デイヴィッド・オーンステインが「サカとの契約は今週中にはアナウンスされる」と報じてから数時間。アーセナルFCがブカヨ・サカとの新契約を発表した。
Signed da ting! 😉
✍️ #SakaSigns pic.twitter.com/4iNGDknUcw
— Arsenal (@Arsenal) July 1, 2020
公式がノリノリである。
サカがアーセナルと長期契約を結ぶ
Bukayo Saka signs new long-term contract
かねてよりサカのアティチュードを称賛していたボス、ミケル・アルテタのコメント。
アルテタ:ブカヨは才能があり、賢いヤングプレイヤーだ。彼のワークエシックと学ぶことや適応することへのアティチュードに、わたしは感心した。彼のパフォーマンスにはそれが結実している。
わたしは彼とひきつづきワークし、より成長させられることにエキサイトしているし、彼にもチームを目標まで導いてもらいたい。
テクニカル・ダイレクターのエドゥもコメントを寄せている。
エドゥ:これは関係者全員が望んでいたもので、ブカヨが新しい長期契約にサインしてくれたことをみんなが喜んでいる。
彼は素晴らしく成長しており、われわれのアカデミーが輩出したヤングプレイヤーズのひとりでもある。これはわれわれがクラブとして前進するためにとても重要だ。
“Sign da ting”したサカ「すべてのコーチ、スタッフ、アカデミーのみんなに感謝する」
オフィシャルサイトのインタヴュー。
サカ:(アルテタの影響について)まずはぼくはウナイ・エメリについて話さなきゃならないと思う。なぜなら彼はぼくをとても信頼してくれたし、チャンスも与えてくれた。これからもずっと彼らには感謝している。
それと、もちろんフレディ・ユングバーグだ。彼はいつも彼のやり方でアドヴァイスをくれて、毎日成長しているという実感を与えてくれた。何人ものコーチの下でプレイしてきたけれど、もちろんミケルはすごい。
彼はすごくたくさんのディーテイルを、とてもクリアにして教えようとしてくれる。そんなグレイトなコーチがいるだけでもすばらしい。未来は明るいし、だからぼくはここにいられてうれしいんだ。
(アカデミー時代を振り返って自分を形づくったものは?)起きることのすべてが目まぐるしい。去年はコルニーから来た。フレディはコーチのひとりで、アーセナルにはたくさんのコーチがいてそのひとりだった。ぼくをとても信頼してくれた。以前にはKwameもいたし、Ken、Greg、Ryan Garryもいた。コルニーのすべてのコーチに教わってきた。みんなぼくを信頼してくれてファーストチームに入れるようプッシュしてくれた。
(契約延長が)こんなに早く実現するとは思っていなかったんだけど、用意はできていたし、どんなチャンスも逃さない準備はできていた。幸運なことにそれが実現し、ぼくはただもう自分がいまいるところにハッピーだ。
振り返ったとき、ぼくはすべてのコーチ、コーチングスタッフ、そしてアカデミーのみんなに感謝する。ほんとうにぼくの旅を助けてくれてサポートしてくれた。
(シニアチームで助けになったのは誰?)たくさんのひとにほんとうに助けられてきた。そんなふうに誰かにというのはアンフェアだと思う。なぜならぼくはここへ来てからずっと歓迎されていると感じていたし、愛されていると感じていた。
いま彼らはブラザーみたいな感じで、いつでも彼らと話せるし、何でも話せる。いつだってぼくのためにそこにいてくれるんだ。
とくにひとり挙げるとすれば、ダヴィド・ルイースと云わなきゃならない。彼は大きなハートを持つひとで、試合についての経験も豊富にある。
彼はいつも自分のやり方で若い選手全員にアドヴァイスをくれたり助けてくれる。彼らにも訊いたら、必ず彼らも彼にどれだけサポートされているか話してくれるはず。スクワッドのとても重要なメンバーなんだ。
(ファンがずっと待ち望んでいた)こんなに長い時間がかかってしまって申し訳ない。ファンにとってどれだけのものなのか、見てきたから。
このところはぼくはファンたちの情熱をずっと見てきた。どれだけ愛情があるか。そしてそれがつまりぼくを幸せでいられるすべてなんだと。ただそれを続けていきたいと思ったんだ。
(ソーシャルメディアでSign da ting!を叫んでいたファンにメッセイジ)彼らのひきつづいてのサポートには感謝したい。ぼくにはとても意味があることなんだ。このぼくが契約にサインし延長したニュースが彼らにとってもうれしいものであってほしい。ぼくは「signed da ting」をやった。みんなハッピーになってほしい。
ぼくもチームもこれからもトライして前進して、みんなをもっとハッピーにできるよう全力を尽くすと約束するよ。
文字起こしされたものだけを訳したが、ヴィデオで話している前半半分くらいごっそり抜けている。1:30あたりからのやりとりをぜひ確認してほしい。。アーセナルとサインを決めた決め手は何かと訊かれ「アーセナルだよ? C’mon だってアーセナルなんだよ」みたいに答えるサカ。キミには10年契約を与えたい。
※追記:文字起こしされたものだけと書いたが、これをアップした後に続々とサカ関連のコンテンツが投下されていてヴィデオの文字起こしはほぼ揃っているようである。あとはオフィシャルサイトで確認プリーズ。
サカの契約を喜ぶアルテタ「成熟、賢さ、勇敢、パーソナリティがある」
アルテタ:(ブカヨが契約にサイン)とてもうれしいね。完全に新契約に値する。思うに、彼はこのクラブの拠り所となるあらゆる価値をレペゼンしている。
彼はアカデミーからやってきた。そしてハードワークとアカウンタビリティで尊敬を勝ち取ってきた。そして選手としても人間としても成長を見ることができる。
彼はチームメイツにもとても好かれている選手で、そこがわたしも好きなところだし、よりよくなるという大きな渇望もある。だからこれをいまやることは完璧なんだと思う。
(プロジェクトの未来にとりブカヨはどれだけ重要?)とても重要だ。なぜならクラブのメインとなる基礎のひとつにはアカデミー出身というのがあるからさ。
だからまずアカデミーでブカヨとともに数年貢献してきた全員に感謝するし、コーチ、アカデミーのディレクター、おそらくはペア(メルテザッカー)も。彼らはグレイトな仕事をしてきた。
(ピッチの内外で彼のどこに一番感心している?)彼の成熟、賢さ。それにピッチでは勇敢で、プレイするときのパーソナリティも。
それは彼のパーソナリティなんだ。彼がファイナルサードで負うリスク。彼はいつでも何か起こしたいと思っていて、自分がまだ18才だとかも恐れもしない。それは彼がもっている美点のひとつだ。
彼の自信とどれだけ謙虚か。いつでも学ぼうとしているし、進歩しようとしている。それが決定的だ。彼の毎日のトレイニングはトップであり、それが彼のプレイしている理由なんだ。
以上。
ちなみに、契約年数については明らかにされていないが、どうも4年契約だという説がある。。
うーん18才の選手なら5年くらいが当たり前のようにも思えるが。4年契約がほんとうなら、そのあたりにこの契約が合意に至るまでの難しさがあったのではないかと思わずにいられない。
まあなにはともあれ、とにかくめでたい。チームのベストプレイヤーがひとまずは将来をコミットしてくれたのだから。喜ぶしかない。
C’mon you BUKAYO!
めっちゃホッとした!!
優先的に起用してたし、アルテタが今後も色んな攻撃面でストラクチャーを組んでくときに、左ワイドでティアニーと共に核となるべき選手! 良かった良かった
バロガンも早く、、飛び級してる選手をいきなり逃すなんてありえちゃいけないぞ、、、
ここで5年、6年と契約してない時点で割と現実見てますね
プレミアリーグという舞台で、
チームでもスタメンを勝ち取っていて、
今後もさらに成長していける環境なので喜んで契約延長してくれたと思います。
仮に4年契約でその間更新しなかった場合、
あと2,3年でアーセナルが彼の満足する位置や環境を持っていないければ、
過去に起きた悲しい出来事と同じ道を辿ってしまいそうですが
良かった!
実際の話、契約が残り2年になる頃にはどれだけ大物になってるか分からない。
次をカネだけで残留させようとしたら、いくらかかるだろうか?と弱気にもなるけれど。
しかしカネの問題ではなく残りたくなるほどの良いチームになればいいわけで。
サカが残ってくれたお陰で、それはずっと簡単になったと思う。
サカほどの選手がこのチームに未来を感じてくれた。これは嬉しい。