アルテタ発言のポインツ

ラカゼットの新契約を否定しないアルテタ

彼の去就や試合でのチャンスに質問が集中、注目のラカゼット。

正直、いまの戦いかたならば、オバメヤンよりラカゼットのほうが戦術に合っていることは否めず。チームにいてほしい人材ではある。

プレスからの質問にあるような、あと1年延長みたいなことをやれればいんだろうが、本人が望むかどうかはわからないし、アルテタが云うようにけっこう事情は複雑だろう。

オバメヤンはまだ1年契約があり、来年も彼をメインで使わない選択はなく、そうなればラカゼットのチャンスは今後も多くはない。これから新しいCF（アルテタの理想のCF）を取るならなおさら。クラブで2番めの高給でもある。

AFCONがあってオバメヤンがしばらくいないため、1月に売却する可能性も低い。となるとやはり来年のフリー移籍待ったなし。

シーズン終了の時点で、ほかのクラブより魅力的なオファーが出せるかどうか。契約ボーナス付きでのオファーに勝つのは、難しいでしょうなあ。

4-3-3についてアルテタ

これをもっと訊いてほしかったのに質問がたったひとつとは。

その唯一の質問に対して、アルテタのコメントで気になる箇所はここだろう。「最初の20分は4-3-3でうまくいった。その後の20分は……」

it doesn’t work, because again, that is a transition game and we don’t have the players to do that when we play in that formation.

うまくいかない。なぜならそこはトランジションゲイムで、そのフォーメイションだと、チームにはそれをやる選手がいないから。

4-3-3でのプレイでは、トランジションのときにうまくプレイできる選手がいないのだと。もちろんMFのことだろう。

以前にも4-3-3をやるには選手が足りないと云っていたけど、まだ云ってた。うーん。だったら夏にそれをうまくやれる選手を取るべきだったんじゃないか。

夏にアーセナルが本気で狙っていたMFは誰だったろう。ロカテッリ、ブエンディア、ネヴェスあたり？ 彼らを取れていれば解決していたんだろうか。

アルテタは4-3-3でプレイしたい意向は明確なのに、相変わらずジャカを重宝しているし、それを最優先でやるためにチームをつくっているという気があんまりしないのだよね。せめてアワーやブルーノ・ギマラエシュに本気だったら、なるほど感はあったのかもしれんけども。

今回はまた2CMに戻すのかどうか見もの。

マイク・ディーンの件

先日のパレス戦で、サカに殺人ロウキックをお見舞いしたジェイムズ・マッカーサーにレッドカードを出さなかったマイク・ディーン。アルテタはいまもその判断に納得していない様子。

これについては、PGMOL（Professional Game Match Officials Limited）が、彼を週末の試合から外すという対処をするそうな。悪い判断だったという認識はあるのか。。

So the way the PGMOL dealt with Mike Dean not giving a red card to James McArthur for volleying Bukayo Saka is … giving him the weekend off.

That’ll teach him.

— arseblog (@arseblog) October 21, 2021

そんな生ぬるい処罰では全然納得できないが。

スティーヴ・ブルースの件

これはぼくもジャックがインスタで反応していたのが話題になっていてそれで知った。

ニューカッスルが解任したヴェテランマネジャーはずっと誹謗中傷に悩まされ続けてきたという。これもこの試合とは関係ないけど、フォロウしておこう。

ブルース：これがわたしの最後の仕事になるかもしれないと思っている。これはわたしだけの問題じゃない。わたしの家族全体に及ぶ被害だ。ずっとすごくタフだった。

まったく求められていない。わたしに失敗してもらいたがっている。わたしが失敗するとずっといいつづけられているのを目にする。役たたずで、場所ばかりとる太っちょで、愚かで、戦術的な能力のないキャベツ頭だと。

今日日、矢面に立つ仕事というのは、ほんとに大変だ。

鈍感力ないとまぢ無理。ジョゼ・モウリーニョみたいに。

Related Posts