サウサンプトンについて
PLで6試合を消化し、現在1ptsの19位。勝ちなし。ここまで12失点はワーストではないが、3ゴールはリーグワースト。これでは降格の本命と云われてもしかたない。
ボスのRussell Martinは、去年クラブをチャンピオンシップからPLに昇格させた功績あり。選手時代は2010から2018までノリッチでプレイしていたというので、アーセナルともPLでの対戦経験があるのかも。
この夏の大きな補強は、もちろんアーロン・ラムズデイル。それと、Taylor Harwood-BellisというCBを€23mとなかなかの金額でマンシティから獲得している。
それと日本人的には、Yukinari SugawaraというRBをオランダリーグから獲得。日本代表で13キャプス。
あとAdam Lallana(36)がいた。ブライトンから移籍。
フォーム
PLはここまで6試合でLLLLDL。彼らもこのうちの2試合で退場者を出している。シンパシー。
この6試合のうち半分の3試合でゼロゴール。深刻なゴール不足。
ただし、これがxG(チャンス量)だとリーグ11位という好成績なので、つまり彼らはフィニッシュに大きな問題がある。チャンスをゴールにコンヴァートできない。
xGと実際のゴールとの差はマンUがトップなんだが(大笑い)、セインツはそれにつぐ2位。なにかの間違いでゴールが決まるときはある。あなどれない。
チームニュース
Jack Stephensがサスペンションでアウト。彼は先月のマンUでのレッドカードで3試合バンを終えたのに、その試合でレフリーに暴言でさらに£50kの罰金と2試合追加バンになったという。しかもこのひとキャプテン。ウケる。
Will Smallbone、Kamaldeen Sulemana、Gavin Bazunuがアウト。
Head to head
アーセナルは、サウサンプトンとの直近6試合(FAカップ1試合を含む)で、W2 D2 L2。さすがに50/50は、いと信じがたし。だが事実だ。
ただし、アーセナルはホームでのリーグ試合ではサウサンプトンに28試合無敗。最後に敗けたのは1987のハイバリー。
サウサンプトンの戦術について by エイドリアン・クラーク
AC:Russell Martinは、今シーズンを昨シーズン同様3-5-2で始めたが、それから4-2-3-1に変更している。今回もそれで来るだろう。彼らはふだんは生産性があり、ポゼッションがなくともよく組織されている。そして、ブレイクからのプレイも非常に優秀。
彼らは、GKからショートパスを好み、ボールを流動的に移動させる。ポゼッションは彼らのコアとなる強みで、6試合の後、彼らよりパス成功率がよいのはマンシティだけであり、彼らがうまくやれるときは、どんな相手も切り裂ける。
しかし、バックからのプレイで危険なエリアでリスクを取ることで、セインツは頻繁に相手にゴールを献上している。アーセナルのプレッシングゲイムがシャープであれば、そここそがアーセナルが成功できるエリアだとアルテタは感じるだろう。
彼らのその他の目立った問題はゴール不足である。Adam Armstrong、Ben Brereton-Diaz、Ross Stewart、Cameron Archerは、2部リーグではゴールスコアラーを証明してきたが、 PLレヴェルが相手では難しいとわかるようになってきた。
しかし、18才のRW Tyler Diblingは、グリーリッシュやESRとも比較されるほどの際立ったバランスとフットワークの持ち主。彼のフォームからしても彼がデインジャーマンだと認識すべき。