アルテタ発言のポインツ
今回も気になるキーポインツがいくつか。
エルネニーが長期離脱の危機でCM補強が必須に。あと数日しかない……
アルテタは少しことばを濁しているが、一説によるとエルネニーはヒザの故障で残りシーズンを棒に振る可能性があるとも云われているようだ。いつものペイウォールで本文は読めないが『The Times』は、エルネニーについて“season ending injury”と書いている。
Mikel Arteta wants to sign midfielder after Mohamed Elneny injury blow
彼はたしか、NLDの試合のウォームアップでケガをしたはずだが、まさかそんなふうに重症を負うとは。
昨日、当ブログでもCM/DMの補強のうわさについてはまとめエントリを書いたが、あのあともアーセナル界隈でMF補強についてかなり盛り上がっているのは、それが原因のようだ。エルネニーのケガの深刻さで、CMの補強プライオリティがぐっと上がってしまったみたいな。冬ウィンドウはあと数日しかないというのに、なんてこった。
そして、この冬に噂されているようなそれなりのクオリティのCMが来て、夏にもライスのようなCMを取るなら、おそらくもうエルネニーの居場所はない。
彼とアーセナルの契約は夏で切れるため、すでにアーセナルで最後の試合をプレイしてしまったかもしれない。クラブ愛を抱きつつで、カソルラタイプの退団になってしまうのか。
彼自身がアーセナルでのプレイ継続を望むなか、今年は安定したプレイで、一時はクラブの契約更新を勝ち取るとも云われていたので、さすがにいたたまれない。
ジェズースの復帰時期は認めない
アルテタは以前、ジェズースのケガについて、復帰までのタイムフレイムを設定して選手にプレッシャーを与えたくないと語っていたが、本人が「4-5週間で復帰できる(かも)」と述べてんだから、認めればいいのにね。
タッチラインのアルテタ問題
このアルテタのタッチラインでの振る舞い問題は、まだ終わらない。
ところで多くのメディアでこれは、Arteta’s touchline “antics”と云われているんだけど、antics(foolish, outrageous, or amusing behaviour.)の日本語の適訳がわからず。とにかく、バカバカしいほど大げさで無駄に目立っているというような。
それに情熱的でいいだの、やりすぎだだのといった賛否両論があるわけだ。マンUでは、(そのせいというわけではないが)カードすら受けた。
今回の会見では、この件がいまだに注目されていることについて問われ、「改善できるところはしないと」と謙虚に述べているのが印象的だった。
アルテタのこのタッチラインでの情熱的な振る舞いの支持派として、意外にもロイ・キーンがいる。彼は、Sky SportsのマンU戦の中継でこんなことを述べた。
ロイ・キーン:わたしはイエローカードについては気にしない。気にしなきゃいけないのはレッドのほうだ! だが、アーセナルの観点からすると、彼らも問題はないと思う。なぜなら、彼はあきらかに情熱的であり、ひとから好かれるためにこの仕事をやってるわけじゃないだろ? 彼はアーセナルを試合に勝たせるためにそこにいる。それが彼がやっていることだ。
聞いてくれ。彼はカードは受けた、それを薬にする必要はある。だが、わたしならそれは概ね問題ない。ほかのマネジャーたちがそれをやっているのを観たとき、必ずしも同意するわけではないかもだが、彼らは感情的で情熱的で、それはつまりはただ勝ちたいからなのだ。あまり彼に辛辣にはなれないね。
たまにはいいことを云う。
あと、昨日「アルテタのあれこそがアーセナル快進撃のカギになっている」みたいな記事を読んだのだけど、どれだったか見失ってしまった。
まあ、そもそもそんなに騒ぐようなことじゃない。