試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-2-3-1
オバメヤン
ネルソン、ウィリアン、ぺぺ
ウィロック、エルネニー
KT、マリ、ルイス、セドリック
レノ
わしは最近アルテタと波長が合ってきたと感じている。CFやGKなどキーポジションで予想と合わなかったし、エンケティアとAMNは入れてほしかったが、基本的には今回のロテイションされたチームセレクションも完全に理解の範囲内であった。
サブは、ESR(56 ネルソン)、ジャカ(66 ウィロック)、サカ(66 ウィリアン)、ラカゼット(105 ぺぺ)、AMN(120 セドリック)。120分て。
サブスティチューションの面々を見てもわかるとおり、交代で入ってきた選手たちが試合を決めたと云ってもよい。そして変えられてしまった面々にとっては残念ながら残念な試合で少し残念に。
ちなみにこの試合は、結局フォラリン・バロガンがベンチにも入らず。新契約の交渉が絶望的な状況にあることが示唆されている。少しでも望みがあるならベンチにくらいには入ったのだろうし。こちらも残念。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
90分と延長の30分の合計でポゼッション6割、ショッツ25に、SoTが9。
まあホームチームの勝利がふさわしかっただろう。
xGは、2.4 v 1.9とさほど差はついていない。クリンシートをキープしたとはいえ、1.9点も失点する可能性があったということは、完全にレノさまさまである。
Arsenal (2.4) 2 – 0 (1.9) Newcastle United pic.twitter.com/onNowAPtWn
— Scott Willis (@oh_that_crab) January 10, 2021
ウィリアンとESRのスタッツ比較
ところで、今回エクストラタイムがあったために、ウィリアン(67分)とESR(66分)とふたりのNo.10がほとんど同じ時間をプレイしていたということで、そのスタッツ比較が興味深い。以下はArseblogより。
タッチ、ショッツ、xGを始め非常に似た数字が出ている。※ESRは1得点を記録しているので、総合的には彼のほうがレイティングが高いのは当然だが。
興味深く思えるのは、こういう数字が残っていながら、ウィリアンが全体的に劣ったパフォーマンスに見えて、ESRが優れたパフォーマンスに見えたこと。ESRがウィリアンより目立っていい数字なのは、パス%(75.0% v 83.3%)やインターセプションズ(0 v 2)くらいで、逆にウィリアンのほうがいい数字を残しているスタットは多い。
誰と一緒にプレイしたか、その時間帯のチームの勢いなど、彼ら個人のパフォーマンスを検証するにはほかにも考慮せねばならない要素はたくさんあるが、試合を見て感じることと実際のパフォーマンスのスコアをどちらを信じればいいのか、あるいはどちらかを信じ過ぎてはいけないのか、教訓になりそうなデータではある。
ちなみに、ESRの前後で云うと、チームのショッツは9から16とかなり増えているということで、個人スタッツでは大差はないが、チームに与えたポジティヴ影響はかなり差があったということ。
僕はぺぺは良くなってると思う。
この試合は守備でポジション修正をサボらなかったし、ボールを持った時もシンプルで、攻守によく走ってたと思う。(ぺぺが上半身を当てるプレーをしてる!)
屈強なマルティネリはともかく、サカと同レベルのハードワークなら要求してもいい感じがする。
最後の精度を欠いたのは、慣れないハードワークのせいかも。
しかし最後の精度だけがあっても、ボールのないところで走らなかったらどの道トップレベルにはなれない。走って失敗するほうが100倍マシだと思うし、とにかく続けることだと思う。
正直僕はぺぺのハードワークの可能性についてあまり信じてなかったけど、ここ数試合で認識を改めつつある。
何だやればできるんじゃないか。ってかむしろ最初からやれや。という認識にw
ティアニーは重要すぎるからこそ代えて欲しかったし
単純にセドリックよりはナイルズだと思うから代えてほしかった
ナイルズはむしろベジェリンよりも良いくらいなのに何故使われないのか。
ボランチでも見てみたいし
チェンさんのアルテタとの波長の合いっぷりがすごいですね。個人的にこのタイミングでのウィロックCM起用を当てたのは特に(笑)記事の内容も同じ思いだったりなるほどでコメントせずにそのまま閉じちゃうくらいです(笑)
私もペペの出来は悪くなかったと思います。最近のサカの貢献や結果には届かないかもしれませんが、近づく傾向は見て取れましたし、試合を通しての姿勢の一貫性がありました。個人的に惜しかったのはフィニッシュの部分でシュートよりオーバへのパスを選択する方がビッグチャンスになりそうな場面が1回あったかと。細かい場面での判断の変更というか余裕やこだわりがもう少し柔軟になれば活躍出来そうな期待を持ちました。なんならペペとしては一番試合を通してのパフォーマンスとしては良かったのでは?
あとオーバがペナルティーエリアにドリブルを仕掛けて抜けたシーンがあったのが彼にとってポジティブになるんじゃないかと。ああいう仕掛けが有効になると分かればプレイも変わるかもだし今後もトライして欲しい。
以前から走れてないということは言ってましたしまだ感じますけど、それ以外にもプレイの迷いというか引いた相手にどうプレイしていいか分からない印象を受けてて、あと味方を活かすことやチームプレイのことを意識しようという意図が見えててでもそのプレイに自信がなかったり、最後のパスのところがおざなりになって結果にならない、みたいなになってる部分もある気がするんで、得点もそうだけどあのプレイが今後の復調のきっかけというか、引いた相手に対するプレイの自信やバリエーションに繋がればなと期待したいですね。
ウィリアンはなんかオーバのパフォーマンスとも被るんですけど、全然走れてなくて自分でもドリブルを仕掛けても抜けないと自覚があるから仕掛けないみたいにも感じます。守備タスクをこなすくらいの体力はあるけど攻撃にかける基本的な体力がコンディション的にない印象。それともアーセナルはパスのチームだという思い込みがプレイに影響…ないな。まぁとにかくドリブルを仕掛けることがチェルシー時代より少なすぎるし切れがないどころじゃないし、あまりに低調なプレイが目立ちますね。まずはコンディションな気がします。