さて、2023夏の移籍ウィンドウもクローズまで、およそあと一週間となった。
この夏は、£200mというかなりの大金をつかって積極補強をしているアーセナルであるが、残り時間が少なくなって、いまはスクワッド整理のほうに集中しているようだ。
昨日の『Daily Mail』(Sami Mokbel)によれば、アーセナルはガブリエル売却の噂もささやかれるなか、今月複数選手の売却で、夏の合計として£100mの収益を見込んでいるという。
Arsenal in race to raise £100m in player sales
それと、『football.london』のKaya Kaynakは、アーセナルはファーストチームから少なくとも7人の放出に取り組んでいると伝えている。
#AFC are working hard on at least 7 first team exits before the the transfer window closes next week. Club trying to ensure that potential loan deals have obligations to buy included in them, but preference is to get players out permanently.
Full story 👇https://t.co/GuHYJcQpw5
— Kaya Kaynak (@kayakaynak97) August 23, 2023
今回は、これからの一週間でますます活発化していくであろう、アーセナルの選手売却について整理しておこう。
2023夏、アーセナルのここまでに放出した選手(※2023年8月24日)
TMによると。
ローン移籍やフリーエイジェントで退団した選手も含めた7人で、合計€34.15m。現在のEUR/GBPレイト(0.85)でおよそ£29m。TMは、UKサイトも€表記に統一しており、わざわざ£でカウントする作業が面倒でしかたなし。£表記できるオプションくらいつけてほしいものだ。
ところでいま気づいたのだけど、TMではジャカの移籍金は€15m評価だった。たしかに最終的に「€25m」でレヴァークーゼンと決着したと云われながら、一部ではそれを否定する説もあった。差額がけっこう大きい。
ということで、アーセナルは£100mを回収したいなら、あと£70mほど売らねばならない。
このあとに退団が見込まれる選手の移籍最新情報
ではひとりづつ現在の状況を確認してゆこう。
1. フォラリン・バロガン
いまいる売却候補のなかでは、もっとも高値で売れそうな選手がバロガン。ジェズース不在でも、PLの2試合でベンチにも入っておらず、やはりこの夏の退団は免れない情勢。
最近は、チェルシーやToTまで彼の件でクラブに問い合わせを行っていると報じられて、彼の周辺はまた盛り上がってきたところだ。アーセナルは、彼の獲得を望むPLクラブには、いわゆる「PL Tax」を要求するとも云われており、それも事実ならなかなか痛快。
昨日は、Tier1の『BBC Sport』もバロガンの近況を伝えていた。
Chelsea, Inter and Monaco enquire about Balogun
アーセナルの選手評価額は£50m。これを€50mと伝えるメディアもあり、めんどい。£と€はいいかげん(以下略
現時点では、リーグアンのASモナコが獲得競争をリードしていると広く報じられている。彼らの最初のオファー(€30m)はすでにアーセナルに断られたものの、つぎのオファーは€40mあたりになると、昨日一部で伝えられた。本人もこの移籍にとても前向きで、両クラブのあいだで交渉は順調だとも。
Folarin Balogun very keen on #Monaco switch. #Arsenal want €50m, Monaco expected to make new bid in excess of €40m this week. Talks progressing positively between clubs, as reported by L’Equipe this morning
— Matt Spiro (@mattspiro) August 23, 2023
とにかくレギュラーでプレイしたいというバロガン。アーセナルはPLクラブには彼を売りたくないし、イタリアンクラブは金がない。総合的に考えると、やはり比較的裕福なモナコが本命に思える。アーセナルの£50m要求がどれほど本気かわからないが、ここまでのオファーの状況からして€40m+アドオン+セルオン(※将来の移籍金%を得る権利)みたいな条件で着地しそうに思える。
バイバック(※買い戻し)は、本人が合意しなければ成立しないので、アーセナルが彼の契約にそのオプションをつけても、あまり意味はなさそう。たとえば2-3年後のアーセナルはまたストライカー状況も変わっている可能性はあるが、それもわからない。
あるいはチェルシーがここでまた大金をぶっこむか。ハヴァーツに投資した金額(£65m)を回収できるような金額をオファーされたら、さすがにアーセナルもノーとは云えないかも?
バロガンは、アーセナル的にはいまもっとも大金を稼げる選手であり、もっとも退団が実現しそうな選手であり。いずれにせよこの一週間は注目。
2. ガブリエル・マガラエシュ(?)
まあ、これはないと思うのだけど、いま盛り上がっている話題なので。
彼に興味を持っているのは、サウジのクラブとレアル・マドリッドだという。レアルはEder MilitaoというDFがACLをやったそうで、彼の代替を探している。
とくに、サウジのクラブはビッグガビにかなり強い関心を持っているということで、今後大きなオファーが来るかどうかが注目されている。
ただ、現状はこの関心は一方通行のように観える。
先日は、パレスのプレス会見でアルテタもガビの移籍をはっきり否定しているし、本人がいまアーセナルからの退団を積極的に望むようにも思えず。パレスといえば、彼はベンチから登場した試合終盤、オーデガードに代わってアームバンドをつけていて周囲からの信頼も厚い。ますます本人希望はないように思える。
しかし、冒頭のDaily Mailの記事によると、それでも現状ガブリエルの残留は100%たしかというわけでもないようだ。
実際、彼が2試合ベンチだったのは事実。アーセナルが彼の移籍を許すとすれば、彼の代替が見つかったときだけだろうとMokbelは主張している。アーセナルが関心を持っているDFのひとりとしてパレスのMarc Guehiの名前が挙がっている。だが、この時期にPLのライヴァルクラブからレギュラー選手を引っこ抜くのはかなり難しい。パレスは以前トミヤスに興味を持っていたというが、ティンバーのケガで、アーセナルはトミヤスも手放せなくなってしまった。
もしこのあとビッグガビがサウジへ行くことになったら、びっくり仰天する。ただ、彼らは選手には天文学的な額のサラリーをオファーするので、何が起きるかわからないのもたしかではある。
Don’t. Sell. Gabriel.
— gunnerblog (@gunnerblog) August 21, 2023
3. ニコラス・ぺぺ
ぺぺに関しては、今回のウィンドウがはじまってから、アーセナルが彼との契約破棄を検討しているというようなことがよく云われていた。
£72mのクラブレコードで買った選手が、アーセナルにとってはもう資産というよりは負債みたいな存在になってしまった。完全にアルテタのプラン外で、高いサラリーを払い続けるくらいならバッサリ捨てたほうがまし。サンチョとアントニーを足したG+A記録では、ぺぺひとりのほうが優れているというのに、誰からも見向きもされないとは。正直おれは信じられないよ。
だが、最近の報道では、ぺぺはトルコのクラブ(Besiktas)やサウジのクラブ(※不明)から関心を持たれているそうで、アーセナルは彼の契約を1年延長して(延長オプションあり?)、たとえ少額でも、なんとか移籍金を得られるよう売却の道を探っているようだ。もっとも、Besiktasのオファーは選手サイドが断ったらしいが。それも、けっこう話題になっていた。
❗️Un club saoudien dont l’identité n’a pas filtré s’est positionné sur Nicolas Pépé ces dernières heures
➡️Arsenal négocie l’indemnité de transfert
🔹C’est la piste la plus chaude pour l’ailier à qui il reste 1 an de contrat
🔹Pépé a refusé Besiktas qui proposait 3 ans de contrat pic.twitter.com/sMd4bH3ScS— Fabrice Hawkins (@FabriceHawkins) August 23, 2023
昨日の『L’Equipe』によると、ぺぺの獲得に興味を持っているふたつの名前が明かされていないサウジクラブのひとつは、Al-Fatehというクラブ。
ここも、アルテタが戦力として必要としていない以上、この夏の移籍は免れないだろう。
アーセナルとしては彼を放出するにせよなんとかマイナスは避けたいという気持ちから、多少なりともプラスがほしいという考えに姿勢がシフトしているのかもしれない。
いずれにせよ、この案件がまともな収益を生みそうには観えず、アーセナルと選手サイドと移籍先クラブ(の競争?)と、それぞれの思惑が複雑にからみあって、デッドライン近くまでもつれそうな気もする。労力が報われないやっかいな取り引き。まるで敗戦処理である。
ぺぺ自身は、数日前にロンドンコルニーのドレッシングルームの様子をInstagramにポストしており、ひとまずクラブに戻っていることがわかっている。いま彼はどんな心境なのだろう。
4. ヌーノ・タヴァーレス
去年一年はローンでマルセイユでプレイしたヌーノ。彼は、シーズン序盤こそゴールを連続して決めるなど目立つ活躍をしていたが、その後は英国でニュースになることもあまりなく。フルバックとしてG6は立派な数字ながら、シーズンを通して観れば大成功とは云い難いローンになった。
そして夏のあいだはアーセナルに戻ってきていた彼もまたアルテタのプランに含まれているようには観えず。まあ、あのケイオスなプレイスタイルだから当然に思えるし、彼がもっとも活きるだろうウィングバックのポジションは現在のアーセナルのシステムにはない。彼の不在中にこのチームはずっと前へ進んでしまった。
それに彼はナチュラルDFじゃないというのは、おととしアーセナルでプレイしていたときですらはっきりしていた。ましてや、いまのチームでアルテタがフルバックに要求しているインヴァーテッドロールなど問題外。サカのバックアップだと云われるほうがまだ理解できる。そんなヌーノ。
彼については、夏がはじまった当初は、ヴォルフスブルクやブレーメンらドイツクラブが彼に関心を持っていると伝えられていた(€15m程度の移籍金)。そして、その後にはノッティンガム・フォレストの強い関心が伝えられていた。だが、フォレストは結局別のターゲットに向かうことになり、この関心は立ち消え。そして、いま現在はアストン・ヴィラが彼の獲得に興味を持っているようだ。
After deal collapsed with Forest, Aston Villa are exploring conditions of deal to sign Nuno Tavares from Arsenal 🟣🔵
Personal terms not discussed yet — as up to the clubs now.
Nuno, alternative option to Marcos Acuna deal with Sevilla for Villa. pic.twitter.com/NOw77kFJzP
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 20, 2023
ちなみに、ヴィラのターゲットだったセヴィーヤのMarcos Acunaは、今週ハムストリング断裂が見込まれるケガをしてしまったそうで、ヴィラはよりヌーノへ傾くのかもしれない。
ヌーノの売却の件で興味深いのは、一時フォレストからの興味が伝えられたときに言及されていた「£30m」という移籍金。あれには驚いた。
まさかいまの彼にそのレンジの値札がつくなど信じられなかったが、それが事実ならアーセナルにとっては間違いなく大成功な移籍ビジネスになる。2021年にアーセナルが彼に費やした移籍金は€8m(TM調べ)。ざっとその4倍以上。
まあ、実際にヌーノにその金額を支払うクラブがあるかはわからない。いずれにせよ、われらが思っていたよりは、彼はいい資産になっているのかもしれない。
ここも移籍成立確度はかなり高そう。
5. アルバート・サンビ・ロコンガ
2026まで、あと3年アーセナルと契約を残すサンビ・ロコンガ。
去年はシーズン後半から、ローンでパトリック・ヴィエラの率いるパレスに加わっていた。パレスでの記録を観ると、彼がCM/DMとしてプレイした9試合、W1 D3 L5とかなり劣悪な勝率で(しかもW1はたった5分のプレイ)、4月5月のシーズン終盤ではベンチを温めることに。彼には、大変に不本意なシーズンとなった。
アーセナルも現在クラブとして彼についてはどういうスタンスなのか、いまいちよくわからないところもある。いまのチームのプランには入っていないと観られることから基本的には売却希望だろうが、いいオファーがなければキープ(さらなるローン)もやぶさかではないというか。売却するにせよ、少しでも価値を上げてもらいたい。
一時は、ベルジャンの同郷として彼をとても高く評価していたヴィンセント・コンパニのバーンリーが、彼に興味を持っているとも云われていたが、最近はあまり噂を聞かなくなっていた。
そんななかで驚きのニュースですよ。おととい。「ブライトンがサンビ・ロコンガに興味」。今をときめくあのブライトンが。飛ぶ鳥を落とす勢いの天才コーチDe Zerbiが。急にサンビが惜しくなってきちゃったアーセナルファン多数(笑い)。
Brighton have turned their attention to Arsenal’s Albert Sambi Lokonga in their search to sign a midfielder. 🔀
Djorde Petrovic will have his Chelsea medical this week ahead of a move from New England Revolution. ⏳ pic.twitter.com/eMrxi7ybWz
— Sky Sports News (@SkySportsNews) August 22, 2023
この続報は観ていないので、今後どうなるかわからない。だが、ブライトンがよほどいいオファーをするのでもなければ、アーセナルとしてはローンのほうがいいかもしれない。彼がBHAでいいプレイをしてくれれば、来年夏は選手価値もおおいに上がっているだろう。ブライトンはほんとに魔法使いみたいなクラブだからな。カイセド二世になれ。
これはぜひ成立してほしい。
6. キーラン・ティアニー
いまKTに興味を持っていると云われているのは、ニューカッスルとアストン・ヴィラのPLチーム。それとレアル・ソシエダが彼のローンを希望しているというニュースもあった。
ぼくが知るかぎり、ニューカッスルとKTはずいぶん長いことリンクされている。この案件はいったいいつになったら具体化するのだろうか。そこが問題。彼らの本気度が疑われる。夏の移籍期限は、もう一週間しかない。
それと、これはArseblogが書いていたことで興味深かったのは、彼はもともとホームシックの気があり(できればセルティックに帰りたい)、イングランド北部でスコットランドにも近いニューカッスルならともかく、ロンドンよりもさらに南のスペインクラブに行きたがるかという。本人希望でどちらか選ぶなら、やはりニューカッスルか。
彼の移籍には、あらたに生まれたアーセナルの難しいフルバック問題も関わってくるという話もある。もちろんジュリアン・ティンバーの長期離脱。
だが、アルテタはシーズン当初LBのレギュラーっぽく扱っていたティンバーが不在であっても、トミヤスやキヴィオールを優先してKTをベンチにも入れなかったことから、やはりプラン外と観るべきかもしれない。
今シーズンが始まってから、アルテタはKTに対する態度をはっきりさせたように観える。
アーセナルはここで彼を高く売りたい。クラブが満足できるオファーが来るか、そしてそれが彼が満足できるクラブかどうか。
本人のためにも、ここできっちり決着をつけてあげたい気がする。
7. ロブ・ホールディング
KTと同じくアルテタにとってほとんどプラン外になってしまっているロブホ。彼のニュースもあまり多くない。この夏すこし話題になったのは、ぺぺを狙っていたBesiktasからの関心。ただ、その後交渉の進展については、ぼくは観ていない。
彼はガールフレンドがメリケンで、MLSへ行く可能性が高いのではという憶測もあった。そちらもぼくが知るかぎりでは、具体的な移籍先などは話題になっていない。
CBにパスのクオリティやプレス耐性を求めるようなモダンなチームならともかく、オールドスクールなCBで十分なミッドテーブル~ボトムテーブルクラブなら、PLでも彼の活躍できるところはふつうにありそうに思えるのだが、オファーがないならしょうがない。
ホールディングといえば、最近のYouTubeでのインタヴューでの発言が話題になっていて、このエピソードにはぼくもけっこうグッときた。
ホールディング:(コミュニティ・シールド試合後)コミュニティ・シールドに勝った日、ぼくはヤコブ(キヴィオール)に話しかけたんだ。彼はすごいシャイで、英語もあまり話さない。だからぼくは云ったんだ「キミはまだトロフィ持って写真とってないだろ? ファンを背負ってさ」。
そしたら彼はノーだと云うから、ぼくはいっしょに撮ろうよって云ったんだ。彼は、いやいやおれはべつにいいよ、みたいな感じで。
ぼくもこれまでもう何度もトロフィを勝ってきたけど、それらを振り返ると、あのときもっと楽しんでおけばよかったなって思うんだ。もっと自分から積極的にぼくがトロフィを取ったんだ!って云って。思い返すと、そのときの写真がほしいと思う。
だから云ったんだよ。「写真とろうぜ、キミは絶対2-3年後には感謝してるはずだから」って。それで、彼もOKと。
そこでぼくらはトロフィのとなりでひざまずいて写真を撮った。WhatsAppで、さあどうぞって彼に送ってやったんだ。マーティンもそこで気づいて、彼も来てくれた。だから写真には彼も入ってる。
だから、少なくとも彼はトロフィといっしょの写真は持ってることになる。彼が実際にトロフィを掲げたのかどうかは知らないけどね!
なんという世話焼き。誰かをほっておけない。お人好し。兄貴分。キャプテンMØが気づいてここに加わるというのもこの心温まるエピソードに華を添えている。
以前、彼のパーソナリティについて、どこかの記事で書かれていたのが「どんなクラブも<ロブ・ホールディング>がほしい」。ぼくは、なんだかこのことばがずっと頭の片隅に残っていた。選手の人間性を非常に重視するアルテタこそ、そう思っているに違いない。
ホールディングは2024まで残り契約1年となっているが、彼については、いいオファーがないのなら、アルテタがドレッシングルームのためにキープを望むかもしれない。そんなふうに思う。
そしてタイトルを争うシーズン終盤のもっともタフな時期に登場。いつぞやのFAカップファイナルのペア・メルテザッカーを彷彿とさせる、ブランクをまったく感じさせないパフォーマンスで勝利に貢献。「この日のためにトレイニングしてきた」。プロの鑑。おれ号泣。
8. セドリック・スアレス
32才。キャリア終盤。アーセナルとの契約は2024まで。
彼もラウール・サンレヒ時代の獲得で、いまとなってはアーセナルにとっては負の遺産の側面が強い。去年はフラムにローンで、今年もアルテタのプランには入っていないだろう。KT同様、インヴァーテッドなロールに対応しない前時代のアーセナルのフルバック。
個人的には、彼はそれほど悪い選手だとは思っていないのだけど。まあ年齢もあるし、ここからパフォーマンスが上向くこともないだろうから、そういう評価もしょうがない。
といっても、他のクラブから引き合いがないわけでもない。今年7月と若干古い情報では、彼にはPLの複数クラブやポルトガルクラブから興味を持たれていたそうで、アーセナルと条件さえ合えば取り引きは進んだのかもしれない。
ただ、問題は彼の高いサラリーであり(FBRefによれば£75kpw)、彼が基本的にアーセナルからの移籍を望んでいないのはそのためだとも云われている。いまの彼にそのサラリーを支払おうというクラブは少ないだろうから、移籍すればもらえるものは減る可能性が高い。
とはいえ、このままアーセナルに残ってもプレイ機会はほぼなさそうなので、非常にチープな金額で移籍していくというのがもっともありえそうなシナリオか。
まとめ:アーセナルは£100mを選手売却で回収できるか
ちょっと皮算用してみようか。毎回だいたい外れるやつ(笑い)。
すでにアーセナルは£30mあたりを選手売却で稼いでいるので、£100mには残り£70m。さあどうだ。
☆は、おれが考えるこの夏の移籍実現可能性
- バロガン ★★★★★ £40m
- ガブリエル ☆☆☆☆☆ ゼロ(さすがにこの夏の移籍はないと信じたい)
- ぺぺ ★★★★★ ゼロ(契約破棄)
- ヌーノ ★★★★☆ £15m
- サンビ・ロコンガ ★★★☆☆ ローン+£15mの買取OP
- KT ★★★★☆ £18m(買い叩かれ妥協)
- ホールディング ★★☆☆☆ ゼロ(移籍しない……)
- セドリック ★★★★★ £2m
合計 £90m
1アントニー。夏の選手売却で合計£120mを回収。給与総額もかなり圧縮。これでFFPも憂いなし。ヨシ!
そういえば昨日、元ガナーのディノスことKonstantinos MavropanosのWHU移籍が発表されていて、アーセナルは彼にセルオンを持っていたので、自動的に移籍金の10%(£2mほど)を受け取るらしい。
We are delighted to welcome Konstantinos Mavropanos to the Club ⚒️
— West Ham United (@WestHam) August 22, 2023
ぺぺよりいい稼ぎになりそうなこの不条理。
おわり