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【マッチプレビュー】21/22EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(1/May/2022)WHUのトリッキーな状況

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)  1-2

Sky Sports (Jones Knows)  0-1

WhoScored.com  1-2

ウェスト・ハムがかなりいい記録を持つホーム試合ながら、アーセナルの勝ち予想。こういう試合は……ゲフンゲフン。

ロウロ:レスターのように、ウェスト・ハムもいまはヨーロッパに完全に集中しているだろう。この試合は、ELセミファイナルのアイントラクト・フランクファートとのファーストレグのあとの試合であり、ELは彼らにとってとてつもなく重要。

わたしが今シーズンずっとのべてきたように、ウェスト・ハムには最大のスクワッドがあるというわけではない。彼らはここで確実にいくつかの変更はやるだろう。それがアーセナルには助かる。もっとも、それでもハマーズは倒すのが難しいチームだが。

ガナーズは、シーズンを通してヨーロッパコンペティションがないことの恩恵を受けている。ほとんどの平日は彼らはフリーだった。フレッシュであることは、このステイジではとくに利益がある。

ノウズ:ウェスト・ハムとリヴァプールは、PLのホーム試合すべてで得点している唯一のチーム。ハマーズはロンドンステディアムの18試合ですべて得点している。もちろん、その記録もいつかは途絶えるものだが。

最近のアーセナルはややぐらついているところはあるものの、ラムズデイル・ホワイト・ガブリエルの全体的な守備プロセスは、シティとリヴァプールを除いてはPLでベストだ。彼らはいっしょにプレイした29試合で13のクリンシーツがあり、それは前回のエミレーツでのWHU戦の2-0を含む。

ウェスト・ハムがELのノックアウトステイジに入ってからは、彼らはPLに集中できなくなってきている。そして木曜にはシーズンを決めかねないフランクファートとの試合。デイヴィッド・モイーズが、デクラン・ライスやミケル・アントニオのようなキープレイヤーズを休ませると観るのはたやすい。加えて、クレイグ・ドウソンがサスペンデッドで、カート・ズーマにリスクをかけそうもない。モイーズのファーストチームにはもうCBがいなくなっている。

ここはアーセナルには彼らとプレイするには完璧なタイミング。アルテタのチームはクリンシートで勝てる。

試合のみどころ

ミッドテーブルチームに3連敗のあとに、トップ6チームに2連勝。どちらも予想外。

しかし、ここはアウェイであっても勝ちそうな流れ。そうじゃないと困る。

もし万が一、ここでポインツを落とすようなら、またしてもこのチームは一貫性のなさを指摘されることになるだろう。チェルシーとマンUに勝ったという勢いをつよさに変換して、結果を出す。それが必要だ。

この試合は、WHUがELの切羽詰まった試合を前にして、かなりロテイションをやってくるだろうことも予想されるので、アーセナルはなおさら有利のはず。

つまり、この状況は、相手がどうこうというよりは自分たちとの戦いになるだろう。

ここまでのアルテタのチームの戦いでも、敵は相手ではなく、自分たち自身と感じることは何度もあった。ここでタフな試合を乗り越えられれば、またいっそう自信になり、強くなれる。残り5試合でそれが決定的になりうる。この勢いをどう維持するか。それは試合に勝つしかない。

アーセナルのチームが全体的に好調ななかで、個人的にすこしだけ気になるのはジャカ。プレス会見でも「ジャカのルネッサンス(再生)」みたいな話題が出ているし、いくつかのメディアも最近のジャカの好調さについて記事を書いていた。それくらいにいい感じである。だが、それがなんだか怖い。

いわゆる「ジャカサイクル」だと、そろそろ、かなり悪いことがやってくる。

彼はアーセナルに来て以来、一貫して、いいときと悪いときを繰り返しているのはファン全員が知っているとおり。その法則にしたがうのなら、そろそろ悪いときがやってきてもおかしくない頃合いではある。ジャカはいまよすぎる。ファンに投げキッスは、いかにもサイクルのひとつの頂点ぽかった。

マンUでの彼はベストパフォーマンスをやったろうが、それでもまったく不必要にカードをもらっていたことも思い出す。あのカードは、彼がPLでファウル以外でもらった5枚めのカードだそうで(今シーズン3枚)、試合のなかで突然大惨事が起きるというのは、ジャカあるあるでもある。

ジャカがひきつづき、インフォームでチームを牽引するのかどうか。注目していよう。彼のプレイスタイルゆえに、やらかしだけはほんとうに勘弁してもらいたい。

この試合のレフェリーはマイク・ディーン。すまん、ぼくはてっきり彼はリタイヤしたと思い込んでいたら、今シーズン限りでか。失礼した。となると、もしかしたら、彼がアーセナルの試合でレフをやるのは、これが最期かもしれない。なにごともなければいいが……。

同じような意味で、エルネニーもチームに復帰してからちょっとよすぎるのが怖い。やらかすなら、そろそろという気がしないでもない。

書いてたら不安になってきた(笑い)。

でも、まじめな話、アーセナルが残り5試合でこのまま何もなく終わると信じるのは、やはりちと難しいのだよね。もう残り試合で全部勝てば4位フィニッシュは決まりのポジションにいるのだから、それなりに楽観的になってもいいはずなのだが、それを信じるには、ぼくらはあまりにも何度も裏切られてきた。

シーズンが終わり目標達成して、ようやく信じることができたと思えるためにも、この試合は必ず勝ってもらわねば。

 

キックオフは、日本時間で5月2日(月)0:30。日曜深夜。ていうか5月。5月で今シーズンは終了。あとすこし。

必勝祈願COYG!



※コメントくださるかたにお願い
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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

7 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(1/May/2022)WHUのトリッキーな状況

  1. ノーロンで8pt差にしたらもう確定じゃないんでしょうか?それとも何か他に条件があるのでしょうか?

    1. NLDで8ポインツ差がついたらその時点で4位決まりか。書いてて気づかなかった。。

  2. ジャカとエルネニーのバイオリズムは私も心配です。
    八百万の神に祈りを捧げ、あやしげなヨガのポーズで画面に念力を送る必要性すら感じています。

    富安はボローニャでは左もやりましたね。
    でもJ時代から見ていると、サイドより真ん中の選手という印象です。

  3. ウェストハムは前節のEPLチェルシー戦、ELに備えてメンバーをかなり入れ替えてましたね。
    ライス、ランシーニ、ボーウェンがベンチスタート。アントニオは完全休養。それでも後半ATに入るあたりまで0-0のまま持ち堪えてたから侮れません。

    ジャカサイクルわかりますw でもセドリックサイクルもあっていいはず 
    そろそろスーパーセドリックを見せてくれないと割に合わない

  4. ここでずっこけるのはあまりにもあるあるすぎる
    からこそ、きっちり倒してみせてほしい!

  5. 前節のようなジャカがスタンダードだったのなら、今ごろはほんとただのレジェンドだったはずなんですよね。
    それがそうじゃないのが彼の個性とゆうか。
    やらかしだけはホントにやめてほしい。
    おれたちのブカヨはなんなもう覇気がやばい。
    エディも爆発してほしい。
    COYG

  6. ウェスト・ハムとリヴァプールは、PLのホーム試合すべてで得点している唯一の….

    2チームだったら唯一じゃないよ

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