こんにちは。すっかり熱も冷めたところで試合レビュー。
試合は、期待していた快勝というほどではなかったけど、楽勝ではあったかな。
今日日PLチームに楽勝などと云えば、おごっているとひんしゅくを買いそうだが、事実なのでしかたがない。 相手のSoTがゼロなら、やはり楽勝の部類だろう。
Arsenal conceded 0.00(xGOT) against West Ham.
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) October 4, 2025
ということで、アーセナルはホームでウェストハムに順当に勝利。2年連続の敗けをここで止めたのだった。苦手なミッドテーブルチームにもちゃんと勝った。えらい。
そしてさらによかったのが、この試合のあとに行われた#CHELIVの結果。
わしは日曜の朝、目覚めてからハイライトを観て思わずガッツポーズ。リヴァプールはCLを含めてこれで3連敗という。彼らの馬脚の現しかたが、いっそすがすがしい。あんなふうにいつも劇的に勝てるわけがないし、パレスにつづきチェルシーでも逆に劇的にやられているのがナイス。調子に乗って借りすぎた金をちょっとづつ返してる感ある。
これでアーセナルが単独トップに。
そしてそして日曜の#EVECRY(※U-NEXTはカマちゃんがいるのに英語コメンタリでナイス。音声を消さずに済んだ)。あの展開からまさかのエヴァトン勝利によって、ここまでのパレスのPL無敗がなくなり、われらのHappy Invincible Dayに。
これから2週間のIBに入ろうというタイミングで、なんとよき週末だったのか。※ケガ除く
土曜の試合を振り返ろう。
Saka and Rice seal Arsenal win over West Ham
アルテタの試合後コメント「(新MFトリオ)ケミストリを見せるまえに終わってしまった」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:このクラブで300試合はとてもうれしい。
この美しい旅ではとても多くの人たちに感謝せねばならない。今日われわれは勝利を祝いたかった。
ここからはインターナショナルブレイクに入る。われわれは、どのコンペティションでもとてもいい位置にいると思う。
(サカの200試合)彼の選手としての進化を目撃するのは喜びだ。彼の成熟があり、彼個人の人生もある。チームやクラブ、ナショナルチームのなかでの役割も進化している。
わたしは彼がやっていることはすごいことだと思う。彼の年齢での数字、チームのなかでのインパクト。それを近くで観ていられるのは特権であり、これからもっともっとそれを観られることを願う。
(ズビメンディ)スーパー。このリーグではホールディングMFはもっとも難しいポジションのひとつなのだから。
われわれは彼のクオリティを知っているが、このようなビッグクラブで、毎週対戦する相手もあり、すぐにその役割をまっとうすることはとても難しい。彼は正しい軌道にいると思うし、チームをとても助けている。
(今シーズンは10試合中8試合で勝利。7つのクリンシーツ)それにはかなりの集中や覚悟、規律が要求される。そしてわれわれにはチームの全員にそれがある。それは素晴らしいこと。
バックラインやダヴィドだけでなく、それがチームの習慣なのだ。守備に前向き。そしてもちろんボールを持てば支配的になれる。守備の時間をできるだけ少なくできる。だから全体的にとても満足。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(今日の勝利……)
- 直近2試合はとても特別だった
- ニューカッスルとはこれまでの歴史があり、たくさんの傷跡もあったし、学びも多かった
- そしてウェストハム。ホームで2シーズン敗けてきた
- わたしはチームにこれは大きな機会だと云った。シーズンはかなり困難なフィクスチャで始まり、ケガもあった
- しかしそれでもチームはパフォームし、プレイし、今日も完璧な試合で失点を許さずに勝った
- IBにとてもいいスピリットで入っていける
(オーデガードのケガについて……)
- 彼はひざとひざをぶつけたと思う。すぐに違和感があった
- 彼と話してみたが、あまりよくないようだ
- 彼はギプスをつけた。ドクターに診せてどうなるかだ
- 彼のケガはどちらもとても不運だった
(今シーズンのオーデガードのケガの不運……)
- われわれはシーズンの始まりにも彼がいなかった
- 二度肩をケガし、そしてこのケガ
- だから、このケガの程度を知るために待たねばならない
- われわれには代替策もあるが、彼は攻撃ではまったく違う次元をもたらせるチームのキャプテン
- そこまで悪くないことを祈る
(LBながらどこでもプレイしていた。カラフィオーリの役割は?……)
- たくさんのダイナミズムがあり、ときにケイオティックですらあった
- 彼のダイナミズムと、つくれるスペイスやチャンスは相手にとってはとてもコントロールが難しいと思う
- とくにとてもオーガナイズされたチームにとっては
- チャンスをつくるには相手の組織を邪魔する必要があり、われわれはそれをとてもうまくやれていたと思う
(ライスの交代について……)
- 彼は大丈夫じゃなかった。彼はわたしに交代を要求した。残念なことだ
- 彼は背中に痛みがあり、プレイをつづけられなかった。
- デクランにはめずらしいことで、彼のことは見てみなければならない
(ベンチのクオリティ……)
- それがほしかったもの
- だが、今回は理想的ではなかった。なぜならラインナップには明確な意図があり、やりたいこともあったのに、マーティンのケガのために数分しかもたなかった
- しかしよかったことは、ほかの誰かを入れることができたこと。当初の意図とはちょっと違ったが、それでもとてもとても効果的だった
(ベンチから入ったズビメンディにどれほど満足?……)
- とくに相手がこちらのMFに合わせてきたので、ズビとつくるスペイスはよかった
- 相手の意図や最初のフェイズでの協力プレイがなくなったのも、素晴らしかった
- たくさんのダイレクトプレイがあり、セカンドボールがあったので、われわれがつくりたいものやコントロールしたいこと、支配したいことがあり、それが彼を入れた理由
(今日の新しいMFトリオについて……)
- われわれはもっともっとケミストリがほしいし、もっと長い時間プレイさせたかった
- だが、彼らの息が合い、解決策を見出す前に終わってしまった。マーティンのケガが早すぎた
(あなたの300試合めを勝利で終えた……)
- とても誇らしい。このクラブでも大きな数字
- わたしは全員に感謝したい。とくに初日からわたしといっしょにいるコーチングスタッフ。彼らなしでそれをできなかった
- まずは仕事、つぎに楽しむこと。わたしには世界でベストの人たちが周囲にいる
- そして選手やスタッフも。わたしがもっといいコーチになるのを助けてくれた。わたしを触発し、楽しませてくれた
- わたしは勝利を祝いたかったから、それをできてうれしい
- このあとはIBに入り、それを楽しみ、準備にも使う。つぎのブレイクまではまたとても難しくなるから
(サカのPLでのゴール関与が100に到達……)
- 200試合で100ゴール関与という数字は信じられない
- 彼の年齢、やっていること、そのやりかた。とても素晴らしい
- それがわれわれに必要なタイプの選手
(今後のフィクスチャで宣言をしていく……)
- これからの試合がどれほど難しいかわれわれもわかっている
- しかし、われわれはここに来たかった。なぜならとても難しい試合が待っているし、そこにはトップチームもいる。アウェイ試合もある。ケガ人もいる
- われわれは選手についてたくさんのことを調整する必要があり、大きなケガや手術まであった
- だからこれは挑戦だった。だが、それでもチームはとても納得できるパフォーマンスをしており、それは継続すべきいいプラットフォームになっている
(スクワッドのロテイションの重要性……)
- 決定的
- われわれは3日ごとにインテンシティあるプレイし、相手からの要求もある。同じ選手でつづけるのは不可能
- だから、代わりに入ってくる選手がいて、レベルを上げねばならないし、彼らがチームの勝利を助ける必要がある
- われわれはこの期間、それについて何度も何度も話しており、とてもポジティヴだと思う
ブカヨ・サカの試合後コメント「(ヨクレス)ぼくらが勝てている大きな理由のひとつ」
200試合で100ゴール関与(G55 A45)。24才と29日。じつはもう24才ということに驚き。試合後のインタビュー。AFC公式サイトより。
BS:祝ことがたくさんだ。美しい勝利だった。
PL200試合めでまたゴールできた。だからとてもうれしい。とても誇らしい。
これは当然のこととは思わない。とくにこの数カ月で試合でプレイできなかったときはスタンドから観ているしかできなかったから。だから、今夜は勝利と復帰を楽しむつもり。そしてブレイクのあとはまたあらためてやっていく。
ぼくはチームメイトのためにただベストを尽くしたいだけ。このクラブが勝つためにプッシュしたい。
(試合で90分プレイするのは今シーズン2度め)もう90分プレイできるようになれて、ぼくも気分がいい。試合の終わりに向けては、正直ちょっと疲れちゃったけどそれがふつうだ。でも90分足ももったし、勝てた。そしてイングランドへ行く。NTでもたくさん試合を欠場しなきゃならなかったから。だからそこに戻れることがうれしい。
ここまではほんとうにタフなフィクスチャだった。タフなアウェイもあった。でも、ぼくらはここでブレイクに入ることは喜べると思う。いいポジションにいるし、シーズンの終わりまでプッシュしていける。
Mirrorの記事ではもうちょっとつづきがある。
(200試合めの朝にはティエリ・アンリからのメッセージ)彼はよくメッセージをくれるし、ぼくも彼によくメッセージするよ。 この関係にはとても感謝している。
ぼくらみんなが彼を知っているし、彼がこのゲイムでやってきたことを知っている。とくにこのクラブで。学ぶのに彼よりいいひとはいない。だから、毎度彼から助言をもらってそこから学べるのは喜び。
たまに、ちょっと考えてしまうこともあるよ。これってマジであのアンリ? でも、いまはそれに慣れつつある。彼とはとても親しいんだ。彼はぼくをとてもプッシュしてくれるし、クラブのこともプッシュする。彼はぼくらに勝ってほしい。彼はファンでもあるから。ナイスだ。
(ペナルティをヨクレスに譲らなかった件)そうだね、ぼくはボールをつかんだとき、それを蹴りたかった。それがそのときの気持ち。とりあえず、チームのなかで話はしているけど、それは秘密にしておくよ。これ以上もう何も云わないよ!
(ヨクレスについて)ヴィクターはとてもとてもよくプレイしている。彼がこれからゴールを決めていくことになんの疑いもない。
彼がチームやチームメイツにもたらすものに、ぼくらもとても感謝している。彼はボールを保持できるし、ランもできる。それが彼がチームにもたらすもの。 彼は、ぼくらが最近の試合で勝っている大きな理由のひとつ。
彼のゴールはいずれ来る。ぼくらもそれがわかっている。それを信じているし、彼を信じている。そこへの疑いはないと思う。彼はこれからもプレイするし、毎試合でベストを尽くしている。
Nuno Espirito Santoの試合後コメント「アーセナルにロープに追い込まれ抜け出せなかった」
勝ったので。
NES:アーセナルにはロープに追い込まれた。試合の多くの部分で、われわれはほとんどそこから抜け出せなかった。
われわれの守備ではいい部分もあったが、タフな試合だった。 これからかなりのワークが必要だ。試合のすべての部分で。
今週はたくさん変更があり、たくさんの新しいこともあった。IBは、それを落ち着かせるためにもありがたい。
試合のすべての側面で問題を解決せねばならないし、団結や一体感をつくらねばならない。トレイニンググラウンドでのハードなセッションでそれを修正し、進歩させる。
今回の試合で結論を出すのは難しいし、それが事実であることをわれわれは悔しく思っている。だが、試合を観ればこちらにも組織やコンパクトさはあった。セットピースにもちょっとした進歩があった。
同時に、ポゼッションでは多くのネガティヴがある。チームはややモビリティを欠いていた。
ウェストハムのサポーターの皆さんのあったか~いコメンツ
BBC Sportの試合記事には、コメント欄があって、今回たまたま見ていたらハムサポらしき皆さんの謙虚なコメンツが並んでいた。ちょっと紹介しよう。
ウェストハムのファンだよ…… ぶっちゃけ今回は昨シーズンの繰り返しにはなりそうになかったね。今日はズタズタにされなくてよかったと思う
正直、いずれにせよこちらが勝つようには思えなかった。でも、これがPotterなら4-0か5-0で敗けていただろう。これで世界が終わるわけじゃない。われわれはIB後のブレントフォードとリーズに集中しないと。Nunoを信じる。COYI!
アーセナルはわれわれに勝つにふさわしい。彼らはバックがソリッドで、いい攻撃もある。とてもいいバランスのあるチーム。 今年こそ彼らが勝つといいね。ライスがタイトルを掲げるところが観たいよ
TWのTLで、年がら年中インフルエンサー同士の罵りあいを観ていると、こういうのでなんかホッとする。