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【マッチプレビュー】21/22EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(1/May/2022)WHUのトリッキーな状況

こんにちは。前回の試合レヴューのあと、なにか書くつもりで、今日まで来てしまった。時間がたつのが早い。

さあアーセナルのPLも残り5試合となった。こちらもなんだかあっという間である。

あらためて確認すると、今回を含めたわれらのフィクスチャは以下のようになっている。

  • WHU(A)
  • リーズ(H)
  • ToT(A)
  • NUFC(A)
  • エヴァトン(H)

これ、われらが安心して観ていられそうな試合はたぶんリーズ(H)だけかもしれない。NLDは間違いなくタフな試合になるし、現在超絶フォームのニューカッスルもまた厳しい相手。そして、エヴァトンはいまだに降格を争っている。

大丈夫だろうか。

まあ、しかしそれを心配する前にここだ。

ToTはまだリヴァプール(アンフィールド)を残しているので、ここでアーセナルがWHUに勝てば、NLDの日に5ポインツ差がついている可能性が高い。NLDの結果で立場が逆転するみたいな状況になっていると、彼らに無駄なやる気を与えてしまいかねない。そのような最悪の事態を避けるためにも、NLDまで勝ちつづけるしかない。NLDの勝利で8ポインツ差にして、そして残りの2試合はいくらかこころの余裕を持ってプレイする。

また、取らぬ狸の皮算用をやってしまった。

試合をプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメント「トミヤスは明日決める」

昨日行われたプレス会見。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

(ブカヨ・サカのケガ……)

アルテタ:彼は問題ないと願う。彼はあの試合の最後のほうで問題があった。だが、よく回復しているし、彼はプレイできると思っている。

(トマス・パーティの回復……)

彼はよくはなっている。しかし、彼は大きなケガだ。再発のケガでもある。だから、彼が今シーズン中に観られるくらい早く回復すると期待はしない。わたしが間違っていることを願うがね。

(タケヒロ・トミヤスについて……)

唯一わかることは、これほどの長期間離脱していた選手を、いつピッチに送るかということ。彼はまだ試合でまったくスタートしていない。ピッチでの時間も欠いているので、明日決断をすることになる。

(トップ4争いは一騎打ちになった?……)

そうは思わない。まだ紆余曲折あるだろうし、みんなまだ難しい試合を残している。われわれ全員がPLで試合に勝つのがいかに難しいかわかっているし、われわれは2試合のいい結果でいいポジションについた。ウェスト・ハムでもそれをやるのだ。

(3連勝はどれだけ大きい……)

このリーグでアウェイでもホームでも連勝できれば、それが巨大なプラットフォームをもたらし、ものごとを急速に変える。いまのわれわれには勢いがあり、それを最大限活かしたい。

(ウェスト・ハムはELセミファイナルの2試合に挟まれている……)

彼らはシーズンを通してそれをやっている。どちらのコンペティションズもとてもよくやっている。彼らにはビッグスクワッドがあり、選手を変えるためのいろいろなオプションもある。いまだにレヴェルを維持しているよ。だから、そういうふうにはわたしは観ない。

われわれも水曜の夜にプレイし、土曜の12:30にプレイしてきた。それでなんとか勝つこともできた。だから、そういうのはないと思う。

(昨シーズンのウェスト・ハムとのアウェイ試合からの進歩について……)

願わくば、たくさん。とくに試合の最初の20-30分では、われわれは自分たちを難しくしてしまっていた。それにかなりリアクトしたのはほんとうだ。しかし、明日の試合は違うふうに始めたい。

(グラニト・ジャカのルネッサンス……)

彼の人生に起きていること。彼の私生活があり、彼もいまや父親だ。彼は多くを経験してきて、ここでは難しいこともあった。そして、彼はそうした状況に対処するために、ここで内部からの厚いサポートを見出した。

彼のキャラクター、問題へのアプローチ、いかにものごとを変えることに前向きか、安定した成長があり、よりよい人間に、よりよい選手になった。だから、彼がやってきたことを称賛しよう。

(ユルゲン・クロップの新契約……)

われわれは自分たちにとり正しいことを決めている。だから、ほかのチームがなにをしようが関係ない。思うに、彼らはそれでベストレヴェルを維持するのではないか。ユルゲンは、もう6年も自分がクラブになにをやれるかを示している。

(数週間後にはトッナムとの試合……)

みんなわかっていると思う。前回彼らとここで対戦したとき、われわれはそのアドヴァンテッジを活かさず、逆の結果になった。だから、われわれにできることは自分たちになにができるのか、それに集中することだけ。

(トッナムの敗けで利益がある……)

もしわれわれが勝つならイエス。もし彼らが敗けて、われわれが勝てば、当然こちらが1試合分有利になれる。

(ウェスト・ハムはヨーロッパでプレイしつつ、PLでも競っている……)

それは非常に要求されるが、昨日の試合での彼らがつくったチャンスとそれのミスを見れば、まったく違う結果になっていた可能性がある。だから、あれはパフォーマンスの問題だったとは思わない。もちろん、週に3回プレイするのはキツい。

(ヨーロッパに出ていないシーズンの恩恵について……)

それはわれわれのことだ。それを最大限活用するようファイトすると述べたし、自分たちのやりたいようにプレイし、その状況からのアドヴァンテッジを活かそうとトライする。

(プレッシャーのなかでプレイすることは、選手にとって新しい経験……)

彼らの大部分はそうだが、この2-3ヶ月はずっとそうであり、みんながそのことについて話しているし、どの試合も重要性を感じている。しかし、これは4月と5月にはほしかったものなのだ。そのためにプレイするもの。

(今回は去年と何が違うのか……)

われわれのスクワッドには、とてもいろいろな選手たちがいる。とてもいろいろな環境がある。そこにはチーム、スタッフ、サポーターの団結があり、外部ではまたまったく違うし、それもとてもとてもチームにとり役に立っている。

もちろん、チームは自分たちが何をやりたいのかの理解のなかで進化してきているし、その実行のよくなっている。結果も安定してきている。われわれはやろうとしていることは、毎日欠かさず成長を探すこと。そこがおそらく、われわれが去年やったことが、いま観ているものになっている。

(あなたは去年よりもいいマネジャーになった?……)

そう願うし、明日も同じ。これがわたしの毎日の目標だ。

(夏の計画についてはわかっている?……)

イエス。

(何位でフィニッシュしようが、夏のウィンドウでは自分でタレンツを特定する?……)

それほどかんたんなことではないが、計画はとてもクリアだよ。

(ヘクター・ベレリンについて……)

どの選手もわれわれと契約上の義務がある。選手はわれわれの選手であり、われわれの選手だとみなされる。したがって、どの計画も、可能性の存在とチームにどうフィットするかで検討される。

(ウェスト・ハムとレスターは選手を休ませる……)

それは彼らがスクワッドをどうマネジするかで決断されること。どうスクワッドのベストを引き出し、優先すべきところにたどり着くためにどう近づくか。その決断は尊重されるべき。

(それによって準備が難しくなる?……)

予想はしている。彼らがどう考えるのかはわからない。彼らが試合にいい準備をするかもわからない。われわれがやることは、いつもどおりに試合への準備をすること。予想外があるかもしれないし、オプションがあるかもしれない。

(EURO後のサカの精神的つよさ……)

ふたつの会話があった。ひとつはあの事案の直後にわたしとしたもので、もうひとつのギャレス・サウスゲイトのほうもとても役立ったはず。彼はそのときブカヨのマネジャーであり、彼のことをとても気にしていて、とてもサポーティヴだった。だから、チームに戻ったときは彼はとてもいい感じだった。

もちろん、彼はすべての支援と愛情を受けて、彼があの状況を乗り越えるために必要としていた援助もあった。そして、そこからは彼次第となる。彼の家族もとても助けていた。

(若い選手たちがイングランドNTで直面したプレッシャー……)

イエス。しかし、彼らはそれをクラブでもやっていると思う。それはすごくすごく重要なんだ。だから繰り返すように、要求のステップというのはそれほど高くはない。彼らはすでに自分のクラブではキーであり、重要な選手になっているため、プレッシャーには慣れている。だが、これがインターナショナルレヴェルになるとかなり違う。

しかし、わたしが思うのは、彼らは成熟しているし、プレッシャーのなかでそのレヴェルを維持できるキャパシティがある。なぜなら、彼らはそれを自分のクラブで毎週やっているから。

(シーズンのファイナルデイにエヴァトン戦……)

マネジャーはつぎの試合だけを観ているもの。キミは質問のなかですでに回答を得ているじゃないか!

(トミヤスの逆足の能力……)

われわれが彼を追っていて、彼を候補のひとりとして特定したとき、もちろん、それはひとつのことではあるが、わたしに考えが浮かんだのは、たくさんの解決策になるなと。

彼が両足を使えるからというだけでなく、彼は右CB、左CB、またLBでもプレイできるので、非常に可変になれるし、それはわれわれが選手を若い時期からコーチして育成してきたやりかたでもある。それが彼が云うことだった。左でも右でも同じだと。

(トミヤスに逆足を使うことを話していたりするので?……)

イエス。わたしが彼にこれまでどんなコーチを受けてきたのか尋ねると、いつもとても興味深いことを云う。それは、われわれが一緒になってやれること、より関われることであり、われわれのクラブにも組み込めるものだ。これはかなり役立つものだからね。だからほかのコーチや、ほかのコーチングのやりかたを理解するのは重要なんだ。

(サカはチームのペナルティテイカーになった?……)

明日誰かがペナルティを蹴らねばならないなら、彼がやるだろう。チェルシーの試合で起きたことはとても自然だった。彼は自分から役割を得て、つぎの試合でもまたそれがあれば、彼がつづけてボールをネットに入れてくれることを願う。

以上

 

会見後にはトミヤスに関するアルテタのコメンツがだいぶ話題になっていた。みんなトミーの復活を待ちわびているなあ。

ところで、“weaker foot”の日本語がないことに気づいてしまった。「逆足」で大丈夫かな。利き足じゃないほうの脚のことだよ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

7 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(1/May/2022)WHUのトリッキーな状況

  1. ノーロンで8pt差にしたらもう確定じゃないんでしょうか?それとも何か他に条件があるのでしょうか?

    1. NLDで8ポインツ差がついたらその時点で4位決まりか。書いてて気づかなかった。。

  2. ジャカとエルネニーのバイオリズムは私も心配です。
    八百万の神に祈りを捧げ、あやしげなヨガのポーズで画面に念力を送る必要性すら感じています。

    富安はボローニャでは左もやりましたね。
    でもJ時代から見ていると、サイドより真ん中の選手という印象です。

  3. ウェストハムは前節のEPLチェルシー戦、ELに備えてメンバーをかなり入れ替えてましたね。
    ライス、ランシーニ、ボーウェンがベンチスタート。アントニオは完全休養。それでも後半ATに入るあたりまで0-0のまま持ち堪えてたから侮れません。

    ジャカサイクルわかりますw でもセドリックサイクルもあっていいはず 
    そろそろスーパーセドリックを見せてくれないと割に合わない

  4. ここでずっこけるのはあまりにもあるあるすぎる
    からこそ、きっちり倒してみせてほしい!

  5. 前節のようなジャカがスタンダードだったのなら、今ごろはほんとただのレジェンドだったはずなんですよね。
    それがそうじゃないのが彼の個性とゆうか。
    やらかしだけはホントにやめてほしい。
    おれたちのブカヨはなんなもう覇気がやばい。
    エディも爆発してほしい。
    COYG

  6. ウェスト・ハムとリヴァプールは、PLのホーム試合すべてで得点している唯一の….

    2チームだったら唯一じゃないよ

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