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アーセナル冬の移籍ウィンドウ展望【2021】その2 スクワッド補強

ユリアン・ブランツ(BVB)

オーンステインがアーセナルのいくつかあるオプションのなかのひとつだという、ドルトムントのユリアン・ブランツ(24)。

BVBはこの冬に彼をローンで出すことを検討しているという。彼はペア・メルテザッカーと同じエイジェントで、一説によれば本人もアーセナル行きに乗り気らしい。ほんまかいな。

ハイライトリールを観るに、テクニックがあってかなり良さそうな選手に見えるが……

TMによれば、彼は今シーズン、ブンデスリーガ14試合でスタートした試合が6試合、一応1試合を除いてすべての試合でプレイしているが、90分プレイした試合は2試合で、総プレイタイムは584分。昨シーズンの33試合で2208分からは、だいぶ時間を減らしている。今シーズンはだいぶペッキングオーダーが下がっている。

アウトプットは、昨シーズンがブンデスリーガでG3 A8。今シーズンはここまででG0 A1。その前の18/19シーズンではG7 A14を記録しているので、ここ数年は段々とフォームを落としてきている。

以前はバイエルンが熱心に彼をスカウトしていたようだが、興味を失ったという。

アーセナルのファンは彼がターゲットになっていることについて、わりと好意的なひとが多いようだが、このあたりの実績がBVBが彼を手放そう(※ローン)としている理由なのかもしれない。もっとも彼らは1月にチームに変更を加えることは望んでおらず、さほど彼の放出に前向きではないという説もあるようなので、もし手放すにしてもそこまで安売りするつもりはないだろうが。彼のプライスタグは€25Mとも。

このブランツ、サビツァー、ジョアン・ジョーダン(※後述するように彼もアーセナルのターゲットと云われる)をドリブル、シュートとゴール、パスで比較したありがたいredditのサブがある。

[OC] Julian Brandt v Marcel Sabitzer v Joan Jordan
https://www.reddit.com/r/Gunners/comments/kn8hlb/oc_julian_brandt_v_marcel_sabitzer_v_joan_jordan/

興味深い。ちなみにMarcel Sabitzerもアーセナルのファンに人気の選手だが、彼はトッナムと強くリンクされているようだ。滅びろ。

ジョアン・ジョーダン(セヴィーヤ)

Arteta hopes £32m Sevilla midfielder Joan Jordan can rescue Arsenal’s season

セヴィーヤの26才スペイン人。アルテタが気に入っているという。

彼はどちらかといえば、ジャカやセバーヨスのリプレイスメントとして検討されるようなCMらしいが、クリエイティヴィティも期待できるのは先のredditのサブを見ていただければわかるとおり。

セヴィーヤは£55Mのリリースクロウスを設定しているが、£32M程度のオファーなら耳を傾けるとThe Sun。

エイバルから£13Mでセヴィーヤに来て昨シーズンは40試合でプレイ。そこから1年半でおよそ2-3倍の価値に。

じつはアーセナルは、エイバル時代にもリンクされていた。完全に忘れていたがこのブログでもフォローしていた。そのときに買わねばならなかった。

夏のウィリアンの獲得について、ヴェンゲルさんなら検討すらしなかったと誰かが云っていたが、最近のアーセナルはエスタブリッシュメントばかりとリンクされ、まったくふつうのクラブになってしまったという気がする。

そしてウィリアンタイプの補強といえば、このふたりだろう。

エリクセン(インテル)とイスコ(レアル・マドリッド)

どうせ来ないだろうとは思うが、ここしばらくはずっとアーセナルのクリエイティヴMFのターゲットとして取り沙汰されているふたり。奇しくもふたりとも28才。長期契約を与えるのは危険な年齢である。

インテルは戦力外のエリクセンを今月すぐにでも売りたいが(彼らのプレジデントもエリクセンは1月に去ると認めている)、おとといのロマーノによれば、PSG、ウェスト・ハム、アーセナルら彼とリンクされているクラブからも、正式オファーはまだないということ。

一時は、ジャカとエリクセンをスワップするという噂もあったが、いったいどこから出てきたニュースだろう。アルテタがお気に入りをここで手放すなんてとても思えない。

彼はインテルと2024年まで契約があるというのだから、わりと悲惨な状況ではなかろうか。

一方のイスコは、アーセナルはRMにサラリーの一部を負担してもらいつつ半年ローンを目論んでいるというが、なぜレアルで居場所をなくしているかを考慮すればアーセナルが興味を持つこと自体が奇妙だという指摘がある。

彼はハードワークやチームのなかでのワークレイトが疑問視されていたというが、それこそアルテタが率先して疑問視する要素ではないか。彼のnon-negotiableなポリシーからすれば、そもそもイスコのような選手が候補になっていること自体がおかしい。

ぼくはべつにこのふたりの能力を疑っているわけではない。エリクセンはToTでプレイしていたときはわりといい選手だと思っていたし、数年前のイスコはアーセナルにとってドリームターゲットのひとりだった。

だが、彼らのベストパフォーマンスを期待するのなら、もうおそらくタイミングが遅いだろう。

それよりもわれわれはウィリアンの事例から学ぶべきだ。投資のリスクがもっとも低いと思われていた物件でさえ、地雷になりかねないという。しかも特大サイズの。

だいたい、クラブが積極的に放出したがっている時点で危険な匂いがぷんぷんするではないか。アーセナル的にそれを認めるのは自分の首を締めているみたいだが(笑い)。

ローンで半年だけ助けてもらいたいというのならわからなくはないが、そのときはかなり有利な条件でなければならないだろう。そのあたりの交渉は、ルイスやウィリアンのケイスを見ていると、アーセナルがあまりうまくやれる気がしないのだが。

ちなみに、アーセナルはハッシーの愛称でおなじみだった?ハス・ファーミーの退社以降、リーガル部長の後任を見つけておらず、これを不安視する声もある。

ババをつかまされないことを祈るばかりである。

ユリアン・ドラクスラー(PSG)

風物詩。今年もやってきた的な。まだ27だった。

 

クリエイティヴMFとの噂はこんなところか。まだ細かいのはいろいろあるようだが、主なところはこんなものである。

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2 Comments on “アーセナル冬の移籍ウィンドウ展望【2021】その2 スクワッド補強

  1. エリクセンはイタリアに馴染めないからフォームを落としているだけで、ロンドンに戻って来れば復活しそうな気がします。イスコはこないだほしい。バリエーション増やすためにも、トップ下、インサイドハーフどっちもできる人がいいですけど、一番名前が上がっているブエンディアはどうなんでしょう。何にしてもスミス=ロウとの兼ね合いが難しいそうですね。
     ところで彼のソックスを下げるスタイルはグリーリッシュに憧れてのことなんですかね?

  2. ブエンディアはかなりいいですね。まじめそうですし。
    一番の解決策は、ウィリアンとのトレードですね。
    しかし、サカローガビの台頭によってその一つ上のブリティッシュコアたちが追い出されるかもしれないとゆうのは、ちょっと悲しいですね。
    バロガンなんかも絶対に大物になるはずなのに。

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