この週末、ついにクラブから正式に発表があった。エディ・エンケティアが新契約にサイン。
Eddie Nketiah signs new contract
彼は今月末に契約切れになる選手のひとりであり、クラブからはひきつづき新契約について交渉しているというアナウンスがされていたところ。
プレイタイムがほしいエンケティアはずっとアーセナルの契約延長オファーを拒んでおり、もうしばらくこの夏には退団すると観られていたが、アーセナルからは熱心な慰留もあり、最終的には選手がオファーを受け入れた。
噂どおり、彼にはNo.14シャツも与えられ、クラブからの期待の高さもうかがえる。
あらたにメインストライカーの補強も伝えられるなか、新シーズンから、彼はこのチームでどのような役割を担っていくのか。
エディ・エンケティアがアーセナルとの長期契約にサイン
𝗢𝘂𝗿 Eddie ❤️ pic.twitter.com/sf1lOynTqT
— Arsenal (@Arsenal) June 18, 2022
契約の内容は、2027年までの5年契約と伝えられている。23才から28才まで。
サラリーについては新しい情報は見ていないが、先月末に彼が新契約にサインしそうだとメディアで伝えられたときのとおりなら、£100kpwあたり。だとすれば、23才にしてかなりの高給。これが交渉で有利な立場になるということなのか。
AFCのえらいひとたちのコメンツ。
アルテタ:エディが残ってくれたことがうれしい。彼は、われわれはいったい何者なのか、クラブの価値のすべてをレペゼンしている。彼が契約を延長してくれたことにみんながとても喜んでいる。
ここからは仕事に戻らないと。われわれが彼に抱いているグレイトな才能、人間性、それをひきつづき成長させていくのだ。
エドゥ:このスクワッドの基礎は若いタレントで築かれている。そしてとくにわれわれのアカデミーシステムを通して、やってきたものたち。エディは、若いころにほかのクラブ(※チェルシー)から放出されたことがあるが、それ以降もトッププレイヤーになる姿勢と能力があることをずっと示してきた。
彼が新契約にサインしたという事実は、つぎのシーズンのスクワッド計画の重要な一部。全員がたいへんに喜んでいる。
契約に際してのまとまった本人コメントはないようだ。なぜ。
💬 “Hello Gunners…”
It’s time to hear from the man himself, take it away @EddieNketiah9 🤳
🔜 2022/23 pic.twitter.com/PLKqLWBPqD
— Arsenal (@Arsenal) June 18, 2022
エンケティアのチームでの今後と契約延長の決め手
彼が今後チームでどういう役割を担うのか。アーセナルがどうやって彼を説得したかが気になる。
ちょっとミケルに憑依してもらおう。おや、まさしく最後の説得の現場らしいですぞ。
アルテタ(空想上の):ヘイ、エディ。よく聞いてほしい。わたしは嘘はつかない。
クラブはこの夏にメインストライカーを取ろうとしている。そのことはキミも知っているだろう? そしておそらくは、彼がPLでもスターターとしてプレイすることになる。そのことをキミに隠しておくつもりはない。オーバやラカが去って、チームには火力が必要なんだ。そのことは理解してほしい。
だからキミの役割は、ひとまずは彼のバックアップ、それとELや国内のカップ戦でプレイすること。今年は試合数がとにかく多いんだ。5サブズも始まる。もうレギュラーとリザーヴという考えかたも古くなる。
心配はする必要はない。あまりチャンスを与えられなかった昨シーズンは、キミにはほんとにすまなかったが、間違いなく、これからキミのプレイタイムはかなり増えるだろう。期待してもらっていい。
しかし、わたしはけっして我慢を強いているわけじゃない。キミには、PLでプレイするメインストライカーのポジションにチャレンジしてほしいと思っている。そして、キミならそれができるとわたしは確信している。だから、アーセナルFCがこんなに熱心にキミを説得している。これがどういうことか、わかるかい? とっておきのプレゼントもある。あとでエドゥのところへ行ってみるといい。
キミは23とだいぶ若い。学ぶこともまだたくさんある。ブカヨ、エミール、ガビ、マーティン……、キミには仲間といっしょにアーセナルの未来をつくってもらいたい。
これはキミへの問いかけでもあるんだ、エディ。(エディの目をじっと見つめる)
キミ自身がアーセナルの未来を信じられるか?
答えはあとで訊くよ。さあ、エドゥのオフィスへ行っておいで。
なんつって。
まあ、さすがにクラブが、エンケティアにメインストライカーの役割を約束したなんてことはあるはずもないし、だとすると、メインストライカーのバックアップの役割をいちおうは納得させたということだろう。
だから、来シーズンのエンケティアは、基本的にはPLではベンチ。ミドウィークのELやカップ戦でスタートのようなルーティーンになりそうだ。
エンケティア本人だって、いくら自信があったとしてもアーセナルの規模のクラブで、トップレヴェルでの実績が乏しい自分がいきなりメインマンになれるとは思っていないだろう。いまの自分に見合った正当な評価がされているかどうか、やはりそこがポイントだったんじゃないかと思われる。彼がずっと不満だった試合でプレイできないというのは、評価されていないというのと同じだし。
それと、だいじな部分は、やはりメインストライカーが無条件にスタートするのではなく、ちゃんとポジション争いがあると認めてもらうこと。そういう意味では、昨シーズン終盤のラカゼットとの関係では、ラカがひどすぎだったということはあるにせよ、ちゃんとフォームを観て自分を抜擢してもらったという経験もある。そして、成功した(PLの最後の7試合でG5)。
ほかに彼がアルテタのことを信じられる理由としては、やはり熱心な慰留というのはあるんじゃないかと思う。
アルテタはシーズン中のエンケティアのゲイムタイムの少なさについて、「申し訳ない(sorry for him)」とか「自分のせい(my fault)」のような、あまり見ないことばで擁護していて、「彼をキープしたい」と慰留も公言していた。それを考えれば舞台裏でどのような説得があったのかも想像できる。
もちろん、それに高給と伝えられる新サラリーや、14シャツなど破格の条件もあわせて提示された。もともと彼は子どものころからアーセナルファンなのだし、断るのが難しくなってしまった。みたいな。
あとは、No.1ターゲットに加えて、もうひとりのストライカーを取るのかどうかは、エンケティアの慰留には大きく関わる要素。先日のスカマッカのような案件は、そういう面からも謎があるっちゃある。金をつかってふたりシニアのストライカーを取るなら、エンケティアのチャンスはおのずと減るはずで、それが事前にわかっていたら契約延長を決めたかどうか。
したがって最終的には、ストライカーの補強は、やはりひとりだけになりそうに思える。
彼ならやれる。アーセナルのボーイズたちは立派ですから。
週給10万£は高いですね。
そこから考えるとサカの延長には12~18万は必要になるのでは。
なんとしてもペペを放出せねばなりませんね
若手有望株というだけなら特に不満はないのだけど、給与が出した実績よりかなり高め(期待値に投資するのはかなりガナはヘタでお金を積んだときほどゲゲゲな目にあってる。ペペ、エジル、ラカ、サンチェス。。。)
サカやスミスロウと比べても、実績は低い。
もちろん、パフォーマンスを示す機会が少なかったってのはあると思うし、1Topだとチームの調子によってはそこまでボールが運ばれない、届かないことも多いとは思う。。
ただ、「練習で彼ならばラカと匹敵するから2,3試合チャンスを上げてみよう」とか指揮官に思わせて、それからケインでもスターリングでもチャンスを得てきたと思うが、それがエンケティアは出来ていない感じなんだよね。。
チームが好調時に、吹いた風を逃さなかったことが、3~4回あったかな?という感じ。
スミスロウやサカだったら、チームが不調やイマイチでも彼らが引っ張ってくれた感じがする。ラムジーとかもしかり。
もちろん、俺含めた懐疑派を吹っ飛ばすようなタレントのきらめきをここ2シーズン位でバリバリに出しちゃうことを期待してますが。
先に給与じゃなくて、スミスロウやサカ、トミヤスばりに結果出してからにせーよ、と思うのですよ。
まぁ契約の切れ目で得しちゃったね、彼は。あとは上述の先人たちの列に入らないことを願うっす。。
それは言い過ぎでしょう。
エンケティアの活躍がなければ三連敗からの強力なカムバックはなかった。
彼なくしてチェルシーとマンUに大勝することは困難だった。
あとサンチェスはその面子に入らないでしょう。
オバメならまだ分かるけど