こんにちは。
やっとアーセナルの試合をちゃんと観られた。しかも内容も期待していたよりもずっとおもしろかった。フレンドリーマッチのPPVにはファンのあいだで是非もあるようだけど、課金をしたかいがあったというものだ。
新キットでの初試合、ヌーノ・タヴァーレスのデビュー&ゴールなど、少なからずみどころもあったこの試合。ざっと振り返ろう。
アルテタの試合後コメント「これから何人か新人が来る」
試合後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。
(パフォーマンスについて……)
アルテタ:全体的にパフォーマンスにはとても満足している。われわれが試合を支配したと思うし、かなり多くのチャンスもつくった。8回か10回くらいのあきらかな得点チャンスがあった。しかしこの試合はそれぞれのボックスで決した。われわれは相手ボックスで決定的になれなかったのと、ふたつのコーナーから失点したこと。それは彼らにとってはカウンターアタック以外では唯一のチャンスだった。
先日よりはもっとよくなっていて、この2回めの試合でフィジカリーにもよくなっていたとわかったはず。組織的にも個人でもよくなっていた。しかし、わたしが非常に好ましく思ったのは集団での試合の理解と、トレイニングピッチで取り組んできたたくさんのことを実行しようとしたことだ。
(どれほどよかった……)
とてもよかった。われわれはたくさんのチャンスをつくったが、十分コンヴァートしなかった。今日のわれわれは、アプフロントの選手たちのクオリティを考慮すれば、たくさんのゴールをすべきだったし、彼ら自身ももっと自分たちに要求せねばならない。
しかし少なくともわれわれはそこまでたどり着いている。プロセスはよりクリアになって、よりよくなっている。ボールを持っていないときもそうで、とてもハードワークがあったし、とても効果的だった。ファイナルサードでもたくさんのボールを奪った。だからたくさんのポジティヴを見いだせる。
(タヴァーレスについて……)
グレイトなデビューになった。右足で。彼はまだわれわれと数日しかいないが、彼のクオリティ、フィジカリティをもう見せている。そしてボールを持ったときのクオリティだ。彼はチームにもとてもよく溶け込んでいる。いいスタートだ。
(スコットランドでのキャンプをどう評価する?……)
パーフェクトだったと思う。天気さえもね。それは予想していなかった。それとKTの存在もとても助かった。ホテル、スタッフ、施設での扱われ方。とてもポジティヴなキャンプになったと思う。
(Ibroxへの帰還……)
以前とまったく同じだった。わたしの好きなステディアムズのひとつさ。間違いない。とても特別な空気がある。わたしがここでの2年間、どう扱われてきたか。わたしにとっては最初の英国経験だった。スコティッシュのひとたちはわたしにはとてもとても特別なんだ。
(レンジャーズファンからの拍手……)
グレイトだった。フルハウスでプレイできなかったことが残念だよ。だってわたしは選手たちにすごくそれを体験してもらいたかったから。このステディアムがロッキングするときの試合を。
(フロリダでのおもな目的は?……)
いまは少しリカヴァリーが必要。とてもハードにトレインして2試合もプレイしたから。これからアメリカへ行く。
最初の週でまったくケガがなかったことはとてもポジティヴだった。そしてこれからおそらくは新人が何人か来る。だからとてもポジティヴさ。
以上。
ボスコメからも充実感が伝わる。よきキャンプだったようだ。
レンジャーズとアルテタ
スコットランドをキャンプ地に選んだことは、ティアニーの推薦があったとアルテタも述べていたが、レンジャーズが彼の古巣であるということも、そこに決めたポイントだったろう。
アルテタはこのAFC公式インタヴュー以外に、レンジャーズTVのインタヴューにもこたえていた。
🎥 REACTION: @Arsenal manager @m8arteta spoke to @RangersTV on his return to Ibrox. pic.twitter.com/8K0NxlkqEK
— Rangers Football Club (@RangersFC) July 17, 2021
リラックスしていかにも古巣という感じ。
ちなみにアルテタがレンジャーズでプレイしていたのは、TMによると2002から2004のあいだ。アーセナル的にはちょうどインヴィンシブルな時代。当時のアルテタは20才くらいだった。KTはまだ小学校にも行っていない。日本人的にはスコティッシュリーグといえば中村俊輔か。彼がセルティックに移籍したのが2005。そんな時代感。このあたりももうだいぶ古い話になりつつありますな。
あたらしい選手たちがくる
「このあとニューフェイスが来る」発言については、ひとりはサンビ・ロコンガ。先日からもうすぐに発表と云われながらまだ正式には発表されていないが、USツアーには参加する見込みだということなので、いずれにせよこのあとすぐ発表されるだろう。
それともちろんブライトンのベン・ホワイトも。
昨日『BBC Sports』も£50Mでクラブ間合意を報じていたので、この案件は決着したと思ってよさそうだ。彼はEUROが終わって現在はホリデイ中。戻り次第メディカルということで、USツアーには参加できない。
ヌーノ・タヴァーレスのコメント「とてもいい試合だった」
デビューでゴール。吉兆。オフィシャルサイトより。
(アーセナルのシャツを着て初めての試合……)
タヴァーレス:よかった。ぼくにもチームにもいい試合だった。いいテスト。ぼくらにとっていい試合だったし、たくさん学べたと思う。
(プリシーズンではあるけれど、初めてのゴール……)
アーセナルで初めてゴールできてとてもうれしく思う。今日のことはとてもワクワクした。
(オバメヤン、ラカゼット、ぺぺのような選手たちとプレイしたこと……)
オバメヤンとかラカみたいなベストな選手たちとプレイできたのはよかった。彼らはとてもいい選手だから、とてもよかった。
(左サイドでの自分のハードワーク……)
もちろん。エミレーツでファンの前でプレイすることにとても興奮している。楽しみ。
(ミケルがキミに求めているもの?……)
自由にプレイすること。恐れないこと。自分の仕事をすること。
アタッキングなアーセナルでよかったです安心した
ちなみに他のフレンドリーでは、バイエルンは負けて、TOTも引き分けなんで、この結果は個人的にはそんな気にしてない
タベレスはもしかしたら右サイドもできるんですかね〜。足元も上手いようですし、アルテタが初期にベジェリンでやりたがってたインナーラップ型にもあいそうな‥。左利き版カンセロ的な
試合映像見れる機会があったので前半途中からちらちらと見てました。
部分的なところですがサイドアタッカーとSBとトップ下の3人の距離感と裏を取るような崩しの意識がより感じられたかな。スムーズだし動こうという意思は見て取れたかなと。
でもまだ足りないと思う部分も多いし、良い部分の半分は昨シーズンの調子の良い時、調子の良い選手が揃っている時は出ていたもので意図させた部分がどこまでなのかという気もしないでもない。でも半分はより意識的に感じた印象も。選手個人の特性が出てるだけな可能性もまだ捨てれない印象かな。
ESRは70分くらい限定で出てる時は昨シーズンも試合通して良かったけど、90分出るようになってからは試合を通してはいいパフォーマンス出せなくなってたのでそこが改善するといいなと。
ンケティアがサイドでウィリアンをトップ下で同時起用してるの見るといい加減ンケティアをトップ下で使ってくれとずっと思って見てました。最後の方ちょっとウィリアンがサイドに流れて空いたトップ下の位置取ったり、CFの時よりは少し低めの位置を取る事があっていいプレイの片鱗をちらちら見せてくれたのはちょっと嬉しかったです。ゴールも決めたしね。
ほんといい加減トップ下で使って欲しい。個人的にはESRとエンケティアでトップ下回してもいいくらいの気持ちもあるんですけどね。博打的なところもあるかもしれないですけど。
GKのハイン。後半に出てた彼。なんか落ち着いてるし期待が持てるような。セカンドGK候補にいいのではと思ったり。ちょうどホームグロウン資格つく頃かなだし最悪ラムズデイルやジョンストン取れなくてもと思ったけど、、さすがにまだ経験ないからリスクあるか。。