試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 1-2
Sky Sports (Jones Knows) 0-1
WhoScored.com 1-3
BHAのホーム記録はあれど、今回はアーセナルの勝ちが予想されている。
Chris Sutton:アーセナルがミドウィークのルートンでやった変更の多さは、興味深いものだった。だが、彼らはそれでも楽に勝った。
今回はもっとタフな試合になるはずだ。ブライトンにその能力があることはみんな知っているし、彼らの日なら、非常に際立つパフォーマンスを生み出す。
わたしはそれでもアーセナルが勝つと予想する。彼らの優れたディフェンスによってだが。
ガブリエルとサリバは、まったくもってヤバい。今シーズンのPLにおける際立つCBペアになっている。
Jones Knows:アーセナルの素晴らしい守備は、直近9試合でたった3失点というもの。PLの直近10試合では、90分ごとに0.4xGしか喫していない。この期間に、シティやリヴァプールともプレイしていることを考えると、素晴らしい数字である。
ガブリエルとサリバのCBペアがいれば、1ゴールもすれば試合に勝つには十分だ。彼らは、相手FWを制限して、かなり低いクオリティのチャンスしか与えない。
ブライトンもまた、昨シーズンのようなゴールするチームではなくなっている。彼らはPLの直近15試合で19ゴールしかしておらず、そのうちの5は、相手が多くの時間を10人でプレイしたシェフU戦で取ったものだ。彼らのゴールは、PLのその期間でワースト4位タイの少なさでもある。彼らより少ないのは、バーンリー、シェフU、エヴァトンしかいない。
ところで、Optaの予想だと、この試合のアーセナルの勝率は45%である(※ブライトンの勝率は26%)。
試合のみどころ
ここ数年の彼らとの対戦では、毎回相手のコントロールを許す展開がつづき、アーセナルのファンとしてはプレイのスタイル的に、随分とやきもきさせられてきたと感じる。
彼らのボールを持ってパスをつなぐことに強くこだわるスタイルは独特ながら、つねにボールを持ってプレイしたいアーセナルには共感する部分も少なくない。とくに彼らは、ハイプレス上等とばかりに、いくら近くで相手アタッカーが待ち構えようが、GKからショートパスでつなごうとする。バックからのプレイにそうとうこだわりがある。そういう意味では、PLのなかでもリスペクトできるほうのチーム。しかしながら、アーセナルはそんな相手にけっこうやられてきた。
だが、アーセナルがそれを許してきたのもここまでだと思いたい。
今シーズンのアーセナルはハヴァーツやライスが加わり、フィジカルでアグレッシヴなスタイルに変貌、そのことは、彼らに12月のエミレーツでも見せたとおり。われらは、アウェイでも当然それを再現しなければならない。ポゼッションはほとんど50/50でも、内容はアーセナルが圧倒。われらは、今シーズンそういう試合をけっこうやっている。
そして今回のブライトンは、キープレイヤーを何人か欠いているいっぽう、アーセナルはほとんどベストチーム。いま彼らがホームで12試合敗けなしをやっていたとしても、アーセナルにはそれを終わらせるだけのクオリティも勢いもある。マンシティのホーム58試合連続ゴールも終わらせたわれらだもの。
3チームがぎりぎりでタイトルを競り合うなかで、いまだ脱落者はいない。これは緊張感がある。もう直接の対戦はないので、ミスしたものから脱落していくことになる。
先日マンUがチェルシー相手に、たいへんにエンタテインメントな試合をやってのけた。わしもハイライトを観てかなり楽しませてもらった。さすがエンタテイナー。そして今週の彼らは、OTでリヴァプール戦がある。最近はもうマンUの酷さもここに極まれりという感じながら、腐っても鯛とも云う。リヴァプールがなにか間違ってポインツを落とす可能性はゼロじゃない。
そうなると、アーセナルは、この試合で3ポインツなら単独トップへ。ここは、絶対に勝たねばならない。
現在、最多得点と最少失点のわれらだから、ここでもあまり心配はしていない。でも、ブライトンも強敵。彼らのようなチームに勝って、心理的に勢いを増すのが理想。このあとのCLバイエルンにもはずみをつけたい。
2024年、われらは敗けなしでここまで来た。さらなる一貫性を期待しよう。
キックオフは、日本時間で4月7日(日)1:30。今晩。
勝ちましょう。
COYG!