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アーセナルがエディ・エンケティアとの契約延長を発表。2027年までの5年契約

「彼の引き止めは正しかったのか?」

せっかくのおめでたい雰囲気のなかで、こういう議論があること自体は、まあしょうがないとは思う。

彼はアーセナルのファーストチームではまだそこまでの実績はないし、高額な給与が伝えられればなおさら。先日のチャールズ・ワッツのQ&Aでも「エンケティアの引き止めについてどう思うか」質問があがっていたくらい。ここで彼を見限って、新しいストライカーに投資すべきというの意見があるのも不思議ではない。

ぼくはべつに彼に特別に肩入れしているわけでもないので、絶対に慰留すべきだったと思っているわけではないのだが、個人的には、今回はビジネス的にもクラブの手堅い/賢い動きだったと思うし、なにより彼のタレントについてはミケルを信じるべきかとも思う。

アルテタは、エンケティアのことをずっと称賛していたのは毎度のプレス会見などでも見られたとおり。彼に言及するときは、毎回べた褒めだった。そして選手はシーズン終盤でマネジャーの期待に応えたのだから、アルテタとしてはよけいにうれしかった。期待が確信に変わったかもしれない。われらが最後までトップ4を夢見ることができたのも、チェルシーでG2のような彼の功績が大きい。

アルテタは毎日選手の様子を間近で観ていて、誰よりも選手をよく知っている。その彼が、どうしても残ってほしかった選手。信じないわけにはいかないんじゃないか。すくなくとも、彼のやりたいフットボールには必要な選手だった。あとは、選手次第。

(ここでふとジャカのことを考えてしまったが、彼の契約延長のときは、彼の能力とかより、むしろビジネス面でのクラブの立ち回りに不満があったので、今回のケイスとは違う)

それと、この前もすこし書いたように、アーセナルの「ユースプロジェクト」のなかで、エンケティアは、サカやESRとおなじアカデミー出身のプロスペクトというそのものズバリのプロファイルであり、彼の将来を否定するようなやりかたというのは、いまのアーセナルにはそもそもありえなかったんじゃないかとも思う。

エンケティアのタレントを認めたくない短気なファンが一部にいるようだが、いったいどれだけすぐに結果を出さなければ納得できないんだろう。

14シャツに苦情を入れる「自称ファン」

エンケティアの14シャツが最初にうわさになったとき、ぼくはそれを伝えるtweetに連なる否定的なリプライが目に入ってしまって、すごくイヤな気分になったものだった。

その後、実際にそのことが正式に発表されると、そういうネガティヴコメンツがかなりクロースアップされた。

最初にこのガブリエルの単発のtweetを観たときは、何に憤慨しているのか意味がわからなかったのだが、彼はエディの14シャツに文句を云っている自称ファンたちに怒っていたらしい。

イアン・ライトも。このtweetはいまは消えているようだ。

アーセナルレジェンドが怒っている。もうおまえらは自分をアーセナルファンと呼ぶなと。

「エディに面と向かってそれを云えるのか?」は、先日のジャカの「面と向かって文句を云われたことはない」が念頭にあったのかも。

 

エディに文句を云うのは、いくらなんでも早すぎる。

すくなくとも、この一年は待たないと。

ぼくは、この一年でチームは成功するし、エディもその重要なパートになると信じる。

 

おわり



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4 Comments on “アーセナルがエディ・エンケティアとの契約延長を発表。2027年までの5年契約

  1. 彼ならやれる。アーセナルのボーイズたちは立派ですから。

  2. 週給10万£は高いですね。
    そこから考えるとサカの延長には12~18万は必要になるのでは。
    なんとしてもペペを放出せねばなりませんね

  3. 普通にサカとかスミスロウ位の実績だったら文句は無いのだけどね。 says:

    若手有望株というだけなら特に不満はないのだけど、給与が出した実績よりかなり高め(期待値に投資するのはかなりガナはヘタでお金を積んだときほどゲゲゲな目にあってる。ペペ、エジル、ラカ、サンチェス。。。)
    サカやスミスロウと比べても、実績は低い。
    もちろん、パフォーマンスを示す機会が少なかったってのはあると思うし、1Topだとチームの調子によってはそこまでボールが運ばれない、届かないことも多いとは思う。。
    ただ、「練習で彼ならばラカと匹敵するから2,3試合チャンスを上げてみよう」とか指揮官に思わせて、それからケインでもスターリングでもチャンスを得てきたと思うが、それがエンケティアは出来ていない感じなんだよね。。
    チームが好調時に、吹いた風を逃さなかったことが、3~4回あったかな?という感じ。
    スミスロウやサカだったら、チームが不調やイマイチでも彼らが引っ張ってくれた感じがする。ラムジーとかもしかり。

    もちろん、俺含めた懐疑派を吹っ飛ばすようなタレントのきらめきをここ2シーズン位でバリバリに出しちゃうことを期待してますが。
    先に給与じゃなくて、スミスロウやサカ、トミヤスばりに結果出してからにせーよ、と思うのですよ。
    まぁ契約の切れ目で得しちゃったね、彼は。あとは上述の先人たちの列に入らないことを願うっす。。

    1. それは言い過ぎでしょう。
      エンケティアの活躍がなければ三連敗からの強力なカムバックはなかった。
      彼なくしてチェルシーとマンUに大勝することは困難だった。
      あとサンチェスはその面子に入らないでしょう。
      オバメならまだ分かるけど

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