久しぶりに楽しい試合だと思って観ていたんだけど。いつの間にか、あれがああなって、あれがこうなって。
いちおう試合には勝ったしクリンシートもキープしたのに、試合後の気分はDAZ~Nとしたものに。
ただでさえ足りないスクワッドにさらなる犠牲者が発生。試練がつづくなあ。もしかして神様がみているのかな?
試合をふりかえろう。
アルテタの試合後コメント「(マルティネリ)じつに脅威だった」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:(マルティネリ)ゴール、パフォーマンス、彼はとてもシャープに見えた。彼は(ボーンマスでは)95分もプレイしなかったし、その大部分は10人だった。彼には違うリズムがあった。違うギアがあり、彼はじつに脅威だった。
この形式では、目標を達成するにはホームで勝つことが超重要になる。
われわれは、とてもよく試合を始めた。前半はほんとうに支配的だったと覆う。何度もチャンスをつくり、わたしの記憶では4つだが、決めなければならないビッグチャンスがあった。しかし、それをしなかったので、相手にやや希望を与えてしまった。
後半も、よいスタートで、そのあとに少し下がり始めた。それは、たぶんフィジカリーとメンタリーで、2日半前に支払った代償だ。しかし、それは重要だったのだが、われわれははっきりせず、意図なくプレイし、ボールを渡してしまうようになり、前半のようなリズムを持てなくなった。
シャフタールの功績もある。彼らはいいチームで、スペイスでは問題をつくれる。そのあとこちらにペナルティで試合を終わらせるチャンスがあったが、またそれをせず。さらに相手に希望を与え、こちらは下がることになり、なんとか試合を終わらせようとするようになった。結局、結果は得たので満足している。
(リヴァプール)CLで勝つことは、つねにとても素晴らしく重要なことだ。われわれは明日から準備を始め、リヴァプール戦ではここは揺れなければならない。サポーターにはできる限りのポジティヴエナジーをチームにもたらしてほしい。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(今夜はお仕事完了……)
アルテタ:ふたつのとても違うハーフがあったと思う。最初のは、こちらがとても支配的で、大きな大きなチャンスを4つつくり、それらを決めるべきだったし、あの支配なら試合を終わらせるべきだった。
そして後半は、全く違うものになった。チームは疲れて見えたし、ボールがないときに奪い返そうというシャープさが欠けていた。そして、ボールを相手に渡すようになってトランジションを許した。
われわれには、またふたつビッグチャンスがあって、ビッグペナルティをミスし、それを乗り越えてあらたに始めるための感情は難しくなった。
だが、相手もよかった。彼らは強いチームでスペイスを与えれば、あるいはこちらがフィニッシュまで行けなければ、彼らのランの時間であり脅威だった。
全体的に、これぞCL。勝って、クリンシート。前へ進もう。
(ベン・ホワイトとカラフィオーリ……)
ベンはわたしの判断。彼はカードをもらっていたので、もう10人でプレイするのはたくさんだったから。彼らはあちらのサイドでかなりのインテンシティがあり、多くの攻撃の選手もいたため、リスクを取りたくなかった。
リッキーについては、ちょっと違う。彼には違和感があった。その程度についてはわからない。これはいいニュースではない。
(日曜のリヴァプール戦のチーム……)
われわれは、IBのあと、2日半前にプレイしている。ブラジルやら多くの国からのフライトのあとだ。だから、わたしはここでちょっと落ちるかもしれないことは予想していた。
そして、われわれは前半にあれだけやってゴールにしなかったことと、スコアラインもあり、われわれはその代償を多少は払うことになったと思う。
われわれが自分たちで難しくしてしまったのは、自分たちからボールを渡し始めてしまったからで、正しいエリアでボールを奪うこともなかった。そして試合はよりオープンになった。
だが、われわれには4日間ある。日曜にはきっと飛べるのでわたしを信じてほしい。
(今週は週末に向けての準備がよくできそう……)
われわれはなにをやるべきかレビューすることになる。1日オフのあと2日かけて試合の準備をする。日曜まではまだあるし、そのときにはよくなっているはず。
(マルティネリのパフォーマンスについて……)
彼は非常にシャープにみえた。とてもフレッシュで、ピッチの誰よりもフレッシュだった。ボーンマスでも気付いたように、違いがあった。彼にはさらなるギアがあり、さらなるレベルの脅威を加えた。彼は試合のスタートもとてもよかったし、今日は素晴らしいパフォーマンスだった。
(トロサールがペナルティを担当する決断……)
イエス。彼らが決めた。ペナルティのテイカーはふだんはブカヨかマーティンで、その後ろに2-3人の候補がいる。彼らが決断し、残念にもレオはミスしたが、それはあなたの云うように機会を逸したのだ。
(ガブリエル・ジェズースはベストに戻りつつある?……)
とても重要なことは、彼がいろいろなポジションや役割でプレイできることだ。彼の姿勢は素晴らしかったし、ふたつのビッグチャンスをゴールにできなかったことはとても不運だった。その他の多くのエリアでは、彼はよかったし、われわれには全員が必要だ。
(できるだけ早くCLで勝ち抜けすることの重要性……)
そうなれば素晴らしいが、現時点ではテーブルを見れば非常に難しい。なぜなら、明日にはそれは変わっているし、試合の量もあるし、いろいろな相手と対戦する。だがCLでは勝利、とくにホームでの勝利が、この形式ではとくにカギになる。クリンシートをキープすることも。
しかしあなたが云うように、ケガの量や状況にも対処していく必要がある。
サカはリヴァプールもアウト?
公式サイトの書き起こしでは省略されているのか、ここにはサカに関するコメントがない。ロマーノが伝えていたこれ。
アルテタ:カラフィオーリが交代せねばならなかったのは、ちょっと心配だ。様子を観ていく。
リヴァプール戦のサカ? ありそうにない…… 彼はケガをしてから、まだ一度もトレインしていない。
リヴァプールを煙に巻くためのミケルの三味線という説もあるが、真相やいかに。
ガブリエルの試合後コメント「ファンに3ポインツもたらせた」
ビッグガビの試合後インタビューは珍しい。AFC公式サイトより。
ガブリエル:難しい試合だったけど、3ポインツとった。ホームのファンの前でプレイできたのもうれしかった。この勝利を彼らにもたらせたことは、ぼくらにもクラブにもよいことだ。
ぼくらはとてもハードにワークした。しかし、もちろんクリンシートをキープできて、なにより3ポインツがとてもうれしい。
(またDF危機?)全員がオーガナイズされてるから大丈夫! みんなが適応するために話す必要がある。
オーデガードの試合前コメント「どんどんよくなっている」
これはプレビューエントリに加えるべきだったのだが、それをアップしたあとに公式サイトで公開されたので気づかなかった。ケガのことなどについて話しているので、ここで紹介しておこう。いつものマッチデイプログラムのキャプテンノート。
オーデガード:この数週間は、復帰のためにとてもハードに取り組んでいる。そして、今晩のようなCLのこんな大きな夜を逃すなんて、よけいに決意とやる気を感じている。できるだけ早く戻りたい。
ぼくは毎日どんどんよくなっていると感じている。でも足首のケガには浮き沈みもある。ある日には、とてもよくても、そのあとまた少しぶり返したりする。でも全体的にはよくなっているから、かなり復帰に近づいてきたと思う。
ジムでたくさんワークしているんだ。最近は反重力(anti-gravity)のトレッドミルを使っていて、あれはとてもよいね。体重をかけずに済むから。とくに始めたときは、とてもよかった。足を保護してずっと使っていなかったのに、あんなふうにまた走れるなんて。あれは、とてもよいフィーリングで、ふだんどおりに戻ることを助けてくれる。
ぼくの見方からすると、TVで自分たちの試合を観るのはまた違う見え方がある。それで多くのことも学べると思っている。全員の選手の動きもわかりやすいし、チームメイトたちを観るのもそうだし、相手がなにをやっているかも観て、とても多くを学べる。どうやったらもっとうまくなれるかの考えをもたらしてくれるし、もっとよくチームメイトたちを観ることもできる。
ピッチ上ではふだんは気づかないような小さなディーテイルを観るにもいいかも。でも、云ったように、そこに関われていないことはフラストレイションがたまる。
たとえばサリバのレッドカード、ぼくは最初イエローで十分だと思ったし、レフリーも同じだった。彼にははっきりとした視界があったし、だからVARが彼の決断を変えたことは奇妙に感じた。それは済んだことだから、もうつぎの試合を見据えて先に進まなきゃいけないけど。
CLは、ぼくらにはビッグゲイムになる。シャフタールはこのコンペティションで経験豊富なチームで、以前レアル・マドリッドで彼らと対戦したときのことを思い出すと、彼らはこのコンペティションを知り尽くしているよ。
ラヤ夫妻のシーツの件、ドギツイ下ネタで茶吹き出しましたw