FAカップはラウンド4。アーセナルの対戦相手はつい先日に決まったサウサンプトン。その後のPLで戦うという2連戦である。※この前のエントリでは、PLとFAカップの順番を間違えていた失礼失礼。
このラウンドではまだたくさん下位ディヴィジョンのクラブが残っているのに、ここでPLサイドと当たるとはツイていない。だが、今年もわれらがタイトルを取るのだから問題ない。
一方オープン中の移籍ウィンドウでは、パパ・ソクラティスとの契約解消が発表され、ファーストプライオリティだったスクワッド整理はまずまず順調な様子。
One of the most enjoyable times in my career ended today. It has been an honour to wear the Arsenal shirt and I want to thank all the coaches, team-mates, staff and fans around the world for the love and respect they have given me. pic.twitter.com/F5p3VEXX2i
— Sokratis Papastathopoulos (@SokratisPapa5) January 20, 2021
いま現在はチームのフォームも良好ということで、このいい波に乗っていかナイト。おっと今回は久しぶりのランチタイムキックオフだった。ありがたし。
明日土曜のこの試合をプレヴューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「どのトロフィも狙うしどの試合も勝つ。それがこのクラブのスタンダード」
昨日行われた試合前プレス会見。オフィシャルサイトより。今回もボリューミー(※ボリューミーって日本語なのかよ笑)。。
セインツ戦について
(チームがいいプレイをするようになって楽になった……)
アルテタ:いつもよくなっているよ。われわれはこのランを続けたいし、まだ何も成し遂げていない。ただ何試合か勝ったというくらいでしかない。進歩すべきことがらはまだたくさんあるし、リーグテーブルはもっと上を見なきゃいけない。もっと安定しないと。シーズンの前半が終わった。だからもう半分、もっとよくなりたいね。
(オバメヤンのフィットネス……)
わたしが知るかぎりでは、調子はとても良さそうだよ。
(サウサンプトンと3日に2回プレイ……)
ホテルに一緒にいなければならないという制限があるので、かなり難しい。それはわかっていることだから、早くどうするか考える。
(土曜はどれほど強いスクワッドで臨む……)
できるかぎり。選手たちをチェックする、誰がフィットしているか、誰が回復しているか。試合後にはいくつかの問題もあるし、だからこの2日でベストポッシブルなラインアップを見てゆくよ。
サウサンプトンとは3日で2度もプレイすることになる。おかしなことだが。われわれはFAカップをキープするためにトライする。
(FAカップの勝利でどれだけ時間が稼げる……)
わからんね。試合に敗け続けていたとき、わたしはカップについて考えていなかった。フットボールでは、このクラブのプレッシャーは今日の勝ちさ。昨日やったことはカウントしない。明日なんだ。つぎの試合であり、つぎの目標。それに集中するだけ。
ビッグチームス相手にとてもナイスなやり方でふたつのトロフィを取ったことはとてもグレイトだった。すごく重要なものになった。しかし、いまは、自分たちの前にあるものに集中している。よし、それは終わったし楽しんだ。さあこれからをもっと楽しもう。
ウォルコットについて
(フィオ・ウォルコットがかつての彼であり続けている件……)
彼はとても良さげに見えるね。それは間違いない。彼はたくさんプレイしているし、われわれにも得点した。典型的セオ・ウォルコットというゴールでね。
彼がエミレーツでプレイしていたとき、わたしのチームメイトだった。グレイトな仲間だったし、彼がいまうまくやっていることにわたしはとてもうれしいよ。彼もまたとてもひどいケガで難しいときを乗り越えてきたのだし。彼はそれに値するよ。
(いつもウォルコットのことをピュアストライカーだと思っていた?……)
彼はいつもなりたがっていた。いつでもゴールの一番そばにいたがった。裏への脅威になりたがっていた。思うに彼の最後の年はフィニッシングは改善していたし、ゴールレコードもとてもよくなっていた。
アーセンは彼とのワークにかなり時間を使っていて、彼のことはいつだって擁護していたよ。グレイトな動きのタイミングとか、ボックスへの侵入とか。それはほんと。わたしが選手だったころにも、ときどき彼はそこ(※CF)で使われていたくらい。とてもよくやっていた。
PLとFAカップ
(トップ4とFAカップはどちらが重要?……)
わたしは選びたくないね。両方ほしい。われわれは参加しているどのコンペティションでも勝ちたい。もちろんつぎのステップはチャンピオンズリーグだ。
アーセン・ヴェンゲルがほんの数年前に云っていたのは、わたしも同意するが、コンペティションが年々大きくなっていっているということで、この3年でも別次元になってしまっている。これがわれわれが達成しなければならないレヴェルであり、そしてどの年もそこにどんどん近づいていかねばならない。
(トップ4フィニッシュをトロフィみたいに喜べる?……)
無理だね。でも現実を知らねばならない。コンペティションのウィナーから35も40もポインツを離されていれば、1年でそのギャップを埋めるのは非常に非現実的である。個人的には、それは見えないね。
チャンスを掴みつつあるセドリック
(セドリックについてと、彼はヘクターにチャレンジできる?……)
イエス。彼が来たときにはいろいろなケガがあって、難しいときもあった。それで適応と完全な回復に少し時間もかかった。そしていまプレイするチャンスを掴んでいる。
セドリックの一番よいところは、彼の仕事の捉え方だよ。彼のトレイン、彼の準備。彼を使わねばならないときはいつでも、彼は準備ができていて、競うフィットがある。
たとえばシーズンの多くの部分でプレイをしていなくても、120分プレイしなきゃならないとき、彼は完全に準備ができている。この前の夜はとてもいい試合だった。
(選手がプレイしていなくても、あなたには彼らのキャラクターが見えている?……)
わたしは誰かの振る舞いやトレイニングを見て、いつも彼らを助けようとしている。そしてわたしの決断を受け入れることはタフなこともある。しかし結局は、トレイニングでいつも競おうというチャレンジがあれば、プレイするチャンスがある。プレイしていなければいつだって理由を尋ねられるし、何を改善すべきか尋ねられる。
わたしはそういう類の振る舞いには報いたい。そしてセドリックは間違いなくそういうことをしてきた。
(セドリックからどうしたらもっとよくなれるのか訊かれたとき、どう答えたのでせう?……)
試合についてのことは話した。わたしは彼にはフィットしつづけろと云ったよ。彼はここに来たとき膝をケガしていた。そして鼻をやった。さらに膝をやり、それ以来彼はずっとフィットして競っている。そして彼はチャンスを掴んだ。
オーデガードのローンはないて書いたけど決まりそうである(19:17)。