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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(22/Oct/2021)ラカゼット復活?

キックオフは現地はフライデイナイトで、われらは今回も朝4:00。極東のファンになんて優しくないクラブなんだ!

PL5試合無敗ながら、低パフォーマンスのドロウがつづいて、ファンのテンションはすっかり落ち込んでいるアーセナル。いかがお過ごし。

12位で迎えるMD9は、最近のアーセナルとはなにかと因縁?ある13位アストン・ヴィラ。わずか1ポイント差。

昨シーズンはFCグリーリッシュにダブルを喰らって、エミ・ブエンディアも奪われ、ESRにちょっかい出されてと、近頃のヴィラはわれわれとなにかと縁がある。

チームのメインマンだったジャック・グリーリッシュはすでに去ったとはいえ、もちろん、アーセナルから移籍しエリートGKの道を着々と歩んでいるエミ・マルティネスもいる。

いま、とくに勝ちたい相手だ。いや、勝たないとさすがにまずい。 たとえレフェリーがクレイグ・ポウソンでも。

試合をプレヴューしてまいろう。



アルテタの試合前コメント「ラカゼットの契約は、なんでも起きうる」

昨日プレスコンファレンスが行われていた。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

チームニュース

(直近のチームニュース……)

アルテタ:今日トレイニングセッションがある。パレスで2-3人いくらか問題が出ていた。今日見ないと。

(サカのフィットネス……)

彼はまだトレインできていない。今日あらためて、彼の状態を見るつもりだ。

(少しでも心配のある選手についてなにか情報は……)

ない。少しだけだ。

(サカは金曜の試合でプレイできるので?……)

わたしは賭け屋じゃない。医師次第だ。それと彼自身がどこまでリカヴァできていると見るか、今日と明日トレインして具合がどうか。

(サカの重要性……)

彼はとても重要。チームにどれだけ重要かは彼が示してきた。

アストン・ヴィラ戦について

(この先、ハンドブレイクをかけずにプレイすること……)

ゴールしたあと、そしてパフォーマンスのレヴェルが一定に上がったあと、そこからセカンドゴールに向かわねばならないし、そこからも同じ流動性をもってプレイをつづけねばならない。守り始めることになっても同じ意図でやらないといけない。なぜなら試合はとても長いし、試合のなかでもっと長い時間そういったことをしなければならないから。

(アストン・ヴィラについて……)

これはテストであり、彼らはわれわれとの対戦でどれだけ困難をもたらせるか示してきた。最近は彼ら相手に望んだ結果が出せていないから。彼らがスクワッドを改善していることも知っている。彼らがこの数シーズンで示してきたことは、大いなる野心であり、リクルーティングもそう。厳しい試合になるのは間違いない。

(ディーン・スミスについてと、クラブの彼への信頼は報われたか……)

そうだろうね。わたしはまず彼のことが、ひととしてとても好きだ。彼について聞くすべてのことは、とてもとてもポジティヴ。彼はチームを築き、そしてクラブは野心があり、彼を信頼し、オーナーは彼に時間を与え、それをやらせた。彼はとてもいい仕事をしている。

(ヴィラは48時間多く準備に時間をかけていますが、それが違いになる?……)

そうじゃないといいね。わたしは自分たちも十分な時間があったと思うし、全員が集中して準備している。われわれはホームでプレイする。どういう試合になるかもわかっているし、彼らを倒すためにプレイする必要がある。そこだけに集中している。

(ラカゼットは金曜にスタートする?……)

もちろんそれは明かさない。

(ブエンディアについてと、アーセナルは彼とのサインに近づいていた?……)

われわれが興味を持っている選手について明かすことはない。これからもそう。

(月曜にプレイして、金曜のプレイを求められていること……)

とても奇妙だ。われわれにはヨーロピアンフットボールがないというのに、理解することが難しい。しかし、そういうものなんだろうし、何か意見を云えたとしても、結局それについて何か云えるわけでもない。

(それが不利になる?……)

そんなふうには思いたくない。われわれが試合に集中するならば、試合への準備やリカヴァするための十分な時間もあった。

(マルティネスの売却とラムズデイルの加入……)

われわれはクラブの最良の利益を見て最良の決断を下した。しかし、一方でエミはとても重要なメンバーでもあった。彼はクラブで過ごした時間からしても大いなる称賛に値したし、彼がキャリアのなかでいろいろな期間があったことも忘れていない。わたしの下でも重要な試合でプレイし始めるというポイントもあり、かなりよくやっていた。

彼の野心、信念、彼のキャリアにおける希望は、彼にとっては緊急なものだった。だって彼はとても長いあいだ我慢していたから。だからわたしは彼がうまくやっていることはとてもうれしく思っている。彼はグレイトなGKだ。

わたしは彼とプレイもしたし、マネジもした。彼にはとてつもないパーソナリティもあり、それをアストン・ヴィラでもナショナルチームでも見せている。わたしはうれしいと云うよ。

(レノとラムズデイルがいる……)

われわれにはふたりのすばらしいGKsがいて、彼らのあとにはふたりのアカデミー選手たちもいる。いまそのポジションはとても力強いと思う。

4-3-3でのプレイ

(4-3-3でのプレイについてと、それでプレイするなら選手を選ばねばならない……)

(パレスで)最初の20分の4-3-3のようにプレイするなら、試合に勝てる。だが、その後の20分のようにプレイするなら、うまくいかない。なぜならそこでもトランジションゲイムになり、われわれにはそのフォーメイションでプレイするときに、それをやる選手がいないから。

最後の20分でもたくさんのことはやれなかったが、それはうまくいった。なぜなら自分たちが望むものを生み出せたから。

われわれはフレキシブルになる必要があり、われわれは選手たちの強みを生かしてプレイさせる必要がある。うまくプレイできていないときでも。

ラカゼットについて

(ラカゼットはもっと起用されるようになる……)

彼がやっていることをつづけることだ。彼はブライトンでも入ったときにいいインパクトをもたらしているし、彼はわたしがここに来てからもたくさんプレイしていた選手。彼はずっと非常に重要であり、重要でありつづけるだろう。

(パレスでラカゼットが入ってきたときのファンの歓迎っぷり……)

彼はエナジーを伝達できたのだと思う。そしてそれはチームの全員とステディアム全体にも伝わった。彼は彼のエナジーとクオリティですぐに違う空気をつくりだした。彼が見せた覚悟が結果を変えたのだ。それは彼がうちに秘める信念であり、だからそれができた。

(ラカの契約が終わりかけている……)

そういう状況だ。それは受け入れねばならない。わたしは選手にお願いすることはできない。彼はその状況に対処していて、個人の状況というわけでもない。なぜなら、かつてわれわれが対処しなければならなかったほかのことを含めたノックオンエフェクトだから。そして、シーズン終了時には全員にとってベストな選択はなんなのか見なければならない。

(ラカがいまだに全力を出しているという事実……)

それは疑いない。もしわたしが夏に彼になにか違うことをやっていたとしても。選手がやる気や興味を見いだせないとか、将来の経済的なことを考えるようなことがあるとしても、それはラカには当てはまらない。彼はわたしがここに来てから、ずっと毎日見せている。だから彼はチームにとってとても重要なのだ。

(ラカ次第だとしたら、彼には残ってほしい……)

彼はわれわれの選手だ。わたしは彼をほかの選手と同じように扱う。それは彼の契約があるとか残り少ないとかではなく、違う扱うはしない。そしてそれは彼に値する。

(ラカゼットの契約……)

どのクラブでも起きる問題だ。契約には期間があり、選手には年齢もあり、キャリアにはフェイズもある。それは対処すべきごくふつうのものだ。

(ラカゼットにもう1年の契約を与える可能性……)

それは使える戦略だ。それをやるなら、1年前にそれができるし、シーズン中かあるいはシーズン終了時にもできる。かなりいろんなやり方がある。どの選手も違う行動をするし、いろいろなレヴェルのモチヴェイションを必要としている。そうなれば、クラブからの信頼でいろいろなレヴェルの自信や安心が得られる。どのケイスも異なるものだが。

(ラカゼットには新契約をオファーできた?……)

たくさんのことに依る。そうしたいというだけの問題ではない。そうした意志を叶える可能性ではあっても、それがいつか、どちらかがとても重要になる。

(ラカゼットに新契約のオファーはありえない?……)

ノー。どうなるか見る。なんでもありえる。

その他

(月曜にジェイムズ・マッカーサーが退場にならなかった理由について説明は受けた?……)

いいや。レフェリーたちや協会とは接触したけど。シーズン当初に受けた説明では、あれは明白なエラーだったはず。彼らは行動する必要があったのに、そうしなかった。ああいうのは、試合も結果も決めてしまうし、わたしには受け入れがたい。

(クロップの「醜く勝つ」コメントについてと、われわれもそうしたメンタリティが必要……)

イエス。わたしの集中は、勝つことといいプレイをすること。それがわれわれがやらねばならないことだ。われわれがいいプレイをしていたとき、いいプレイをしていたフェイズで、試合を支配していたとき。チャンスをつくりだしたし、試合に勝つにふさわしかった。

問題は、そういうスタートをしなかったとき。しかし、そういうときにも、十分なレジリエンスを見せねばならないし、そうした状況の対処も知らねばならない。たとえばブライトンでのある時間帯のように。そこにはまだ試合に勝つ余地があった。ときにそれは個人のアクションであり、セットピースであり。もちろん別の勝ちかたもあり、チームの行動や考え方もそうでなければならない。

(ジャック・ウィルシャーがキーラン・ティアニーがクラブで最速の選手だと……)

イエス。テストにも依るが、キーランは間違いなく最速(quickest)のひとり。距離や計測のやりかたにも依るが。間違いなく最速(fastest)のひとりだよ。

スティーヴ・ブルースの事案

(スティーヴ・ブルースについて……)

スティーヴの談話を読んでとても悲しくなったよ。まず、わたしは彼を個人的に知っているし、そして、彼が伝えたことばに。

これは過去40年も、選手、マネジャーとして試合のなかで生きてきたひとについてのことなんだ。彼は1000試合もマネジしてきて、その経験をもって、専門家として彼は伝えている。あのレヴェルで維持されてきた専門家として。ある種の状況、ある種のアビューズに苦しんできたこと。わたしたちもそれに反応する必要があると思う。

そういったことを受け入れるのは当たり前のことではないんだ。われわれがここにいるのは、彼らを改善し、変えさせるためでもある。規則に則って、フィクスチャリストに則ってわれわれがやっているように。われわれには、このスポートのため、ファン、ステディアム、施設、放映のために進歩させたいものがある。

われわれは多くの時間を費やし、それをどうやっていくかオープンに議論するテーブルをもつだろう。なぜなら、わたしはみんなでそれについて考える必要があると思うから。イングランドの歴史上もっとも経験あるひとりのマネジャーがことばで伝えているというその事実を。それは無視はできるものではない。わたしにとっても。非常に深刻な声明であり、それは変えなければいけないし、変えていくことを始めねばならない。

(ファンが強すぎる声を持つようになった?……)

いいや。われわれはファンのみんなを責めることはできない。それはファンのことではない。フットボールはそれは大きな産業だ。みんなが意見を持つ社会において大きなインパクトをもつ。それはグレイトなこと。

力強い意見を持つこと、見たものについて強く思うこと、みんなの反応をどう判断するか、それについて学ぶ必要はない。フットボールをプレイできるようになる必要すらもない。ただ強い意見を云うことができる、それだけだ。

ケミストリについて話すとする。でもそれを自分でやるわけじゃない。ルールについて話すし、それについて意見がないこともある。なぜなら学ぶ必要があるし、そうでなければ何も云うことはできない。しかし、それについて何を云ってもいいし、それはいいことだ。それが議論を生み、意見を生む。それはすばらしい。でも、それが一線を越えてしまえば、それはとても難しいものになる。なぜなら、それはただの男じゃなくなるから。それは男だ。家族だ。彼の愛するひとだ。それは環境であり、それには反応する必要があると思う。

わたしは、彼が感じたことをオープンに説明したことにとても感動している。そしてそれはわたしが好むものではなかった。

以上

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(22/Oct/2021)ラカゼット復活?

  1. 更新ありがとうございます。
    あたしはここ最近こちらにおじゃましてはアルテタ批判のネガティブキャンペーンを展開してばかりで、たいへん申し訳なく思ってます。
    もしここでチームが変化の兆しを明らかにして、ワンタッチパスの連続でのゴールや鬼プレスからの速攻カウンター、あせるビラを尻目に追加点を決めまくるなどして大勝した日には、一夜にしてアルテタ信者に返り咲く自信があります。
    ほんとに試合でワクワクしたい。COYG

  2. ほんとそうですね。
    ゲームの結果も大事だけど、ほんとにアルテタ任せて大丈夫なのか?という不安をなんとかして欲しいですね。ある意味、結果が出なくても希望が見いだせるなら自分的には許せるんですが。スカッドには希望だらけなんだけどな。。COYG!

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