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【マッチプレビュー】22/23EPL アーセナル vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン(14/May/2023)どちらが試合をコントロールするか

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  2-2

Sky Sports (Jones Knows)  2-3

WhoScored.com  2-1

予想が割れた。だが、アーセナルのクリンシートがないのはみな同じ意見。Sky Sportsのひとはあいかわらず逆張り太郎。

Chris Sutton:これはなんて素晴らしい試合になるのだろう。わたしは、両チームがどのようなアプローチをするかワクワクしている。

ブライトンは出てくるのが大好きなチームであり、それが先週のエヴァトンでは仇になった。トフィーズは出てこなかったし、彼らが先行してすらそうだった。

シーガルズは、あの試合で中央からのプレイにこだわった。オーヴァロードでクリエイトしようとした。だが、エヴァトンは5人ミドフィールドでかなりナロウにプレイしたため、そこを通り抜けるスペイスはなかった。

エヴァトン相手にホームで5-1で敗ければ、ブライトンは自信を失っていると思うかもしれない。だが、わたしはそうは思わない。Roberto de Zerbiのチームは、同じやりかたでプレイするだろうし、アーセナル相手にもっと楽しむかもしれない。

わたしには、ミケル・アルテタがふだんより下がったり、より注意深くなったりするように思えない。彼にはそれはできないのだ。なぜなら、エミレーツのアーセナルなのだから。

オープンな試合になると思う。たくさんのゴールが生まれ…… そしてポインツはシェアされる。

Jones Knows:いまがブライトンに賭けるとき。それがここだ。

Roberto De Zerbiのチームは、エヴァトンでの敗戦ではやや彼らのスタンダードを落としていたかもしれない。だが、長い目で見れば、彼らにはフットボールのスタイルがあり、タイトルチャレンジャーにだって、より競争力を持てる。

ブライトンの近年のアーセナル、シティ、スパーズ、マンU、ニューカッスル、チェルシー、そしてリヴァプールとの記録は、単純にそれを裏付ける。

これらの相手に対し、ブライトンは直近18試合(すべてのコンペティション)で10勝している。アグリゲイトスコアは31-22。xGでは、24.74 – 22.30。エリートと呼ばれるチーム以外で、この結果は恐ろしいほど。

また彼らは、エミレーツでの直近4試合で3勝している。そしてアーセナルは、タイトル争いが失望のなかで終わりそうな状況で、いまも脆弱さがある。

ニューカッスルでは、あの雰囲気のなかでアーセナルは勇敢で決意があったが、xGAは1.32もあったので、クリンシートで終われたのは幸運だった。2回ショッツがポストにヒットし、ラムズデイルが5つのセイヴをやった。

アーセナルは、ウィリアム・サリバ不在でいまだに1.8失点/試合していて、ブライトンは平均でもそれを実行できる能力がある。

試合のみどころ

個人的には、この試合は、ニューカッスルのアウェイほどは心配はしていない。

たしかにホームでクリンシートは全然達成できていないし、ブライトンはビッグチームに強い。

だが、いまのアーセナルのチームの勢いで、しかもホームで、悪い結果になるようには思えない。万が一ここで悪い結果なら、まさに悪夢だろう。シーズン終了も同じなのだから。ブライトンにシティでがんばってもへったくれもない。だから、そういう予想はできない。

アーセナルはジンチェンコ不在で、バックからのビルドアップには影響は避けられないだろうが、KTがLBでプレイするなら守備のほうはむしろ安定するはず。総合的に、そこまで悪影響にはならないだろう。

ブライトンもアーセナル同様、ボールを持って試合をコントロールしたいチームで(※ここまで平均ポゼッション60.7%はリーグ2位。アーセナルは59.5%でリーグ4位)、どちらがよりボールを持って支配的にプレイするかはこの試合の大きなみどころになりそうだ。

それと、ミトマはアーセナル戦でわりとゴールを決めている印象がある。2-3点くらいとってた?

大学で論文を書くくらい入れ込んでいる彼のドリブルはもちろん脅威で、彼と対峙することになるであろう、ベンジャミンとキウイはとくに気をつける必要がある。ちょっと前に、マンUのWan-bissakaがミトマをシャットアウトしたと話題になっていた。そんなパフォーマンスを求めたい。

今シーズンのアウェイでの試合を思い出すなら、やはりオープンな試合になるかもしれない。だとすれば、アーセナルのフロント4のゴールは今回も期待したい。マルティネリ、ジェズース、サカ、オーデガード。そしてトロサールも。彼は古巣には思うところもあるだろう。

オーデガードやサカがゴールをすれば、また新しい記録が生まれる。これまでの勢いをキープして、ホームで圧倒してもらいたい。

 

キックオフは、日本時間で5月15日(月)0:30。

勝ちましょう。

COYG!



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