ウィリアム・サリバについてアルテタ「彼はプランどおり」
試合前日のコメントながら、新シーズンのサリバについてアルテタの考えが述べられているということで、ここでフォロウしておこう。『football.london』より。
アルテタ:(サリバについて)イェア、彼は明日プレイするよ。われわれも彼のプレイを楽しみにしているんだ。彼はとてもよくなじんでいるし、もちろんわれわれの関係は、彼を買ってローンに送るというプランどおりに始まっているが、それはよくあることではない。
しかし、われわれは彼の準備について、できるだけいいやりかたですべてのステップを踏んでいる。そして、彼はいまやリーグに直面し、われわれのチームで最高レヴェルでパフォームできる。そう、彼はプランどおりなのだ。
彼はたくさんのエリアで成長したと思う。去年はかなりの量をプレイしたし。
彼はとてもいいレヴェルでプレイした。異なるリーグ、異なるコーチに教わって、ここからはそのすべてをわれわれのやりたいプレイのために実行する。われわれのリーグはまたとても違うコンテキストがある。これから彼は、それを示さないと。
わたしが思うに、彼はとても自信があるように観える。彼が海外へ行き、そうした自信を持つことは、とても重要だ。彼の年齢を忘れちゃいけない。どれだけの選手が、彼の年齢でPLのビッグクラブのセントラルDFとしてプレイするか?
(サリバのプレイタイムと他クラブとのリンク)われわれはチームのどの選手にもファーストチームフットボールを保証できない。それは誰にもお願いできないことだ。われわれが保証するのは、われわれがよく観察するということ。そしてチームをネクストレヴェルに連れていくと思うもの、彼らが多くの時間をプレイすることになる。
彼は、れっきとしたタレントであり、それは去年彼が示した。しかし、フットボールでは、つぎの日に何ができるかだ。みんなが3ヶ月、4ヶ月前にやったこと、それはあまり問題ではない。問題は明日なにをやるかであり、彼はプレイするチャンスを得るだろう。
マルセイユが8月末に、サリバの状況を観て、再度オファーをするといううわさあり。
サリバ「もっとだ」
USツアー参加中の本人コメントも。AFCのインタヴュー。オフィシャルサイトより。英語でやりとりしているのに、なんかフランス語みたいに聞こえる!? トランスクリプト部分のみ。
サリバ:去年はいいシーズンを過ごした。リーグテーブルで2位フィニッシュし、個人的にもいいときがあったし、たくさん学んだ。今シーズンはもっといいものにしたい。
(リーグアンでYPOTYを受賞したこと)とても誇らしかった。リーグにはたくさんの優秀な若い選手がいるから。でももっとほしいね。
ローンで出ているときも、ぼくはアーセナルの試合は毎試合観ていた。ぼくがいたときにはいなかった選手もいるから。ぼくは試合を観て、彼らがどうやってプレイしているのかを観た。だから、ぼくが戻ったときにはこれまで会ったことのない選手とも、うまくやれると思う。
(ファンについて)ファンに応援してもらえるのは重要。すごく好きだ。お返しができるのが待ちきれない。
(アルテタとの会話)月曜にすこしだけ話した。これからはもっと話すだろう。
ぼくのプランは、ファイトして、チームとワークして、できるだけたくさん勝つこと。もっと成長すること。
復帰して、プリシーズンを始めるのはいい感じだ。トレイニングをつづけるのが楽しみだし、フレンドリー試合をやるのも楽しみ。ファンとここにいっしょにいるのが重要で、チームメイツとも。みんなでいいトレイニングを楽しんで、シーズンが始まる前の試合を楽しみたい。
公開されているUSツアーの写真なんかを観ると、サリバはひとりぽつねんとしていることも多くて、あんまり楽しんでないのかと、つい心配になってしまう。
オバメヤンやラカゼットらフレンチ勢力がいれば、チームのなかでの居心地もまた全然違ったのだろうが、残念ながらいまはドレッシングルームのフランス濃度は下がるいっぽう。
そういえば、今回の試合後にマルティネリとファビオ・ヴィエラがかなり仲良さそうにじゃれている姿が話題になっていて、やっぱりことばが通じるというのはグループに溶け込むのに非常に重要だなと思った。
ぺぺは、新加入選手に手を貸すロブホ役をやってくれそうな気も全然しないし(笑い)。
ビッグウィリーはとにかくプレイタイムを増やして、早くチームになじんでもらいたいですな。
この写真はよかった。
パーティ、大丈夫だったんですか?
いるといないのでは、雲泥の差ですからね。