先日のエントリにちょっとしたツッコミがあった。
てっきり今年マンチェスター・ユナイテッドがヨーロッパリーグ(EL)で優勝すると、EPL4位クラブがCL出場権を失うものだと思っていたのだが、それは勘違いだったらしい。自分でもモヤモヤしていたので調べてみた。
UEFAの公式サイトによると、
とある。まず大前提としてイングランドでは最大で「5つのクラブ」がCL出場権を得られるとある。
今回でいえば、マンUがELで優勝してCLの出場権を得ても4位フィニッシュのチームがELに脱落するわけではないということ。だから4位を目指すアーセナルがマンUがELを優勝しないように藁人形に五寸釘を打ったり、お百度参したりする必要がないということだ。あーよかった。
そして、より大事なところは、「国内リーグの順位(4位でのフィニッシュ)はUELに回る」の部分。これがちょっとわかりにくいが、イングランドの場合、これの前提がCLとELの優勝チームがトップ4以外から出た場合に限るということのようだ。
今回でいえば、マンUがELを獲るのと同時にレスターがCLで優勝、それではじめて4位フィニッシュのチームがELに回されるということになる。
らしい。
そうなるとふと気になるのは、チェルシーがCLを獲った12/13シーズンで4位のToTが翌年のCL出場権を失ってELに回されたことがあった。いまのレギュレーションでいくなら4位のToTもCLに出場していたはずだ。UEFAのレギュレーションがあれから変更になったということなのか。そのあたりは調べたけれどよくわからなかった。
この件、ESPNのある記事のコメント欄でもユーザ同士でそうだいやそうじゃないなどと論争が起きていたように、結構混乱が起きている。
とくに4位を争うアーセナル界隈では、今年マンUのEL優勝が現実味を帯びてきている状況でヤキモキしている人も多いんじゃなかろうか。
とりあえずアーセナルのファンのみんなは、現時点ではマンUのことは忘れて、今日のサウサンプトン戦に勝つことだけを考えたらよろしいと思う。五寸釘を打つなら吉田麻也にしよう。