ブライトンについて
PLで33試合を消化し、7位。このクソみたいにタフなPLで、この時期にこのポジション。マネジャーがぶっこ抜かれても維持した競争力。スタイルのあるチームプレイ。
彼らはゴール数では現在リーグ5位で、Understat.comによれば、xGではなんとリーグ4位という攻撃力。xPTSはリーグ3位。強いはずだ。
彼らのような規模のクラブで、この結果は立派すぎる。
アルテタの試合前会見で「ブライトンモデル」についてのやりとりがあるように、アーセナルにかぎらず、PLクラブはBHAに見習うべき部分がかなりあると思える。
とくに、選手リクルートの非凡さは特筆すべきレヴェルだろう。
アーセナルはすでに彼らからベンジャミン・ホワイトやトロサールを獲得していて、さらにカイセドやミトマにも興味を持っている。もう彼らがこれから買おうとしているプロスペクトを横取りしたほうが話が早そうである。
チェルシーは、彼らの爪の垢を煎じ(以下略
ブライトンのタフな終盤フィクスチャーズ
BHAは現在7位で、いちおうはヨーロッパも狙える位置にいるが、シーズン終盤のフィクスチャがとにかくキツい。
シティとアーセナルのタイトル争いでカギとなるチームであるのはもちろん、これからまだニューカッスルとヴィラのアウェイ試合を残している。
直近のフォームはややよろしくないが、そのなかにはトップチームがかなり含まれている。彼らのシーズン終盤のスケジュールはかなり偏りがあるように見えるほど。
5月24日に予定されているシティとの試合(H)だけ、がんばってほしい。
フォーム
PLの直近6試合のフォームは、W3 D0 L3とやや不安定。
だが、このなかには、ToT(A)、チェルシー(A)、マンU(H)が含まれていた。※チェルシーとマンUには勝ち
安定しないのは内容も。4月末にウォルヴズにホームで6-0で勝ったとおもえば、前回は同じくホームで、降格を争うエヴァトンに5-1で敗けている。
アウェイに限ると、PLの直近6試合のフォームは、W2 D2 L2。
BHAは、トップチームにやけに競争力を発揮するチームという印象がある。
今シーズンのトップチーム相手にポイントを奪っている試合は、ニューカッスル(H)、リヴァプール(A)でドロウ、チェルシー(H/A)、リヴァプール(H)、マンU(H)で勝ち。
リヴァプールにホーム/アウェイで敗けていないという。チェルシーのダブルはまあいいか。
チームニュース
前回のエヴァトンで負傷したSolly March、Adam Websterがアウト。
Jeremy Sarmiento、Tariq Lamptey、Jakub Moder、Joël Veltmanがアウト。
キープレイヤーズ
アーセナル的には、云うまでもなくMoisés Caicedo。
先日のインタヴューでもあらためて本人がアーセナル移籍の希望を述べていた。夏にどうなるか。
それと、ビッグクラブから引く手あまたのAlexis Mac Allister。彼は、PLでここまでG10とチームのトップスコアラー。MFが最多ゴールという珍しいチーム。
この試合は、BHAのふたりのCMに注目することになる。
Head to head
リーグカップを含む直近6試合で、アーセナルはBHAにW3 D1 L2。わりとやられている。
この2敗はどちらもエミレーツというのが不気味。
前回の対戦
お正月の試合。すごい試合だった。この試合の記憶があるから、今回も全然油断できない。
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