試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-2-3-1
エンケティア
サカ、オーデガード、マルティネリ
ジャカ、サンビ・ロコンガ
タヴァーレス、ガブリエル、ホワイト、セドリック
ラムズデイル
サブは、ESR(60 セドリック)、ぺぺ(70 タヴァーレス)。
結局NTをLBに。ああいった試合前コメントながら、ジャカはLBでは使わなかった。
アップトップは、結局Covid陽性で不在のラカゼットにかわって、エンケティア(※ショッツ1)。
それと、興味深かったのが、サカとマルティネリのサイド交換。あれはどういう意図があったのかよくわからないが、右のマルティネリは、ふだんよりも周囲の選手にパスを出していて、変化はあったようには見えた。
また、サカはわりと自由に動いている時間も多く、右サイドにサカとマルティネリのふたりがいた時間もあった。
ここにアルテタの、なにかを変えようという意図は見えた。
ヌーノはどうだったか? せっかくボールを持っても、元気はあんまりなかったね。少なくとも、自分からなにか起こそうとしている様子はなかった。やっぱり自信の問題だろうか。彼はすばらしいパフォーマンスをしていた時期もあったのだから、素質はもうわかっている。彼のよさを引き出すのもマネジメントの責任だと思うのだが。「お前は天才」と云いつづけてみるとか?
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
セインツは思ったほどプレッシャーもなく、アルテタが云うように、想像以上にアウェイチームに一方的な内容ではあった。後半のアーセナルのポゼッションは、驚きの83%。
だが、それでも相手はショッツ9で、SoTが3もある。それで1ゴールしているのだから、攻撃の効率はあきらか。
今回も試合後には、アーセナルのクロス:4/31(成功率13%)のような効率の悪い攻撃が話題になっていた。ターゲットもいないのに、むやみに放り込みがちなやりかたが変わらない。
CFにはリンクプレイを要求し、クロスのターゲットにもなってほしいのなら、夏にはオリヴィエ・ジルーのタイプを取るべき。しかし、そういう噂はあまりない。どちて?
Arsenal have scored just two goals from their last 73 attempts.
Forster made some excellent saves today but Arsenal really need to be more clinical.
— Orbinho (@Orbinho) April 16, 2022
73ショッツで2ゴールズ。これでは試合に勝てない。
Arsenal have produced 7.02 expected goals since their March 16th match, they have two goals.
This is simulated probabilities of goals scored from those chances pic.twitter.com/QCoOnP6S3T
— Scott Willis (@oh_that_crab) April 16, 2022
7.02 xGでゴールがふたつ。
もしかして、このチームにはゴールできるストライカーが必要なのでは?!(瞳孔を開かせながら)
Understat.comのxGは、1.04 v 1.35。
この試合で、アーセナルはチャンスを量産したとアルテタは述べていたが、ショッツが23もあっても、ひとつひとつのクオリティは非常にプアだったという指摘がある。
Arseblogによると、アーセナルは0.2 xGを超えるチャンスは唯一サカのショットだけ(15分)で、0.1 xGを超えるのもたったふたつ。xG / Shotとしては、0.06 xGしかなかったという。だから、われらは、絶対に自分たちが勝っていたと云えるほどクリアなチャンスはつくっていないのだ。うえのグラフを観てもわかるように、この試合の最大のチャンスはセインツがつくっている。
アルテタも含めて、相手GK(フレイザー・フォスター)がよかったせいで、自分たちがゴールできなかったことにしたいようだが、サカのアレも、ESRのアレも、もちろん至近距離からのショッツを防いだGKの反応はすばらしかったにせよ、ショッツを物理的にGKの手が届かないところに飛ばしていればゴールになっていたのだから、やっぱりわれわれが憂うべきところはショッツのクオリティなのだろう。
試合の論点
サウサンプトン vs アーセナルのトーキングポインツ。
トップ4フィニッシュは絶望的
どうして
ゴールできなければ勝てない
こう
今シーズン初めてセットピースから失点
なった?
内容は書く気力ないのでごめんなさい。
さて、つぎの試合はミドウィークのPLチェルシー(A)。シーズン中、もっともタフな試合のひとつでしょうな。
その試合はともかく、ここからのPL3試合、
- チェルシー(A)
- マンU(H)
- (IB)
- WHU(A)
こっちのほうが3連敗ありそう。
そうなると6連敗? すげえな。4位はおろか、6位もあやしく。定位置の8位に戻るのか。なんだかホッとする。
なんちゃって、もちろんアーセナルのファンなら全員奇跡を信じるよね? だってスーパートミーが帰ってくるんだから。
チェルシー、マンU、WHU。ついでにToTにも勝利。このあとの怒涛の7連勝でみごと3位フィニッシュ。
ヨシ。
ではつぎの試合プレヴューで。
COYG
PS
AFC元チーフスカウトのSteve Rowley氏がお亡くなりに。
Everyone at the Club is deeply saddened to announce the passing of our former Chief Scout, Steve Rowley.
Rest in peace, Steve ❤️
— Arsenal (@Arsenal) April 17, 2022
AFCがこうして訃報を伝えるとき、昔の選手や関係者は、ファン歴の浅いぼくはわからないことが多いのだけど、このひとは、このブログでも何度か登場しているし、比較的最近のひとでは?と思ったら、なんとまだ63才。これは残念。RIP
4位に入れるかもと夢想していた時だって、強いと思える必殺の型があるサッカーじゃなかったし、怪我人が出ればいずれ埋没するだろうと想像してたので特に驚きはない。
パーテイ不在なら、ホワイトをCMFにするとか(元来、アーセナルの4番ってそういう役割なのでは?)、柔軟性に乏しいのがなんとも口惜しい。
しかし、トップ6と言われる古豪なのに、こんな体たらく(3年連続?)でもサックの噂さえも流れないとか、どれだけヌルい環境なんだろうか。
アルテタに忌避されたゲンドゥジ、トレイラ、サリバ、そしてオバメヤンが移籍先で活躍してるって事実をもっと重要視すべきなのでは?
正に絶望。これぞアーセナル劇場。
セドリックにフリーキック蹴らすのどうして。
無慈悲にゴールが決められる選手がほしい。
しかし、サカ、スミスロー、ガビのひたむきさを見てると、ヨーロッパに連れて行きたい。
サカなんてあの若さでケガもほぼなくほんとに怪物。
とにかく
負けないで。
COYG
何が悪いのか。
アルテタ?エドゥ?スタン?
もうわからん
ポケットまで攻め込まないのが良いチャンスを作れないいちばんの原因でしょう
サイドバックが大外でボールを持ったらクロスを上げるフリをしてポケットにパスというのは
ペップのチームが常にやってることですが、アルテタはシティで何を学んだのか
ウイングがボックスの角でボールを持ったとき、カットインしてシュートの割合が多すぎ
シティやリバポはカットインのフリして縦にドリブルし高速グラウンダー
またはオーバーラップしてきたSBにパスなんですが
もうヴィエラかポッターにチェンジでいいですよ
去年の夏の補強についての「ジャカとトーマスが2人がいればこの2人を超える選手は必要ないのでバックアップにサンビ(ロコンガ)を選んだ」と言うエドゥのインタビューを読んだ時点で真っ先に思い浮かんだ光景が現実のものになってしまいました。
薬師丸ひろ子の『か・い・かん!』風に言えば、
『き・し・かん!』
既視感です。3試合同じような試合。
ゲンドゥージみたいに、相手との給与の差を言うことも恥ずかしい試合。
どうやら、3人いないと、bottom3のチームらしい・・・
アルテタも、バスケと比べるのはやめた方がいい。往生際が悪い。
このままでは、ELの下の訳のわからないリーグに、トッテナムと入れ替わりで罰ゲームですよ。
それが嫌なら、根性見せて欲しい!