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【マッチプレビュー】24/25 EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル(22/Sep/2024)PLタイトルを占うシーズン序盤のビッグマッチ

マンシティについて

今シーズンのシティは、20チーム中で唯一PL4連勝中でテーブルのトップにいる。G11 GA3。失点はアーセナルやリヴァプール(ともに1)よりも多いが、得点11はダントツの多さ。2位より4つも多い。

ここまでの4試合で、メインストライカーのHaalandがすでに2回ハットトリックをやっているので、今年もロボットぶりは健在である。

夏の補強については、彼らにしては珍しく控えめな活動だった。€25mで取ったのはウィンガーのSavinho。それとフリーエイジェントだったGündoğanをバルサから取り戻した。いっぽうで、Julián AlvarezとJoão Canceloを計€100mで売却して、夏の収支は大幅黒字。訴訟と関係あるのか?

FFP違反の訴訟進捗

現在、115じゃなくて130コのFFP違反を訴えられているという前代未聞のチートクラブが彼ら。先日から始まっている当局の聞き取り調査を40人だかの弁護団で戦っているとかで、それも潤沢な資金がなければできないこと。何でもかんでも金にものをいわせる。

彼らをどう裁くかについては、彼ら自身よりむしろ当局のほうが頭を悩ませているんじゃないか。

犯した違反の量や大きさからして、これまで他のクラブに与えてきた罰とのバランスを考慮すると、かなり重い罰を与えねばならないはずだが、そうなればフットボールクラブとして崩壊しかねない。この規模の団体に死刑を宣告するのは、さすがに簡単じゃないはず。この件は、アブダビと英国政府もからんでいるとも云われ、一筋縄ではいかない。

いっぽうで、これだけの明白な違反をやりながら、罰金や移籍市場からのバンのような軽い罪しか問われなければ、さすがに不公平で不満が噴出するだろう。それなら違法行為をやったほうの勝ちである。電通か?

個人的にもっとも興味があるのは、彼らのこれまでのシーズンで得た数々のタイトルが剥奪されるかどうか。そうなれば、リヴァプールやアーセナルが優勝でしたなんてことになりかねない。

しかし、そんなことで得たタイトルは、やっぱりうれしいものではない。だから、今年は絶対に勝たねばならぬ。その最後のチャンスと思うべき。

フォーム

今シーズンはまずマンUとのコミュニティシールドに勝利(1-1でフルタイム。ペナルティで)。

PLは、ここまでの4試合でW4。チェルシーA(2-0)、イプスウィッチH(4-1)、ウェストハムA(3-1)、ブレントフォードH(2-1)。

今週ミドウィークのCLインテルは、ホームで0-0のドロウ。今シーズンでポインツを落としたのは、この試合だけ。

チームニュース

オーデガードの弟分であるOscar Bobbがアウト。それとNathan Akéがアウト。

CLインテルで負傷したKevin De Bruyneは、いちおうダウト。

Head to head

コミュニティシールドとFAカップを含めたアーセナルとの直近6試合で、シティのW3 D1 L2。

これをPLに限定すると、シティのW4 D1 L1。

さらにPL@エティハドに限定すると、シティのW5 D1 L0。

アーセナルが最後にエティハドで勝ったのは、2015年1月。ちょうど10シーズン前。

ペップ・グアルティオラの試合前コメント「(KDB)プレイする可能性はある」

おそらく今シーズン限りになりそうなシティのボスの試合前会見より。

(KDBが鼠径部の軽症でアウトの報道……)

PG:彼は今日は多少よくなっている。明日のトレイニングで様子を観る。彼がプレイする可能性はある。

(アーセナルについて……)

ここ数年では、つねにタイトな試合になっている。われわれもいいチームだと思うが、彼らもいい。

彼らは、いろいろな面でたくさんのよいことをやっている。ハイプレッシング、深い守備、トランジション。彼らは完成されたチームであり、だからこそこの2シーズンはわれわれの最大のライヴァルになっている。

これはシーズン序盤であり、このあと数試合にわたるムードがかかっているに過ぎない。テーブルに関しては、あまり重要ではない。シーズン後半でわれわれがロンドンへ行ったときのほうが、重要になるだろう。

(アーセナルのカギとなる進歩……)

それはミケルに訊いてほしい。なぜなら、もしわたしがそれを語れば、やれ心理戦やなんだと云われる。わたしは、つねに彼と彼のチームを高く評価している。彼らは毎シーズン強くなっている。スクワッドは深みを増している。シーズンごとによくなっている。

この2シーズンは、どちらもかなり近かった。だが、われわれもかなり強い。そしていまだにわれわれは強い。

(スターリングについて……)

ミケルは、彼を取ったのはサプライズだと述べていた。彼は、このクラブでも信じられないほどよい振る舞いをしていた選手のひとりだった。それがチームを助けたし、いまのわれわれがあるのもそのおかげ。

わたしのここでの最初のシーズン、ラヒームがいたことはとても重要だった。もちろん、彼が日曜にいいパフォーマンスはしてほしくないが、わたしは彼の成功を願っている。

KDBはどうせプレイするんだろう。彼らはいつもそう。

そういえば、Phil Fodenがこの前のIBを回避していて、やっぱりなと思ったものだ。彼らの選手はどういうわけかIBになると、なにかトラブルが起きる。サカやライスがばっちりプレイしているあいだに、一休み。そうやってフィットネスを温存している。

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