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ミケル・アルテタが2027年までの新契約にサイン!

昨日、デイヴィッド・オーンステインがブレイキング。ミケル・アルテタが、アーセナルと2027年まであらたに3年契約で合意。

そして、そのすぐあとAFC公式からも正式に発表された。

かねてより、クラブとマネジャーとのあいだで交渉されていた件が、これでようやく決着となった。

タイミングは、PLトッテナム(A)直前ということで、わりと狙った発表のようにも思える。

これは、アーセナルファンにはとても明るいニュース。



ミケル・アルテタが新契約にサイン!

Mikel Arteta signs new Arsenal contract

AFC公式サイトから引用しよう。

わたしたちは、ミケル・アルテタがクラブと新たに長期契約を結んだことを喜んで報告します

2019年12月の加入以来、ミケルはわれわれが英国とヨーロッパのフットボールのトップに再び戻るための、カギとなる存在だった。彼は、チーム、クラブ、そしてサポーターの絆を新しくし、それを取り戻した。

昨シーズンは、ミケルの2回めのコミュニティ・シールド勝利から始まり、PLでは2年連続で2位フィニッシュ、チームは最終日までタイトル争いに加わっていた。

昨シーズン中、われわれはおびただしい数のクラブ記録を達成した。PLの最多勝利(28)、PLの最多ゴール(91)、最高勝率(67.3%)。それらはわれわれのどのシーズンよりも高いものだった。

ミケルはPLのManager of the Monthに7回ノミネイトされ、2024年2月にそれを勝ち取った。それは、彼のキャリアで7回めのことである。

また、われわれは、CLフットボールから7年不在を経て、2年連続で取り戻している。そのすべてはPLで3番めに若いスクワッドの功績だ。

えらいひとたち。

ジョッシュ・クロンキ:わたしたちは、ミケルの契約を延長できて非常にうれしく思う。

ミケルはダイナミックで情熱的なマネジャーだ。優れたものを追い求めることにおいては、まったく容赦がない。彼はアーセナルの価値を深く理解し、2019年12月にヘッドコーチとしてクラブに加入してから、彼はチームをさらなるレヴェルへと導いた。アーセナルウェイでだ。

クラブには素晴らしい集団のチームスピリットがある。われわれのなかには力強い関係があり、自分たちのやっていることに対する信念があり、将来にとても期待している。興奮と自信、自分たちのやるべきことをつづけ、そしてともに勝つ。

エドゥ:われわれは、ミケルが新しい長期契約にサインしてくれたことにとても満足している。これは、クラブの全員にとり非常にポジティヴで誇らしい瞬間。われわれ全員が向かっているものの一部として重要なものだ。

ミケルは、クラブ加入初日から彼のクオリティを示してきた。フットボールマネジャーとしてだけでなく、素晴らしい価値ある人間としても。

われわれは、いま自分たちが行っていること、ともに成し遂げたいと思っているものに力強い信念がある。ミケルの新契約は、われわれに安定とはっきりした方向性をもたらすものになる。新たな高みに登っていくための。

本人の弁。

アルテタ:とてつもなく誇らしく感じている。とても興奮するし、つぎになにがやって来るか楽しみだ。わたしは、いま自分のいる場所、クラブのみんなとの関係を誇らしく思っている。

わたしはとてつもなく幸運とも感じている。毎日素晴らしい人たちと仕事ができ、みんな野心もある。とても触発されるし、挑戦されているし、支援されていると感じる。すでにこれまでいっしょにやってきたことよりも、もっとやっていきたい。

選手やクラブのみんなといっしょに、われわれはこれから来るべき時代を楽しみにしている。サポーターもいっしょに。彼らはクラブとチームを感情的に変革してくれた。

われわれのサポーターは、個人も変えてくれた。いまやもう違うチームだ。われわれが違ったものになっていることは、わたしもわかるし、みんなわかるはず。それも彼らのおかげ。

われわれは、これからもともに旅をつづけていけることを楽しみにしています。

アルテタのインタヴュー「自分はラッキーだと思う。なぜなら愛を感じるから」

AFC公式サイトより。8分尺の動画をすべて書き起こしたいのだけど、今日は時間がないので、公式サイトに描き起こされている部分だけ。

アルテタ:わたしは非常に幸運を感じている。なぜなら愛されていると感じるから。尊敬を感じるが、愛されているとも感じる。そこにはじつに特別なつながりがあるとわたしは感じており、選手たちもそうだと思っている。

自分たちの取り組みや、あるいはもたらそうとしているものが、それを超えていくとき、それはとてもとてもパワフルになる。わたしは、そこはクラブにある強みだと思う。

彼ら(サポーター)は、とても困難だったときも多くをもたらしたが、それこそがユニークなのだ。なぜなら、すべてがうまくいっているとき、ボートに飛び乗ることは簡単だから。しかし、より難しい時期であれば、そこにたどり着くために、彼らはかなり多く要求される。

わたしが感情的に考えるのは、彼らがクラブを変え、彼らが個人を変えたこと。そして、いまわれわれは違うものになっている。わたしにとってそれは、彼らのおかげなのだ。

(現在の目標は?)勝つこと。そうでなければならない。そういう目標でなければならない。しかし、そのプロセスを楽しむ必要があることもわかっている。われわれがそれをかなえるためには、毎日自分たちのベストヴァージョンでいる必要がある。

結果は、われわれはコントロールできない。毎日正しいことをやるプロセス、殻を破り、コミットメント、決意、試合のどの側面からも勝つにはどうしたらよいか、試合以外、決意とヴィジョン、それらは、毎日の課題であるべきだ。

そして、最後の結果、それがほしい。マージンは非常に小さく、われわれもかなり近づいていると思う。

われわれはユニークであり、自分たちのやりかたでやることをやる。選手、スタッフ、ボード、オーナーシップ、サポーター、誰であっても人としての楽しみがある。みんながクラブとのつながり、自分たちのやることをとても実感すること。

わたしにとり、どのクラブ、どのブランドも持てるなかで、これは最大の価値だ。そして、われわれはそこに必ずトロフィを加えなければならない。それを叶えるために全力をつくす。

ミケル・アルテタはもっと優秀な数字を残せた

今回の契約で主要メディアがアルテタのいろいろなスタッツで彼の功績を伝えているなか、MOTDがポストしていたこれ。バラゲとのインタビューはたぶん、今回のではなく以前のものだと思うが(以前観た記憶あり)、いま観るとこれもまた感慨深いなと。

彼がアーセナルに来た当初に観たクラブにある混乱、複雑、分断されていてという状況を述懐。それは、アーセナルの本来あるべき価値にふさわしくないもの。彼は、アーセナルでの最初の仕事として、それらを根本的に正していくところから取り組まねばならなかった。

もし彼に最初からもっと整ったスクワッドや環境が用意されていたら、彼が残した数字よりももっと優れたアウトプットだった可能性はある。

以下はすべてThe Athleticより引用。

PL100勝達成までにかかった試合数。

アーセナルの直近8シーズンのPL最終順位。

アルテタ加入後のアーセナルのPLシーズンポインツ。

アルテタのPLトップクラスの高給マネジャーに

最後に彼の新サラリーについて。アルテタは、2022年に契約更新したときにもすでにトップクラスとは云われていたが、今回もPLで最高クラスの給与をもらうことになったとロマーノが云っていた。

『Givemesport』というサイトが報じているところによると、今回のミケルの新サラリーは年俸£15m。これまでも£9mでペップ・グアルディオラを除けばトップだった。

年俸£15mを単純計算すると、週給で£288k。現在の選手の最高給が£280kpwのハヴァーツ(※FBRef調べ)なので、もしかしたらそれに合わせたのかもしれない。

スクワッドのなかでもっともお賃金が高いのがボス。今日日、それなりのビッグクラブでは、選手のほうがマネジャーより多くもらってることが多いだろうが、こっちのほうが健全な気はする。

ところで、このマネジャーのサラリー一覧はどれほど信憑性があるのかわからないが、興味深いな。ミケルのマブダチのIraolaなんか£1m。週給£20k弱ってこと? そしてウーナイは高給。さすがPSGとAFCで仕事しただけある。

 

おわり



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