ロコンガとタヴァーレス
同じ時期にアーセナルに来たこともあり、なんだか似たヴァイブスを感じるのは気のせいか。あまり確度のないロングレンジのシュートをつい打ってしまうところも(トミヤスも笑)。いいぞもっとやれ。
ふたりとも、この試合はすごくよかった。
PL初スタートのタヴァーレスは、この試合で両チーム合わせてもっとも走った選手(11.7km)、スプリントでもっとも速かった選手(34.7km)だそうで、運動量で違いを見せた。
KTが試合終盤にバテてしまうことがけっこうあるので、LBのオプションとしてはかなりありがたいものがある。
彼がNEWアンドレ・サントスだったらどうしようかと心配していたが、この試合を観るかぎりでは荒削りながらも、けっこうよさそうだ。ESRのゴールにつながったバメやんへのパスも彼から。プリアシスト。
それと、70分のオバメヤンのショット(マルティネスがセイヴ)も、じつはタヴァーレスのランが相手DFをひきつけていて、地味に効いていたという指摘も。あの時間であれだけ走れるスタミナは貴重。
フルバックの選手には課題になりがちな部分としては、やはりファイナルサードでの意思決定がある。相手の危険なエリアに侵入してからどうするか。今回はすごくよいクロスもあったが(サカはアレは決めてほしかったなあ)、もうちょいなんとかしてほしいという部分もなきにしもあらず。
KTがしばらくプレイできないのなら、彼には実戦経験をつむチャンス。そのチャンスをつかんでほしい。
これはタヴァーレスのヴィラでのスタッツとKTの平均との比較。1試合で判断はできないにせよ、なかなかの数字。
ロコンガも、ひとつだけ危ないエリアで囲まれパレスでのやらかし似たプレイをやったが、それ以外はかなりよかったと思う。
パス成功率はパーティより少しよくて、キーパスもふたつ。
彼の印象的なところは、やはり自分でボールを持って前進できるところ。そこはジャカにはない長所で、CMの選手としては大きな武器になる。今回もピッチ中央でドリブルをしかけて、単独でチャンスをつくっていた。アレは相手にとってイヤなプレイだろう。キラリと光るものはある。
ふたりとももっと基本的なプレイが安定して、もっと局面での判断を間違えないようになれば、もっともっといい選手になれるはず。これからに期待。
パーティの初ゴール
ついに。
CKからのボールが肩に当たってだったので、ちょっとラッキー成分もあるっちゃある。しかし、そんなことは問題じゃない。彼がゴールしたという事実がプライスレス。
この試合では、アルテタも云っていたように、彼はもう1-2点は取っていた可能性がある(肩ゴールの直前にはポスト/バーに当てていたのと、またCKから惜しいヘッダーも)。
パーティといえば、最近はロングレンジのショットがなかなか入らないことがネタになっていて、注目も集まっていたので、このようなかたちでも初めてゴールを決めてくれてよかった。
相手を押し込んだ状態で、パーティがボックス外からショットを打つのは最近の恒例になっているが、もし彼がそういったショットを決め始めると、相手にはかなり脅威になるだろう。
そして、相手が彼のショットを意識してくれれば、守備ブロックにほころびもできる。そこをアーセナルのアタッカーたちは利用できる。いいことずくめ。
今後も期待しよう。
Thomas Partey is the first Ghanaian to score for @Arsenal in the #PL, with the Gunners netting more goals via African players in the competition than any other side (219) 🇬🇭#ARSAVL pic.twitter.com/fG7ZVriQna
— Premier League (@premierleague) October 22, 2021
パーティはアーセナルでゴールした最初のガーナ人。アーセナルはPLでもっともアフリカ人のゴールが多いクラブに。
ラムズデイルのトップディストリビューション
これはみんな感じたと思うけども、ラムズデイルのパスは、ほんとうにすごかったね。彼はこれまでも試合のなかで何度かああいったパスを見せてきたが、この試合にはまじびっくり。声出た。
この試合の彼のロングボールは6/12。
twitterでシェアされていた彼のこの試合のプレイ集はコピーライト理由で映像が消されてしまったが、ぜひどこかで確認してもらいたい。
アレはまさにトップレヴェルの配球で、エデルソンとかアリソンみたいなモダンGKのそれだった。GKから攻撃が始められることの威力たるや。
彼がこれまでのクラブで、このような能力をふんだんに見せていたとは思えないので(彼の配球への評価はたしかにあったが、ぼくは実際の彼のあのような同一試合で何度もトップ配球をやるようなプレイ映像は観たことがない)、アーセナルのスカウトはかなりうまいことやったんじゃないか。
ディストリビューションだけでなくショットセイヴも含めて、仮に彼がヨーロッパのトップGKと比較できるようなクオリティのGKだとしたら、非常に高額という評価だった彼の移籍金も、全然そんなことはなかったのかもしれない。少なくとも彼は、その片鱗以上のものをこの試合でも見せていた。
もしかしたら、この試合の彼のプレイにいちばん驚いたのはレノだったか。今週のカラバオカップ(リーズ)に登場するだろう彼にもいい刺激になればいい。
ペナルティとレフェリーのバイアス
ラカゼットが取ったペナルティのシーンはどうだったろう。
正直、中継で観ていたそのシーンのリプレイだと、DFは先にボールに触れていたようにも見えた。DFが先にボールに触れていればノーファウルのはず? 実際はボールの前に足を蹴っていたのかどうか。
クレイグ・ポウソンは、判断するまでにかなり時間を使ってからペナルティを宣告。いかにもノーファウルと宣告されそうな場面だったから、ちょっと驚いた。ハーフタイムに入ってから?考えを変えて確認を始めるというのもかなり異例だったそうで。もし逆の立場だったらと思うと、到底納得できないというくらいは微妙だったかなと。
最近似たようなことをどこかで書いたけれど、今回もやっぱりレフェリーのバイアス事例なんじゃないかという気が少ししている。
今日日ソーシャルメディア等で、ファンやメディアの声はどんどん大きくなっていて、レフェリーも自分の評判を目や耳に入れずにいることは難しいだろうし、そうなればできるだけ偏りをなくそうという動機も生まれる。
7分のラカゼットのしつこいタックルがファウルを取られた件はあったけど。あれが流されればオーバのゴールで、実際PLならアレくらいのラフなプレイが流される場面はけっこうある。ボックス外ならもっとノーファウルの確率は上がっただろう。だとすると、これがこのあとのペナルティの判断に影響を与えたとか?
今回はちょっとだけアーセナルに甘かったかな。もちろんそれで世界はうまくまわるからなんの問題もない。
その他試合について
- オバメヤンのアーセナルでのゴール数(43)がRVP(46)を越えそう
- ペナルティでエミマルのトラッシュトーキングはあったのか?
- エミマルのペナルティ職人ぶりはやはりすごい。今回はアンラッキーだったけどいちおう止めた
- エミマルはエミレーツで3失点するのは初めて
- 以前アーセナルともよくリンクされていたレオン・ベイリー。なかなかよさげな選手だった
- 試合の日はヴェンゲルさんの誕生日だった。アーセナルはヴェンゲルさんの誕生日の試合で敗けなし(W5 D1 L0)
- 6試合無敗!
試合については以上。
単細胞な相手だからたまたま上手くいったのか、それともホントにホントで生まれ変わろうとしているのか…まだ分からないけど、その答えを見るのが少し楽しみになってきたかな。SDGsでどうぞよろしく。
勝ちましたね!しかもかなりナイスゲーム。
まぁヴィラはグリーリッシュ出てなかったですけど(^ー^)
しかしおれたちのNo.10、最高でした。
今のイングランドにはグリーリッシュ、フォーデン、マウントなどいいアタッカーがいますけど、スミスローもそこに入っても全く遜色ないですね。Bもいますし、未来は明るすぎ。
ラムズデールのパフォーマンスもかなりやばかった。ここもピックフォードと入れ代わるのも時間の問題でしょう。
ベンジャミンも安定してきましたね。ついにドリブルで最前線に上がる余裕も見せてくれました。
ブリティッシュコアがまた盛り上がってきました。
この試合を見て感じたのは、やはりバランスですね。パーティの横にロコンガ、トップにラカゼットを入れたことで、かなりバランスがとれてるように思いました。
ラカゼット効果なのか、オバメヤンもワンタッチを意識するようになったと思います。
ペペはどんどん居場所がなくなりますね、かなりいい選手なんですが、今の使われ方ではちょっときつい。あたし的にはオバの後継者としてトップで使うのがいいと思います。アンリみたいな選手になれると思うのですがね。
このままオバラカのツートップでいくなら、スミスローとBが左右に入り、パーティ、ロコンガがベストなんで、オーデガードの出番も減るかもですね。
でも、この試合のバランスが一番よかったと思います。
レスター戦でも一貫性を示してほしい。COYG
金曜日に快勝すると週末二日が気分いいという発見
442は良かった
アルテタのチームらしく、2ラインがきれいに整列して守備時に高い位置でブロックを組めていた
相手はパスの出しどころに困っていたし、セカンドボールをよく拾えていた
やや冨安がラインを崩すのが気になる
ラカゼットCFオーバ左の場合や、ウーデゴールトップ下のフォーメーションは守備隊形が崩れてプレスも崩壊するが、442ではコンパクトに守備ができていた
442ならCMFの数が少なくできるのも良い
AFCではトーマスとエルネニーがいなくなり、ジャカも2月復帰となれば、ロコンガ、ナイルズ、チェンバースしかCMFができそうな選手がいない
442なら無理に冬補強する必要がなくなる
ロコンガ、ウーデゴールのコンビでお茶を濁してもいい
ウーデゴールは5〜10点取れないならトップ下からCMFのプレーを覚えたほうが将来為になるはず
オーバメヤンがAFCで抜ける穴はエンケティア、マルテネッリ、ぺぺがやるか、ラカゼットを残すか
FWの補強の噂は多いので、特にラカゼットの契約がどうなるかの進捗によると思う
ラカゼット一年残すのがいいと思うけど
ラウタロマルティネスとかが買えるなら別だけども、冬にそんなお金使えないでしょうな
更新お疲れ様です。
チームとしてのシュート意識も上がったなと思います。スタメンでCB以外全員シュート撃ったんじゃないですか?特にタバレスは積極的ですね、両足に自信ありそうで大化けに期待したいです。
下手に崩そうとしてネガトラでパニックになるくらいなら攻撃をやり切ったほうが体力的にも精神的にもいいと思います。
「試合の日はヴェンゲルさんの誕生日だった。アーセナルはヴェンゲルさんの誕生日の試合で敗けなし」
これはいつから数え始めてのデータでしょう?少し気になってしまいました。笑
どもども。「PLで」が抜けてましたね。だから1993年からかな?
素晴らしい試合でした。エナジーとパッション、これが見たかったんです。ラムズデールの低いフィードはため息がでますし、タバレス、そうそう若いんだからそんぐらいやらなきゃ!みんな良かったんですが、オバラカがやっぱりこれぐらいやってくれると、皆引っ張られますよね。あえて懸念はAMN全く存在感なく・・・なぜ少ないプレータイムでちんたらしているのか。オーデガードもちょっと仕掛けが性急というか。マルティネッリ、エディ達の活躍を火曜は期待。COYG
1試合の勝利で支持率が上向く
給付金の口約束でも選挙に勝てば官軍もといwinner takes all ですね!
前節が前3枚のプレスで今節は前2-2のプレスで噛み合いが良かったようで素晴らしいパフォーマンスでした!
ビルドアップがまあ進む、ベンジャミンはまあ無双状態、ガブリエルもホント上手になって持ち運ぶし、よく通す。
中でもタヴァレスは面白かったです!
ティアニーが前節、いつもの縦縦じゃなくて組み立てとか工夫してたように感じましたが、それを上回る攻め手の多彩さ。
縦の意識はもちろんですがハーフスペースでも、なんなら逆足でも。守備が向上してたのも含めこれは正式にティアニーとのポジション争いスタートの予感ですね。
ESRもタヴァレスとやりやすそうにしてたのも印象的でした。
反面反対サイドは最早一択というか。
サカだと周りが伸び伸びと。
今回はあとラカゼットが見せてくれましたね。列落ちせず、高い位置で相手をピンどめする、勿論ビルドアップのスタートが上手くいってるからなんですがウーデゴールに1つのカタチを示したと。
正直契約延長すると次世代の前線の補強が滞るだろうから無いとは思いますが、こんな起用のされ方でも素晴らしいパフォーマンス/アティチュードを見せてるラカゼットはお気に入りの選手です。
いつも長文失礼します。
ただ最後に、、ラムズデール最高!
シティやリバプールに高精度のディストリビューションを見せつけられ続けはや幾年。
遂にアーセナルで見れるとは!!
サイクリング、お疲れ様です。
ラカとラムズデールが揃うと、チームに熱を加えてくれます。
アーセナルには少ない、吠える選手です。
ラカの先行きは不透明ですが、出来るだけスタートから起用して欲しいです。
そして何よりも、Chanさんの常々言われる通り【一貫性】
リーグカップは別にしても、土曜のレスター戦はお願いしますよ!
COYG!
ラカzとオーバの縦の関係なんていう無意味な実験はやめるべき、じゃなかったのか、なんつー意地悪も忘れる程ブレステイキングな内容
後ろが安定したのがでかいよ。あとは継続性か。
トミーはホントに素晴らしい。一言で言うならディーセント。これまで守備力0のフルバックで戦ってたアーセナルにとってそれがどれだけ大きな違いか。ベストである必要なんかない。がんばれ。
あと
パーティ ×
パーテイ ⚪
ね。
日本語のショーモナイ実況解説がパーティとか言ってんだろうな。見たことないから知らんけど
いやぁいい試合でしたね!
全体的に選手のメンタリティが強くなったのを感じます
試合を観てても選手同士で声を掛け合ってる姿も目立つようにってきてると思いまし、徐々にチームでの自分の役割とか、お互いのプレースタイルが理解し合えてきた感じがします
サンビも徐々にプレミアに慣れてきた感があってデビューしたての頃よりもインテンシティも上がってきてると思います、もっと上げる必要があるのも確かですけど
ベン・ホワイトも最近は体を張ってシュートブロックするようになったし、頼もしくなってきましたね
タヴァレスも最初は大丈夫か?と思ったけど、思いのほかフィジカル的にも強かったと思います
ラムズデールの存在もディフェンスラインの選手に大きな影響を与えてると思います
あとラムズデールはほんとにクリーンシートにこだわってる選手だなと思いますね
最後に1点返された時も、味方に向かって吠えてましたし、アーセナルに必要なメンタリティだと思います
将来的にGKも含めてかつてのフェイマスフォーを超えてほしいですね
若い選手が多いですけど、みんながみんなすごい速さで成長しているなと思います
このまま若い選手が成長して土台を上げていければ、今シーズンはELで、来シーズンはCLいけそうな気がします
そういう意味でもラカゼットの存在はものすごく大きいです
あとはもぅほんとに口癖になりつつある一貫性ですね
いい週末でした。全く。「あー長かったぁ!!!」w
ラカが勝利を引っ張ってきてくれたと思う。あの体格でやれる限界の140%くらいやってたんじゃないだろうか。タテにパスを入れる勇気が出たし、後ろが押し上げる余裕が作れた。
ただ今後はまだ安心できないというのも同感。
言えばこれはラカのトップ下で、この試合のヴィラはあくまでもラカを潰しに来てくれたからいいけど、少しマークを離して(引いて)ゾーン気味に守られたらどうなるか分からない。去年ラカがトップ下だった時はけっこう手詰まりしてた。ラカは本職のトップ下ではなく、運んだりパスしたりは限界がある。
サンビがラカを追い越すプレーを増やしたほうがいいと思う。相手は必ず対策してくるし、このリーグではマンマークとゾーンの併用なんて当たり前にやる。しかし追い越すプレーの精度が上がれば、ガッチリ引いてゾーンで守られても怖くない。
そういえば先日のブライトン戦は逆の立場で、こっちがハイプレスを外されてゾーンに引いたところを徹底的につけ込まれてえらい目にあった。ブライトンの後列が際限なく飛び出してきて、相手がミスしてくれるまでカメになる以外の方法がなかった。
やらなきゃ、こっちがやられる。そしてもちろん、やるんだ。COYG!
お疲れ様です!
オバメヤンのアーセナルでのゴール数(43)がRVP(46)を越えそう
>これホームでって事でしょうか?