も知っている。
だがわたしにできないことは、彼が間違いを犯して投げ捨ててしまったからといって、わたしがすべてを投げてしまうことだ。
われわれは皆ミステイクスをやるし、そういうことがあったときにわたしは彼らを守るためにここにいる。
グラニトは毎回のトレイニングセッションでも、いつでも正しいことをしようとしている彼らのうちのひとりだし、プロフェッショナルな存在だ。(ボードとは現在の状況についての議論はある……)
未来を観る前に、過去と過去に何が起きたかを見なければならない。そしてどう前進していけるか、ものごとに取り組んでいけるか、そういったことを変えねばならない。
これから反発が来ることはみんなわかっている。
わたしはこの部屋で何度も云っていると思うが、その状況をどう扱うかであり、どれだけの強さで乗り越えられるか。ときには醜くなることもあるが、より明るく、よいものになるために必要だ。
PLでわれわれのような状況に置かれているクラブはない。これは十分ではないし、受け入れられない。即効薬はないが、それはわれわれが状況を受け入れているということではない。逆なんだ。(どうしてこうなってしまった……)
これがフットボールだ。同じ相手と戦ったときと比べた結果を見てみる。バーンリーとドロウだった試合と、敗けた試合でどうプレイしたか。
悪いがこれがフットボールであり、あの試合には勝ちがふさわしかった。おそらく去年のバーンリー戦だってドロウはふさわしくなかった。
そこにはエモウションがあり、自信があり、フットボールで起きうるディーテイルがあった。そしてそれはときに説明が難しいものである。しかしだからこそ、このスポートはワークしているというのもある。(いまプレッシャーを感じている?……)
いつだってプレッシャーは感じている。こういう時期があれば、すべてが美しくなくなってしまう。去年の夏の数ヶ月はたくさんの困難なときがあった。信じてほしい。すべてナイスでイージーで楽しいなんてことはなかった。
もちろん勝っているときは違うムードが生まれる。そうしてプレッシャーで勝ち、それでさらに勝つ。プレッシャーはいつでもあるものだ。わたしはそのほうがいい。
プレッシャーでいつでも勝つことを考えるし、つぎのトロフィに向かわせる。だがいまはこれが現実であり、向かい合わねばならない。われわれはそれに勇敢に立ち向かわねばならない。ファイトして誰も諦めてはならない。隠れている時間はないし、いまがやるべきときだ。
だが、すまないが、弾は込めなければならない。われわれはいま試合に勝てていないし、胸を出して「さあ撃て」と云わねばならない。なぜならちゃんとわたしを撃たなければならないし、なぜならわたしは勝てていないから。ほかにわたしに何ができる?
頭を垂れて、ハードワークし、よりよくやって進歩してゆこうとトライする。わたしのなかではそれがわれわれが取らねばならないアプローチだ。(すべての批判は正当なもの?……)
自然なことだ。わたしは受け入れる。仕事のうちだ。結果を得られていなければ、結局は最大の責任があるのはマネジャーだ。だからそれを受け入れる。好きなだけ説明もできるが、結局試合に勝たねばならない。それにこのクラブは最近のこの多数の敗戦を受け入れるには大きすぎる。わたしの胸はここにある。だから撃てばいいさ。
(メスト・エジルが1月にスクワッド登録される可能性……)
ウィンドウがオープンしたらその状況については解決する(address)ことになるだろう。われわれがどうするか見ていく。ここからはイアン、悪いけど、わたしは明日の試合に集中しているから。
(マネジャーが選手の間で「人気者」であることの重要性……)
友だちである必要はないね。だがケミストリ、相互理解、関係はあるレヴェルで必要だ。なぜなら、最後には築かねばならないものは、選手たちによって表現されるのだし、彼らに伝達しようとしていることを信じてもらう必要がある。
(マネジャーは)彼らに漢として信頼してもらわねばならず、話すときに、それが求めるものには意味があると信頼してもらう必要がある。(不満な選手たちがいるという報道は見ている……)
何度も云ってきたように、いまのようにいろいろな状況があるスクワッドがあれば、31人全員をハッピーにさせておくのは不可能だ。無理だし、ほかのクラブだってそうじゃないところなんて知らない。だが当然のことながら、また敗ければ、よりプレッシャーにしようと(そういう報道が)出てくるだろうし、障害にもなる。わたしはそういうことには関心がない。
(アトレチコ・マドリッドでのルーカス・トレイラの状況……)
それについては対処しようとしている。だが繰り返すが、マーケットが開けば、選手を連れてくることもありうるし、選手が出ていくこともありうる。何をやることになっても、議論はするだろう。(彼が帰ってくるかどうか)わたしは話はできない。
以上。
最近のアーセナル界隈のニュースを追っていないひとには補足が必要なことがいくつかある。
ひとつは、選手たちが不満を訴えているという件。ダヴィド・ルイスとアルテタがもうしばらく話していないという話とともにそういう報道があった(ルイスはこれを否定したようだが)。
まあこういう状況なら、当然そんなことが報じられてもおかしくはない。平時にくすぶっていた不満がこういうときにこそ表に現れてくるものだ。ぼくは個人的にはそこまで心配していないが、まあ瀬戸際かもしれない。このままの状態がつづくようなら選手にもストレスはどんどん溜まっていくのだろうし。
それと、ディシプリン問題(レッドカード)について。ジャカのチーム内での扱いが今後どうなるかはやはり注目されるところだが、これらのコメントの限りでは信頼は失っていないようである。もちろん本心はわからないが。
ところでジャカが若干アルテタに特別扱いされているのではないかという話もある。ぺぺのレッドカードでは試合直後にアルテタは怒りをあらわにして「受け入れられない」と断罪したが(とあるジャーナリストはその様子をLike a thunderと書いた)、今回のジャカのレッドカードについてはぺぺのときに比べると、やや反応がソフトなのではないかという。
アルテタがぺぺのときの自らの反射的な反応を反省しているという説もあるが、こういうときにひいきの選手とそうでない選手との差が出てしまうというのもまああるのかもしれない。人間だもの。あまりいいことだとは思えないが。
エドゥとペップのコメンツについて触れている件は、エドゥのコメントについては昨日のエントリに書いたとおり。ペップグ・アルディオラのコメントについては、こんなことを云っていた。
“He’s one of the best managers I’ve worked with” ✨
Pep throws his support behind Mikel Arteta and urges the Arsenal board to give him the time he deserves 🙏
🔗 https://t.co/TbYH0pU477 pic.twitter.com/4z0jphOh1G
— Hayters TV (@HaytersTV) December 14, 2020
ぜひアドヴァイスをしていただきたいですな。
最後、トレイラの件。イタリアでアーセナルがトレイラのローンを早めに切り上げる意向だという報道があり。ぼくも一応そのニュースは目にしていたのだけども、アトレチコが応じるとも思えないし、くだらない釣り記事だなあと思ってスルーしていたら、どうもアーセナルはマジで検討しているような雲行きのようで、今回の質問となっている。まあでもありえないよなあ。第一本人が望まないだろう。
彼のエイジェント氏がディ・マルツィオに応えたというコメント。
Lucas is serene and has nothing in his mind beyond continuing with Atletico. He’s ending his period of adaptability.
ルーカスは落ち着いているしアトレチコと続ける以外は考えていない。彼は(クラブでの)適応期間を(最後まで)終えるだろう。
そりゃそうだろうとしか云いようがない。
更新お疲れさまです。
ESRはトップ下ならスタートから見てみたいくらい。前半で停滞すれば割り切って45分で代えていいくらいの気持ちで使ってみて欲しい。本当は前節でして欲しかったですけど。まぁESRが答えとは言わないですけどなにか変化を見たいという気持ちです。勝ってほしい。セドリックとか違う選手は出る可能性はあるだろうしどうなるか見てみたいです。