いやあ。先週ミドウィークにEL敗退したときはさすがにがっかりしたけれど、PLに集中すると云ったらこれですよ。
パレスは3月もなかばを過ぎて、いまだに今年1勝もしてないなんていいながら、そこまで弱いという感じはせず。
でも、アーセナルは強すぎたなあ。先週のPLフラム(A)でもどえらかったし、今回もまたどえらいパフォーマンスだった。観ていて楽しいフットボールってのは、やっぱり偉大っすね。強いだけでももちろん最高だけど、なんかこうプレイする喜びがあふれているのが伝わる。
これでアーセナルは、PLで6連勝。直近6試合で6勝をやってるチームなし。ここへ来てトップフォームになるとは。
残り10試合で2位のシティに8ポインツ差をつけた(※シティは1試合消化少ない)。シティからプレッシャーを受けるどころか、彼らにプレッシャーを与えている。
すっかり遅くなってしまったが、試合を振り返ろう。
Arsenal cruise past Palace to go eight points clear
アルテタの試合後コメント「われわれはゴールを分け合っている」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。
アルテタ:(攻撃が素晴らしかった)とてもよかった。われわれは、どんどんよくなっていると思う。われわれは、そのつながりに、その相互理解に、そうしたことに注力することをつづけていく必要がある。
われわれは守ろうとする相手にとって、かなり予測不可能になれる。繰り返すが、われわれはゴールを分け合っている。それがとてもいい。それを継続しよう。
(サカがG13)彼は進歩している。彼は彼をもっとよくしてくれる正しいチームメイツを得た。それが非常に重要なのだ。彼が正しく試合に影響を与えているのは事実であり、彼はとても安定している。われわれはそれを維持せねばならない。
彼は謙虚でありつづけているし、彼もまた自分がもっとよくなれるとわかっている。いまやっているよりももっとうまくやれると。それが大きい。だって彼はまだ21才なのだ。
試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(パフォーマンスについて……)
アルテタ:わたしはとても満足している。試合の始め方にも。木曜のあとのリアクションにも。われわれは自ら?マークを拭い去った。
われわれはかなりの覚悟を示したし、自分たちのプレイにかなりの意図を示した。120分プレイしたあとの試合でのパフォーマンスだから、ふたりのビッグプレイヤーズを失ったあとだから、とてもうれしい。
(現在サカはリーグのベストプレイヤー?……)
わたしはチームがとてもよくやったと思っている。もちろん、われわれが望むレヴェルの選手がいることもある。しかし、彼はとてもとても今日もよかった。彼の貢献が結果に影響を与えた。とくに相手ボックスのなか。とてもうれしいね。
(トミヤスは今シーズン中にまたプレイできそう?……)
わからない。ドクターが診ているところ。ひとつの所見があり、明日はさらなる所見が必要になる。だが、よくは観えないのはたしかだ。
トミを観ていれば、彼は大げさに振る舞うようなタイプじゃない。彼はすぐにとても心配していて、それをわれわれも心配している。
(ウィリアム・サリバの件と、ロブ・ホールディングはどうだった?……)
ウィリーのほうは、まだいいニュースになると願っている。だが、彼も明日まで待たないとわからない。
これまでもわれわれは選手を失ってきた。ガビーが4ヶ月、トーマスが1.5ヶ月、アレックス・ジンチェンコが1.5ヶ月、エルネニーが6-8ヶ月。そして、いまはエディを失い、さらにトミヤスとサリバ。全員がもっと貢献しないと。
これは秘密でもない。もしわれわれがそのレヴェルを維持したいのなら、全員がステップインし、もっとがんばること。今日われわれに必要だったものとして、ロブは素晴らしい例だった。
(セットピースからの失点をどう改善する?……)
もっとトレイニングし、それに意識的になり、そこが弱点と相手に期待させないこと。われわれはそこをトレインしようとしているが、もちろんこの3週間は試合の量もあり、あまりたくさんは時間はとれなかった。しかし、そこは間違いなく、われわれが改善する必要のあるところだ。
(ペナルティをミスしたマルティネリをどうチームで助けた?……)
彼らはすぐに団結した。だがそれもフットボール。彼は責任とチャンスを引き受けた。そしてあの翌日には元気いっぱいで走り回っていたのを観たときは、正直わたしも彼についてはあまり心配にはならなかった。
(グラニト・ジャカの今シーズンのゴール……)
ふたたび信じるようになった。正しいポジションに入っていくことを信じ、ボールが正しいときに落ちてくると信じ、そこで決定的になる。
今日は予感はあったんだ。わたしは彼にキミはまたゴールするよと伝えていた。なぜなら、マインドセットがあり、そこにいるのだから。わたしは彼のトレイニングを観ているし、いいことは起きるんだ。彼はシーズンを通してずっとすごい。
(マルティネリとサカからベストを引き出すのに、あなたは彼らをどのようにガイドをしている?……)
毎日欠かさず、彼らが正しいことをしているか確認するだけさ。正しいものを食べていて、正しく生活していて、頭のなかに入れているすべては正しい情報であり、混乱もしていない。なぜなら、それは明日についてであり、翌日についてであり、つぎの試合についてだから。
それがわれわれがやらねばならないことで、フェアに云えば、彼らに正しい環境、家族、エイジェントがいるのは偶然ではない。彼らは、一貫してそのように振る舞っているのは、それが彼らがあのレヴェルでパフォームできるやりかただからだ。
(選手たちがIBから戻ってきたとき、あなたのメッセージはどんなものになる?……)
その期間、彼らは自分たちのことは自分たちで面倒を観ている。わたしは、ここに残る選手たちのことを考えていくようにするつもり。そして、彼らが以前と同じマインドセットを持って帰ってくること。リーズは、われわれにある唯一の重要な試合だから。その試合に勝つ。
(IB中にケガをする選手がいるんじゃないかと心配?……)
わたしはポジティヴに考えたい。彼らは試合でプレイするだろうし、ここでやっているように彼らはプレイしなければなない。あるいはもっとよく。とくに彼らは国を代表しているのだから。
われわれは彼ら全員とコンタクトを取っている。彼らは自分でどうすればいいのかわかっているし、われわれもすべてがうまくいくことを祈っている。
以上。
ブカヨ・サカの試合後コメント「(ホールディングは)ヤバかった」
G2 A1。スターボーイ。試合後のインタヴュー。AFCオフィシャルサイトより。
サカ:(ホールディングについて)更衣室で彼とはビッグハグをしたよね。だって、彼はそれにふさわしいでしょ。彼はすごかった。ぼくらにはあれが必要で、彼はぼくらがずっとやっているプレイのレヴェルで入ってきた。
マジヤバだった。彼を称賛しないと。
(今シーズンの活躍について)ぼくはチームを助けられるのがただうれしい。どの試合でもプレイしたいし、チームの勝利に貢献できるよう、ベストなやりかたで影響を与えたい。それがゴールだろうがアシストだろうが。今日はなんとかそれがやれたから、すごくうれしい。
ガビ・マルティネリの試合後コメント「ブカヨとプレイするのは大好き」
(木曜から完璧なリアクション……)
マルティネリ:すごくうれしい。必要な勝利だった。云ったように、これはファイナルだから。
(PL6試合でG6。今日は左足……)
いいゴールだった。Bからいいパスが来たし、ぼくにパスしたのか、ほかの誰かにしようとしたのかわからないけど(笑い)、左足でうまくいった。
(木曜のペナルティ失敗をどう乗り越えた?……)
もちろん、それも人生さ。毎回かならずいいプレイができるわけでもない。そういうことは起きる。あれは悲しかったけど、今日はとてもよかったし、3ポインツ取れてそれがもっとも重要。
(ブカヨとプレイするのは?……)
Pfff… 彼はとてもいいやつだし、でも彼だけじゃなくチーム全体。ブカヨはすごくよくやっているし、いい選手だ。彼とプレイするのは大好きだ。
後略&以上。なんかしゃべっている映像を観ると、めちゃくちゃ落ち着いているなあ。21才とは。Pfff…
ティアニーのパフォーマンスもとても素晴らしかった