試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-2-3-1
ハヴァーツ
マルティネリ、トロサール、サカ
ライス、パーティ
カラフィオーリ、ガブリエル、サリバ、ティンバー
ラヤ
サブは、キヴィオール(46 ティンバー)、メリーノ(64 パーティ)、ジェズース(74 トロサール)、MLS(90 サカ)
ぼくの予想とは違ったけど、ふつうに考えてこれがいちばんありえたか。スタートはPLレスターと同じ11人だった。
しかし、ミケルってひとは、ほんとうに冒険をしないひとだね。つねにベストな選手を起用し、そのレギュラーチーム(のフィットネス)にとことんチャレンジする。追い込む。
この日のスクワッドのサプライズは、もちろんベンチに入ったメリーノ。この試合のスクワッドに含まれるという噂はあったが、ほんとうに招集され、しかも実際にプレイするとは思わなかった。
彼は30分程度のプレイで、記録としてはタッチが16、パスが6/7。そして気になるデュエルが4/6(※地上のみ空中なし)。地上デュエルは、パーティが1/1、ライスが4/5ということを考えると、さすがデュエルモンスターという数字であった。
それと、MLSが短い時間ながらこの試合でCLデビューした。期待のワニエリは出番なし。
マイルズのママも息子のCLデビューに大興奮。いい日だなあ。
good vibes pic.twitter.com/eTrpCy0iQH
— kwsi. (@jpeeqay) October 2, 2024
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
ポゼッションは、アーセナルが前後半ともに30%台。ホームながら、試合を通してアウェイチームにボールは譲ったが、アーセナルはボールを持たずに試合をコントロールするという、したたかさを見せた。
アーセナルは前半を2-0で終わらせると、後半は攻撃への意欲が減退したように観え、ギアを下げた感じはあった。そして、アーセナルがゴール前でディープブロックをやり始めると、どんな攻撃的なチームもゴールを決めるのが難しくなるのは、しばらく前のマンシティもPLで経験したとおりである。ましてや11人なら。
攻撃モメンタムのチャートを観ても、前半を含め、アーセナルが攻撃で圧倒した時間帯はほとんどないことがわかる。だが、試合を通してほとんど危なげなかった。
Opta AnalystによるxGは、0.76 vs 0.41。
PSGはこの試合で10ショッツを放っているが、ショット単体で0.10 xG以上を記録したものはひとつもなかったという。まさにシャットアウト。全体的には、試合は攻撃面では低調な、お互いあまりはっきりしたチャンスの多くない試合になった。
PSG had a good amount of final third possession but managed just 12 open play deep completions.
That is very good from the Arsenal defense pic.twitter.com/mmOYksJB28
— Scott Willis (@scottjwillis) October 1, 2024
PSGは、あれだけファイナルサードでボールを持ちながら、ゴール前に十分な数の危険なボールを入れることはできず。アーセナルが、相手にボールを持たせてゴール前は人数をかけてきっちりブロックするという、いつもの守備のやりかただった。このやりかたが嫌われるのはよくわかる気がするな。だってやられたらムカつくもの(笑い)。