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【マッチレビュー】23/24 EPL アストン・ヴィラ vs アーセナル(9/Dec/2023)フラストレイション

アーセナルが敗けたときは、いつだってフラストレイションはたまる。だってファンだもの。だが、今回のそれはまた格別だった。ああいう敗けかたをするとは。

90分を通して観れば、多くの時間帯でアウェイチームが優勢だったのに、せっかくつくったチャンスをことごとく逃してしまう。あれでは試合に勝てない。

結局、ホームチームが序盤の勢いから奪った虎の子の1点を最後まで守り切って1-0で試合終了。ヴィラはたしかに強かったが、アーセナルがクオリティで劣っていたという実感はなく、しかも今回もまたレフ/VARの判定には疑問符がついている。ニューカッスルでの敗戦のときと似たような消化不良の感覚。なんというくやしさ。

これでアーセナルは、ウナイ・エメリのアストン・ヴィラをますます勢いづかせ、テーブルではリヴァプールに抜かれ2位に転落した。

Villa two points off top after win over Arsenal

今回もまた試合を振り返るのがたいへんに億劫である。だが、これも敬虔なる信者たるもののつとめ。おれ魂のレヴェルを上げるんだ(科学的に)。



アルテタの試合後コメント「このレヴェルで勝つ正確さがなかった」

試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。

アルテタ:結果にはとても失望している。今日あのチーム相手にやったわれわれのパフォームがあればだ。今日ヴィラにやったようなチームをわたしは観たことがない。だが、それでも敗けた。

われわれは、相手ボックスへ入っていくのが十分ではなかったし、自分たちのボックスでは1-2回守らねばならなかった。そこが理由のひとつだ。われわれには、ボールをネットの裏へ入れられるかなりオープンな状況がいくつかあった。あるいはゴールが完璧に開いているところへパスすることもできた。だが、それをできなかった。

(これで11日間で4試合め。厳しい日程)わたしは、選手たちには顔を上げるように云った。今日はたくさんのとてもよいことをやった。だが、これは両ボックスで決まる試合だったし、今日はこのレヴェルで試合に勝つために要求される正確性がなかった。

云ったように、ここであんなことをやったチームは観たことがないし、われわれは今日それをやった。しかし、われわれは、実際よりももっと多くを持ち帰ることが必要だった。

試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。

(結果について……)

アルテタ:非常に失望している。とくに自分たちのプレイがあったから。われわれは、結果よりももっとふさわしいものがあったし、われわれのほうがよいチームだったとも思った。以前2月にわれわれがここへ来てから、今日ヴィラにやったことをできたチームはわたしは観たことがない。

あれだけの状況をつくりながら、相手ボックスでボールをネットに入れる正確性には欠いたので、勝つには十分ではなかったが。

(Douglas Luizのチャレンジと最後のVAR判定について……)

Clear and obviousだよ。Clear and obvious。そういうこと。

(そのルールの閾値について……)※どの程度ならファウルになるかのさかいめ

それがわたしの意見。わたしが云えるのはそれしかない。

(アーセナルが試合を支配していた……)

われわれには、かなり多くの機会があった。そのうちのいくつかでは、完全にオープンだったにも関わらずフィニッシュすらしなかった。

われわれは、シュートする正しい選手を選ぶ必要があったし、それを2-3回やったときはほとんどオープンゴールだった。そしてゴールはできなかった。しかし、3日ごとにプレイすることを要求しているチームに求められることは多くない。

われわれがやったようなプレイについて、わたしは非常に満足している。だが、がっかりなのは、最後にはほしい結果が得られなかったから。

(セカンドハーフにガブリエル・マルティネリを下げた件……)

それは、われわれが、あまり彼のサイドからではない攻撃をやりはじめようとしていたから。われわれは、決断を急ぐようになり、裏へのボールを早く出しすぎるようになった。そして、あまり相手を苦しませることができないエリアから攻撃し、その後にはさらされることになる。われわれがやっていたことよりも、もっと多くを得るのに十分だったとは思う。

(終盤に向けての疲労について……)

アストン・ヴィラに対しあのやりかたでプレイしたことは、疲労とは関係ない。エナジーがあり、コミットメントとクオリティがあった。だから、そういうことはないと思う。

(スタンドから試合を観ていて……)

そういうものだ。わたしは慣れようとした。選手たちもわれわれの望みどおりになんとかコミュニケイトしようとしたし、チームもいいパフォーマンスをした。

(アストン・ヴィラがタイトル候補になった……)

多くの試合に連勝できればそこへたどり着くし、彼らはいまそこにいる。

(どうすればミスを防げる?……)

今日はちょっと風が強かったと思う。何度もパスミスをやるところを観ただろう。正しいタッチ、正確性があるべきところで。さだかではないが、そういう可能性はある。それは受け入れないと。

以上

 

強風については、たしかに何度も繰り返しらしくないパスミスをやっていたので、パフォーマンスに影響はあったかもしれない。シャツやフラグを観ていてわかるほど強い風が吹いていた。とはいえ、英国ではないことではないので、それはいい訳にはならない。相手も状況は同じだし。

マーティン・オーデガードの試合後コメント「今日は自分たちの日ではなかった」

不発のキャプテン……。マジ頼むよ。AFCオフィシャルサイトより。

オーデガード:ぼくは、この試合はぼくらが敗けるにはふさわしくなかったと思う。だが同時に、もっとうまくもできた。とくにゴールの前。ぼくらは、彼らにイージーなゴールを与えてしまい、相手ゴールの前ではちょっとスロッピーだった。だから、むかつくしくやしい。

つぎの試合を観ていく必要がある。すぐに試合が来るし、自分たちを哀れんでいる暇はない。つぎの試合ではもっとよくなり、バウンスバックするためにハードワークに戻らないと。それが、いまからぼくらがやることだ。

(チャンスを決められず)これは、ぼくらのベストゲイムではなかったかもしれない。それでもぼくらのほうがいいチームだった。彼らはゴール以外では、ほとんどチャンスをつくっていないと思うし、ぼくらにはミスしてしまったいくつかのビッグチャンスがあった。ぼくのも含めてね。むかつく。

だから、少なくとも1ポイントを得るには足りていたとは思う。だが今日はそうならなかった。前へ進まないと。これを教訓にして改善する。

彼らはグレイトなチームだ。とくにホームでは。彼らの記録がそれを物語っている。ぼくらも結果を得るに十分だったと思うが、今日はその日じゃなかった。

※コメントくださるかたにお願い
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