まさに快勝。
アーセナルは、最下位ノリッチに順当に勝利。しかも、アーセナルにおいてPLで5点差以上のアウェイ勝利は、今回のほかには1999と2009にしかやっていないというレアさ。
明日のウォルヴズ(H)が、先方のCovid理由で延期(日程未定)となったため、期せずしてわれわれはこの試合が年内最終戦になった。
なかなかよき1年の締めくくりとなったのではないか。
試合を振り返ろう。
Arsenal ease past struggling Norwich
アルテタの試合後コメンツ「選手たちはお互いにプレイを楽しんでいる」
アルテタの試合後インタヴュー。オフィシャルサイトより。
アルテタ:(オーデガードについて)彼はファンタスティカリーにいいプレイをしていたと思う。彼はチームをよく助け、まとめていて、わたしは彼にはとても満足している。
とてもいい日だった。(ボクシングデイは)この国の伝統的な日であり、この雰囲気のなかでフットボールをプレイすることはグレイトだった。
われわれはとてもいいパフォーマンスとプレイがあったと思うし、とても安定していて、試合を通してとても脅威になっていた。チームの攻撃も守備もとても満足している。
(ウォルヴズの試合まで)リカヴァするための時間がない。しかし、われわれはスピリット、マインドセット、フィジカルを維持するために全力を尽くす。われわれに必要なエナジーをもたらしてくれる観客の前でプレイするのだから、試合に勝つために最高のコンディションにしたい。
試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。
(今日のパフォーマンスにどれほど満足している?……)
とてもハッピー。このリーグではアウェイで勝つのも簡単ではない。試合開始からのわれわれのパフォームのしかた、どう支配したか。試合を通して見せたクオリティ。今日はそれがとても印象的だった。
(サカのシャープなパフォーマンス……)
イエス。全体的に、集団でも個人でも、われわれにはビッグパフォーマンスがあったと思う。それがなければ、アウェイで5-0で勝つわけがないのだから。選手たち全員にうれしい。
(最近のゴールディファレンスの進歩……)
イエス。もちろんスタートは難しかった。しかし、われわれはいま多くの得点をしている。なぜなら、よりよいコンディションでそうしたポジションに入っていけるようになったからだろう。どのプロセスもすごくよくなってきているし、たぶん、ストライカーたちにはいいポジショニングとチャンスがあるんじゃないか。現時点では、彼らはとても効果的だ。
(今日はチームがどれだけ進歩しているかのいい例?……)
おそらくは。チームが向かっている方向と、選手間の理解の深まりかた。彼らはもう数ヶ月は一緒にプレイしている。われわれが見せている団結、それとどのグラウンドへ行っても得ている、われわれのサポーターからの応援は、われわれのやりたいプレイと大いにリンクしている。だから、わたしはそれにもとても満足している。
(ピッチで選手たち自身が楽しむことはどれほど重要?……)
それこそが、われわれがここでやっていることだ。楽しみを生み出そうとしている。選手たちがそれを楽しんでいるのなら、みんなも彼らのプレイを観て楽しむはず。彼らはいまこの瞬間、お互いに愛し合っていて、お互いにプレイを楽しんでいる。それがピッチのうえで観られるということさ。
以上。短い。
試合後のアルテタがここまで充足感を表明するのは、わりと初めてかも。
彼はチームを称賛することはあっても、いつもまだ進歩できる部分があるとか、やるべきことが多いとか、そういうひとことを忘れないのに、今回はチームに進歩があって、楽しんでいるとまで云っている。自画自賛。文字起こしで省略されただけかもだけど。。
実際ここ数試合は、ファンとして観ていてもそんなふうに感じるから、当事者としてもかなり実感があるんだなと。
選手が楽しんでいいプレイをして、それをファンが楽しんで、そのファンのエナジーが選手に還元(伝達)されて~という好循環。いまこの瞬間は、絶好調という感じがある。
アルテタのインタヴュー
ノリッチの試合のつぎの日、アルテタのコメンツがオフィシャルサイトに掲載されていた。つぎのシティにはまだ時間があるし、試合前インタヴューとしてはタイミング的には若干奇妙。延期されたウォルヴズ戦の予定されていた試合前インタヴューをそのまま実施した感じだろうか。
(シーズン後半も進歩をどう維持する?……)
試合づつやっていく。ノリッチではとてもいいフットボールもあった。試合に勝って、とてもよく競えた。しかし、もっとよくなるためにはまだまだやるべきことがある。
われわれには進歩の余地がかなりあるし、わたしはそれに集中していく。いま結果と一貫性をもたらしているような、かなりうまくやっていることは維持して、残りのことを進歩させていく。そうすれば結果もついてくるはず。
まだシーズンは長い。たくさんの予想もしないことも起きるだろう。それは実際に起きてもいる。しかしわれわれはトップ4のなかにいる。われわれはそれをつづけたいし、進歩をつづけたい。もっともっといいプレイをして、あとはどこまで行けるか観てみよう。
わたしが云いたいのは、われわれがいいプレイをすれば、スペイスを理解すれば、どうやって攻撃すべきか、動き、タイミング、まとまり、実行があれば、もっとよくなる。ファイナルサードに入ってくときに、もっといいポジションに入れる。
それが起きれば、そうした状況でどう攻撃するべきかはっきりわかるし、ゴールもゴール状況も来る。そこからは、選手の意思決定の効果だ。
(ダヴィド・シルヴァとオーデガードの比較……)
それはビッグネイム。個人的には、ダヴィドはライン間でプレイさせたらこの20年でベストな選手だ。
マーティンはとてつもないクオリティがある。状況を打開するキャパシティがあり、タイトなエリアでオープンスペイスに選手を送れる。
わたしは彼にはとても満足している。いまはゴール脅威でも進歩している。だからわれわれには、ベストのひとりになりたいと渇望しているビッグプレイヤーがいるということ。まだまだ早い時期だが。
(ESRはどれほどよくなった?……)
わからない。わたしが知っていること、わたしが期待していることは、彼がいつもやっている。
彼は非常にハードにワークする。彼は非常に謙虚な少年で、このクラブともとても特別なつながりがある。
彼の才能は疑問の余地がない。しかし彼にもチームメイツが必要で、環境が必要。冷静になることが必要で、何になりたいのか明快な方向性が必要。じきにわかるだろう。
ダヴィド・シルヴァとオーデガードの比較とか、見覚えのあるコメントがあるな。昨日の日付でアップされているが新しいコメントじゃないのかも。
トーマス・パーティの試合後コメント「若い選手たちとのプレイは楽しい」
いいパーティだった。試合後インタヴュー。オフィシャルサイトより。
(エヴァトンの敗戦から何が変わった? この5試合はつよすぎ……)
パーティ:よりハードワークしているし、みんながやるべきことをやっていて、自分の役割を果たしている。それがメンタリティで、コーチがやらせたいプレイがあり、自分たちも楽しんでいる。それがぼくらがやっていることだ。
(サカ、ESR、オーデガードら若い選手と一緒にプレイすること……)
すごく楽しんでる。彼らとプレイするのはとても楽しい。
彼らはいいタレントたちだね。彼らとプレイできるたくさんの選手がいて、いつでもゴールできるゴール前でのクオリティもかなりある。だから、彼らとプレイするのは楽しい時間だ。最初は難しかったけど、結局やりかたを見つけて、いまは楽しんでる。
ぼくらはとてもハッピー。これはとても楽しんだ試合だ。これでもうチームがうまくやっているのはもう何試合かになる。これを継続していかなきゃいけないと思う。
ティアニーの試合後コメント「まだ長い道のりがある」
KT:(トップ4?)もちろんこれがすべてのアーセナルファン、選手とスタッフが望んだもの。しかし、まだまだ道のりは長い。
ぼくらもまだ先走りすぎてもいけない。これからビッグゲイムスがあるし、試合もたくさんある。だから、まだこれからだ。
ぼくらはいまみんないっしょに走っているところ。うれしいよ。みんながいいプレイをしていて、得点もしている。ぼくらはそこにいるんだ。今日はよかった。
ぼくらはとても若いチームで、観ているのは楽しいね。できればこれからも一緒にプレイして、一緒に成長していく。このあと何年もそれが観られると思うよ。
(ゴールについて)ぼくはいつだって得点できればうれしい。2点めはハーフタイム直前で、かなり重要なタイミングだったと思うし。ぼくもうれしい。
(今後のビッグゲイムに自信をもって臨める?)それが目的だ。ぼくらは毎日できるだけベストになりたい。そのために築いている。ここ数ヶ月はチームがよくなってきたのをみんな観ていると思う。
チームは安定していきている。より得点もするようになったし、だからこれからもこの方向に向いつづけるんだ。
勝って兜のなんとやら。もはやシニア選手。
今年も一年間、たいへんお世話になりました。
この1年、たくさんいろんなことがありましたね。
それを笑って思い出にできる今のチーム、最高の年末です。
おれたちのカルテットの躍動感、はんぱないっすね。相手が弱いのは間違いないでしょうが、それでもこんなハイスコアで勝つ、さらに中盤の選手が次々とゴールを決めるなんて、あのころのようですね。
オバメヤンは、ベンゲル末期からその後の大さっ界期では希望そのものでしたので、われわれグーナーは足を向けて寝れないのですが、彼の離脱とチームの好転は無関係ではないでしょう。
ラカゼットのリンクプレイでチームがワークし、カルテットが躍動するとゆう、オバメヤンかトップの試合では見られなかったワークが今実際に毎試合で起こってるので、もうこれはおっしゃるとおり後戻りできないステージに上がっちゃいましたよね。
あとは8番の確変ですね、ティアニーへのパスのシーンは、彼にしか見えないパスコースを見出だしてはなった的に思え、今シーズンのベストパスだとおもいました。
これまでずっとアルテタどうなんだ派でしたが、もう信じてもいいのでしょうか。来年が楽しみです。
COYG
お疲れ様です。
良い気持ちで新年を迎えられそうです。
アーセナルの試合でこんなにワクワクしたの懐かしいですよ。
相手が悪すぎたのもありますが、低調な相手にすら苦戦していたあの頃よりは成長したのでしょう。
開幕3連敗同士ですが、はっきりと明暗が分かれたように感じます。
個人的に前半戦のMVPはガビとトミーを挙げたいです。2人とも連敗の空気を変えてくれたので。
年明けはいきなりシティですが、守りに入らずに得点してやるって気持ちで挑んで欲しいですね。
それでは、来年もよろしくお願いします。
ブログ更新お疲れ様でした!いつも楽しく見てます。
ノリッジ戦は文句無しでしたが、シティ相手にどこまでやれるかですね。
(あまり慎重な意見を書くと、hec◯y辺りにネチネチ叩かれますので笑)
いいじゃないすか。こんなにスッキリ勝つのは久しぶり。
ウーデゴーアはRBのすぐ前でボールをさばいてからゴール前まで絡むのが改めてすごいと思った。ジャカの位置も高くて前に出る意識があり、これまた久しぶり。ああいうプレーを次節も出せるかどうか。でも期待して見れる位の状態まで戻ってくれたことには感謝したい。普通ならまだフルトレーニングにも戻ってないはず。
ラムズデイルが熱くなったジャカを止めてたシーンも良かった。この国で育ったからラフプレーは普通の事なんだろうし、ジャカみたいに無駄にエキサイトしても良い事ないって実体験で知ってるだろうから。ジャカを止めてくれる強面のイングランド人がいるのはとても頼もしい。
素晴らしい勝利でした!
攻撃面では連携が深まった感がありますね
特に左サイドがティアニーがマルティネリに慣れてきたのとプラスしてジャカが以前より高い位置にいることで、ラカゼットも含めての距離感が良くなってるのは好印象でした
右サイドのスクランブルは、、ベンジャミンは攻撃面さすがですが、右CBがベンジャミンの方がいいし、何より曝されガチな守備面で不安があったので、やっぱ富安ーベンジャミンは今まで通りがよさそうですかね?
(ただオプションとして3バックの攻撃的右CBホワイトは見たいかも)
交代が相変わらず遅く、おいおいウルヴス戦考えないのか?と思ったら延期と。
恐らく事前に知ってましたかね。
延期分でハチャメチャ日程になっても、今季ヨーロッパない分、恩恵を受けれそうで何よりです。願わくば皆コロナ後遺症ないことを!
年内プレビュー含めまだ更新ありますかね?
(要望してる訳じゃないです!笑)
ただとりあえず年内最終試合が終わったということで。
今年1年幅広いトピックを扱ったこのブログ楽しませていただきました。
来年はドキュメンタリーも楽しみに、久しぶりのヨーロッパで興奮する1年でありますように。
1年間お疲れ様さまです。毎試合書くという継続力ほんとにすごいと思います!
明らかにチームが上向きな原因はロコンガ、ナイルズ、ぺぺを使わなくてよくなって、ラカゼットを天辺で使えるようになったからだと思います。ほんとずっと言ってきたこと。
あとオーバの名誉のために書いておくと、マルティネッリの守備貢献がめちゃ激しいだけで、オーバも守備ではかなりのハードワーカーだと思いますよ。プレスやプレスバックの技術自体なら、オーバのほうがマルティネッリよりもうまかった。それも最近は落ち込んできてはいたけど。それは今のラカゼットの役割を無理矢理オーバにやらせてたアルテタにも非があるわけで。ちゃんとラカゼット中央、オーバ左で使ってあげてたら、前線が一層分厚くなってたのに。
次はシティですか
数節前結果は好調だった時リバポーに当たり何もできなかったので今回は爪痕残してほしい
じゃないと若いチームだけに跡を引きずる可能性有りますので
あの時よりかは良くなってると思いますし
激動の2021年、本当に更新お疲れ様でした。本当に色々なことがあった(特に9月以降)とは思いますが、わたしはMVPはラムズデールにあげたい。あんなに頼っていたレノを、皆口に出さなくなって久しいですが、ボールをはじくのではなくキャッチすること、とあの低いフィードにはいつも痺れさせられます(セーブはレノも上手いですし)でも、なんといってもあのパッションですね。
この試合はサブが遅いのだけが不満でした・・・エンケティアにプレータイムあげないと、移籍確実な気がするのですが・・・。
他は、トレイラもグエンドゥージも出先でしっかりプレータイムが与えられて幸せそうで良かったですね。ウィリアンの、きて3か月で失望した、には腹が立ちましたが。このままいくと、オーバとエンケティア、それにラカまでいなくなると、もはやESRのゼロトップみたいな感じになっちゃいますね。ラカの引き留めはとりあえず必須ですよね。バログンもローンだしてあげたいし・・・コウチーニョとか言っている場合ではないような気がしますが、9月に優秀な結果を残した我らスカウト陣に期待。鍵はシティ戦よりも、ノーロンかな。今年もお疲れ様でした。COYG!