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【マッチレビュー】22/23UEL FCチューリッヒ vs アーセナル(8/Sep/2022)女王陛下のアーセナル

勝った。思ったより苦戦のすえ。

正直、チューリッヒのクオリティはアーセナルの対戦相手としては、ひさしぶりに低レヴェルに観えたが、アーセナルもみごとそれに付き合ってしまった感じ。不必要に苦しんだ。それもELっぽいっちゃぽい。

それでも勝ったことがなにより重要。ひとまず大きなケガ人もなかった。

この試合のあとに行われたマンUは、なんとOTでソシエダに敗けている。ハイライトで観たかぎり、さすがにあれがペナルティでは議論不可避だろうが、ひとつもゴールできなければポインツを落とすのも不可避。やつらの勢いをぶった切ってくれたソシエダにマジ感謝。タケフサ・クボも元気そうでよかった。

それと、この試合中に英国のエリザベス女王が亡くなったというビッグニュース。後半の開始は黙祷から始るという。日本でも、女王の具合が悪くなっているとはニュースになっていたが、そこから早かった。アーセナルファンの大先輩にRIP。

そしてこの件、社会的にたいへんに重要な人物が亡くなったというだけでなく、どうも英国で行われるあらゆるエンタメ興行などのイヴェントが影響を受けそうなのが気がかりなところ。

UK政府は速やかに決定をしていくということながら、ひとまず金曜のクリケット、レーシングがキャンセルされたとの情報も。金曜のEFL(英下部リーグ)のすべての試合もキャンセルされたようだ。

また週末のプロフットボールも当然影響を受ける可能性が高い。葬儀に割り当てる警備の問題もあるようで、とくにロンドンでの試合が危ぶまれているようだ。週末のすべての試合が延期という説もある。

つぎのアーセナルの試合は日曜のPLエヴァトン(H)。当然ロンドン。これが、予定どおり実施されるかどうかはわりと微妙かもしれない。

女王は、この試合もやってほしかっただろうけど。

さて、FCチューリッヒとの試合をざっと振り返ろう。

Arsenal beat Zurich in Europa League



アルテタの試合後コメントはなし?

ポストマッチのプレスコンファレンスやインタヴューが見当たらない。

今回は、それらもキャンセルされたのかも。選手コメントも。

AFCオフィシャルサイトのトップも女王陛下の訃報のニュース。

AFCのtwitterは、試合中の1-1で同点にされたtweet以降では女王の訃報を伝えるtweetのみ。

試合について

ファースト11

SofaScoreより。

4-3-3

マルティネリ、エンケティア、マルキーニョス

ジャカ、サンビ・ロコンガ、ヴィエラ

KT、ガブリエル、ホールディング、トミヤス

ターナー

サブは、ジンチェンコ(69 KT)、オーデガード(69 ヴィエラ)、サカ(69 マルキーニョス)、ジェズース(78 エンケティア)

 

スタートの11人は予想どおりだった。

マルキーニョスとターナーが、アーセナルデビュー。

またヴィエラもスターティング11に入るのは初めて。

トミヤスは、ひさしぶりの90分プレイ。ここから調子を取り戻していってほしい。

アルテタが、ロテイションしたい(レギュラーを温存したい)意向は観えたが、ケガ人が多く選択肢もないため、不本意な人選もあっただろう。

とくにマルティネリを90分プレイさせねばならなかったのは、痛かったんじゃないか。

また、残り20分でレギュラーを3人も入れざるを得なかったのも、あの試合の流れでやむを得ずで、当初のゲイムプランではなかったんじゃないかと思える。ジェズースまで出さねばならなかった。

マット・スミスやサージャンのような、せっかくベンチに入ったアカデミー選手を使う余裕もなく、それだけタフな試合だった。

マッチスタッツ

『BBC Sports』より。

結果的にそれなりに差はついているものの、前半が終わった時点ではポゼッション以外はわりと互角だった。

StatsBombによるxGは、1.39 v 2.46。チューリッヒの1.39のうち、大半はペナルティによるもの。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
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3 Comments on “【マッチレビュー】22/23UEL FCチューリッヒ vs アーセナル(8/Sep/2022)女王陛下のアーセナル

  1. 週末の試合が中止になる可能性が高いので、レギュラー組を試合に出してフィットネス調整という意見もありましたね。

  2. 女王陛下のアーセナル。
    勝利を贈れて良かった。(T_T)
    富安の髪型、ビーバップ・ハイスクールでも読んだのですかね?(^_^;)
    中間トオルversionですね。
    フル出場でしたが、堅実なパフォーマンスでしたね。
    間は空きますが、10月の勝負どころに向けて、コンディションを大事にして欲しいです。

  3.  マルキーニョスは足元で受ける時に、ちゃんと前を向いて、すぐに相手に仕掛けられるようにマークから距離を取りながらポジショニングできるのがとても良いと思いました。サカもそれが素晴らしく、マルティネッリはあまり得意ではないやつ。クロスのタイミングも引っかからないように読まれにくいタイミング、モーションであげていたのも好感が持てた。なんというか大人しくなったサカみたいな印象を受けました。

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