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【マッチレビュー】24/25 UCL アーセナル vs PSG(1/Oct/2024)欧州巨人にみせた成熟した大人のパフォーマンス

試合について

アーセナルのファースト11

SofaScoreより。

4-2-3-1

ハヴァーツ

マルティネリ、トロサール、サカ

ライス、パーティ

カラフィオーリ、ガブリエル、サリバ、ティンバー

ラヤ

サブは、キヴィオール(46 ティンバー)、メリーノ(64 パーティ)、ジェズース(74 トロサール)、MLS(90 サカ)

 

ぼくの予想とは違ったけど、ふつうに考えてこれがいちばんありえたか。スタートはPLレスターと同じ11人だった。

しかし、ミケルってひとは、ほんとうに冒険をしないひとだね。つねにベストな選手を起用し、そのレギュラーチーム(のフィットネス)にとことんチャレンジする。追い込む。

この日のスクワッドのサプライズは、もちろんベンチに入ったメリーノ。この試合のスクワッドに含まれるという噂はあったが、ほんとうに招集され、しかも実際にプレイするとは思わなかった。

彼は30分程度のプレイで、記録としてはタッチが16、パスが6/7。そして気になるデュエルが4/6(※地上のみ空中なし)。地上デュエルは、パーティが1/1、ライスが4/5ということを考えると、さすがデュエルモンスターという数字であった。

それと、MLSが短い時間ながらこの試合でCLデビューした。期待のワニエリは出番なし。

マイルズのママも息子のCLデビューに大興奮。いい日だなあ。

マッチスタッツ

Sky Sportsより。

ポゼッションは、アーセナルが前後半ともに30%台。ホームながら、試合を通してアウェイチームにボールは譲ったが、アーセナルはボールを持たずに試合をコントロールするという、したたかさを見せた。

アーセナルは前半を2-0で終わらせると、後半は攻撃への意欲が減退したように観え、ギアを下げた感じはあった。そして、アーセナルがゴール前でディープブロックをやり始めると、どんな攻撃的なチームもゴールを決めるのが難しくなるのは、しばらく前のマンシティもPLで経験したとおりである。ましてや11人なら。

攻撃モメンタムのチャートを観ても、前半を含め、アーセナルが攻撃で圧倒した時間帯はほとんどないことがわかる。だが、試合を通してほとんど危なげなかった。

Opta AnalystによるxGは、0.76 vs 0.41。

PSGはこの試合で10ショッツを放っているが、ショット単体で0.10 xG以上を記録したものはひとつもなかったという。まさにシャットアウト。全体的には、試合は攻撃面では低調な、お互いあまりはっきりしたチャンスの多くない試合になった。

PSGは、あれだけファイナルサードでボールを持ちながら、ゴール前に十分な数の危険なボールを入れることはできず。アーセナルが、相手にボールを持たせてゴール前は人数をかけてきっちりブロックするという、いつもの守備のやりかただった。このやりかたが嫌われるのはよくわかる気がするな。だってやられたらムカつくもの(笑い)。

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