帰ってきたヴェンゲルボール
以心伝心。電光石火。決意と即興的な一瞬のひらめき。3手先まで読んでる動き。3手先のチームメイトを信じる動き。そして利他性。すべてが美しい。。。こういうのを「インタープレイ」と云うんでしょうなあ。これぞチームという。最高に気持ちいいぜ。
Third man run. If you know, you know.
⚽️ @BukayoSaka87
🅰️ @EmileSmithRowe
👌 @LacazetteAlex#WBAARS pic.twitter.com/nyfmPyeOix— Arsenal (@Arsenal) January 3, 2021
サカの喜びようがすべてを物語っている。
これはおめでとうだ。ファン同志に。やっと観られたのだから。長かった。試合後には“This is the Arsenal”みたいなtweetをいくつも見かけた。こうじゃないと。
ぼくなんか、これが観たくてアーセナルのファンやってるようなもんなので、あんまりありがたくて画面を拝みましたね。この動画だってもう何回観たかわらかねえ。
こういうのもある。
An amazing team goal by Arsenal: Rowe > Saka > Lacazette > Rowe > Saka. Just wow. pic.twitter.com/vmx25hQi5U
— Last Row (@lastrowview) January 2, 2021
そしてこんなのも。ラカ・エジル・オーバのトリオで取った得点シーンとの比較。どっちも地味にベレリンから始まってた。。
I will just leave this here… pic.twitter.com/nm5GmS0vmk
— NOGUELImilionárioAMANHÃ (@nogueli) January 3, 2021
ああ、今回のこの得点シーンは、ESRがエジルの正統後継者になったという、非常にアイコニックなシーンになったかもしれない。
このチームも早く、「アルテタ・ボール」と呼ばれるような、彼らしいプレイを開発してほしいっすね。
グレイトフォームのラカゼットとプアフォームのオバメヤン
なかなかふたり一緒にいい感じになってくれない。どちらかがよければどちらかがダメ。ずっと待っているんだが。
いまラカゼットはかなり素晴らしいフォームで、PLで4試合連続得点もアーセナルに来てから初めてだそう。
Alexandre Lacazette has registered 0.60 non-penalty xG per 90 minutes this season.
That’s the third largest in the Premier League. pic.twitter.com/j4tJ7AObTA
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) January 3, 2021
NPxG p90(ペナルティを除く90分ごとのxG)で、現在リーグ3位という。これはいま、ようやくOL時代のスーパーなラカゼットになったのか。
一方でオバメヤンは残念ながら、またしても結果が出ていない。この試合のSoTはわずかに1(ラカは4で、うちふたつがゴール)。
この試合の裏テーマはオバメヤンに自信を取り戻させることだと試合前に書いたが、結果としては今回もうまくいかなかった。
ただ、この試合でオバメヤンはちゃんとチャンスのときにいるべきときにいるべきポジションにいたというのも事実で、実際得点を取っていてもおかしくないチャンスには複数回からんでいた。サカのクロスに飛び込んだのは非常に惜しかった。
今回ラカゼットの最初の得点が、かなりラッキーにボールが彼の前に転がってきたことを考えるに、やはり訪れる幸運は、幸運が訪れるべき選手に訪れるのだなあと思わずにいられなかった。オバメヤンは、終盤のウィリアンのシュートのようなクロスのようなボールに足は当てたがゴールは外れてしまった。あれはいまのラカならゴールに入っていたかもしれない。
なので、オバメヤンのゴールはいずれ来るだろう。いまのようにチャンスをつくることがもっと簡単になれば、単純に彼もゴールを決める可能性が高まる。ケチャどばを待つのだ。
それと、彼の低フォームをあまり憂えていないのは、いまはオバメヤンひとりにゴールを頼るみたいな状況になっていないから。チームとしてほかに得点できる選手がいる。もちろんキャプテンでありメインマンが仕事をできなければ心配だが、得点を彼だけに頼っていた時期からすれば、チームへのプレッシャーはよほど小さい。
だから、辛抱強く待って、本人にもいらぬプレッシャーを与えぬことだろう。
もしラカゼットとオバメヤンのふたりが一緒にグレイトなフォームだったりすると、われらはPLタイトルを取ってしまうかもしれない。
このふたりの共存は彼らが来てから、アーセナルにとってはずっとテーマだったが、いまオバメヤンが輝きを取り戻す環境はできていると思う。この試合のように、これまでよりももっとゴールのお膳立てができるチームがある。ウィリアンもぺぺもこのビッグウェイヴに乗ってレデンプションしてほしい。
これからの楽しみにしておこう。
試合については以上。
正にハッピーニューイヤー。すばらしい。
これまでおれたちのキャプテンのゴールで勝たせてもらってきたので、これくらい問題ないっす。この試合はかなりゴールに近づいてたし、ジカンノ問題ですね。ただ、キャプテンは顔に出まくるので、やっぱ早くゴール決めて笑顔に戻ってほしい。
サカ様が右ウィング掴んでしまったっすね。ペペもウィリアンもどうなるんでしょう。ペペなんて試合で使われないとふてくされるタイプっぽいし。マルティネリだっていますしね。このあたりはほんとに悩みどころですね。ホントなんでウィリアンとったんだか。
毎週1ツイートでうん千万もらってる人もいるし。はっきり言って、マルティネリ、ローサカあたりはもうボーイズではないですからね。
1月は好調スタートにマーケットもあり、コロナの脅威もありと、たいへんな時期ですけど、このまま中断なしで走り続けてほしいっすね。
開幕からずっとウィリアンを右に置いてパスの起点にする感じだったけど、結局機能したのはサカの強引な突破力であり、ESRの10番だった。
まあこの2人のキャリアを考えたら、最初からそっちを重視するほうがおかしいか。
今のサカは懐が深いというか、少々ずれたボールでも簡単に足元に収めてくれる感じがする。
ESRはアルテタの基準できちんと戦った上で、ちゃんと10番らしい10番だ。(すげえ!)
で、今後ウィリアンにどっちの役割を求める?という話になると思うんだけども、僕はESRのほうじゃないかと思う。
僕は今の好調の一因は「トップ下がきちんと戦ってくれるからDMFが前に出やすい」ことだと思うんだけど、そこにこだわって控えを選ぶならウィロックよりはウィリアンだと思う。
ESRやマルティネリの基準で見てしまうと戦えるベンチメンバーはけっこう少なく、ここはベンチメンバーが頑張って限界を乗り越えないといけない。
今ならぺぺに、ウィロックに何が足りないのか、一目瞭然。
だからこそ、今頑張れ。COYG
今年もよろしくお願いします。
いや、2つ目の全アーセナルファン待望ってやつでしたね。
某エジル氏が何時ぞや言っていた「セクシーフットボール」を見ました。
ユース上がりの選手にしっかりアーセナルのDNAが埋め込まれていて嬉しい限りです。
ケガだけ気をつけて、調子いい内にもっと経験値を積んでもらいたいです。
COYG
素晴らしい新年になりましたね。やはりNo.10効果なのかと。ESRが推進力もワンタッチも的確だから、攻撃が止まらないのと、どこにも顔を出して攻撃に厚みを加えるんですよね。4-3-3にすると前線の3人の個人技頼みになって、守備にブロック作られてU字にクロスをぽんぽん・・・ということが多かったので、今はあれだけプレスもかけられるNo.10一人が入ることでチームの距離感やスピードが劇的に改善したということかと思います。でも、カンテみたいなのにマンマークされたり、ESRが故障(怪我多い印象ですもんね)したら・・・を今から考えねばなりませんね。ウィロックばバーヨスよりは、ウィリアンという感じなのですが・・・。ESRはこれで自分でも年間7~8点ぐらい計算できる選手になったらロシツキー、10点超えたらデブライネですね。夢が膨らむ2021年です。COYG
あの環境の中、試合をした両チームの選手、レフェリー、スタッフ全員にお疲れ様という気持ちになりました。
やっているサッカー自体は勝てなかった時期と変わっていないですが、
スペースの使い方がよく分かっているスミスロウがいることと左利きのマリがいることがとても影響していると思います。
移籍期間ですが、調子のいい彼らの出番が減るようなことにはならないことを願ってます。
「規律の中での自由」は、個人的にも「アルテタボール」の鍵だと思うので、
是非、執筆いただきたいものです。
しかし、贔屓のクラブが気持ちの良い勝利をするだけで、なんという多幸感。
世がこんな状況と言うのに。
まさにArsenal Change Everything。
ウェリアンはせっかくいるのなら、残りの3年?はESRとのローテでNo.10ロールを、
ペペはホントはもっと見たいけど、サカの疲労MAX時くらいしかアルテタは使わなさそうっすね・・・。
ESRによって10番タイプの必要性は証明された感がある。それならエジルはメンバーに入れるべきだと思う。一月補強はフィットするか不安な部分があるし、ESR1人だと負担が心配。