試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、エンケティア、サカ
ジャカ、パーティ、オーデガード
KT、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラムズデイル
サブは、ジンチェンコ(73 KT)、ヴィエラ(88 マルティネリ)、エルネニー(90 パーティ)
サリバがすぐリターン。おれの予想はいつも当たらない。
それにしても今回のベンチはヤバかった。サブにストライカーがゼロ。ウィングは、マルキーニョスにヴィエラ。今回はなんと、フレンドリーのユヴェントス戦でインパクトを観せたAmario Cozier-Duberryまでベンチに必要になってしまった。17才である。それほどアタッキングエリアが極薄のスクワッドだった。
サブも、ジンチェンコ以外は、いかにも気乗りしないものだったように思える。エルネニーは何秒くらいピッチにいたんだろう。
WHUのほうは、事前の予想に反してアントニオがスタート。でかくて強くて裏へのランを狙ってくるというけっこう嫌な存在だった。
アルテタの試合後会見のコメントだと、トミヤスはアウトということは、いまだに試合でプレイできるフィットネスがないということか。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
試合を観ていたとおりのスタッツという感じ。ただしSoTはほとんど互角だったりする。
基本的に、試合を通してボールを持ち続けるアーセナルとそれを引いて迎えるWHUという構図。彼らが前半にペナルティでリードしてからは、とくにその傾向が強まった。
しかし、アーセナルが後半に逆転すると、結局彼らも前に出ざるを得ず。Mubamaという18才の元気なFWが入ったときは、一時的に彼らのハイプレスのインテンシティが高まった時間帯もあった。だがその時間はすでにアーセナルが2点差をつけていたため、バックラインは冷静だった。
Understat.comのxGは、1.89 vs 1.03。
WHUのチャンスの半分以上はペナルティによるもの。彼らもKTの後ろを執拗に狙ったりと、云うほどイージーではなかったが、オープンプレイでのゴール脅威はほとんどなかった。試合終了間際のラムズデイルがセイヴしたショットはちょっと危なかったか。
パスマップ
ビッグガビ、サリバ、ホワイト、パーティの円がとくにでかい(タッチが多い)。
前半から、バックラインが前に長いボールを放り込まず、あれだけ慎重に、忍耐強くビルドアップしようとしていたので、こういうタッチマップになりそうではある。
正にビッグクラブ。
最高の年末、今年と最後のアーセナルで、ナイスゲームでした。
来年もよろしくお願いしますm(__)m